今年で2回目となるフランス菓子の祭典「フランス パティスリーウィーク 2022」が開催中! 全国160店以上が参加し盛り上がりを見せている今回のテーマはなんと「ミルフィーユ」。
小さな頃からミルフィーユをこよなく愛する編集部員が、押さえるべき実力派パティシエの王道から、ベーシックでいて夏らしく爽やかなアレンジをした逸品を厳選。そのほかにも各店舗の個性が光る進化系など、さまざな種類が展開されているから、ぜひこの機会にミルフィーユの沼にはまってみては。
ラズベリーの酸味が生きるアマン発ミルフィーユ
2021年10月にオープンした、アマン初のペストリーショップ「ラ・パティスリー by アマン東京」からは、ミルフィーユフランボワーズがエントリー。
見た目シンプルなミルフィーユは、バニラが香る濃厚なクリームムースリーヌが特徴的。フォークをいれるとさくっと軽やかで上品な食感のパイ生地と、ラズベリーの酸味が効いて、重くなりすぎずぺろりといただけます。
これぞ王道! シンプルイズベストを体現した逸品
目白の名店、エーグルドゥースの定番人気「ミルフィーユ」。自家製のフィユタージュアンヴェルセ(パイ生地)を香ばしく焼き上げ、ヴァニラビーンズを贅沢に使用したカスタードをサンド。パリパリとしたパイ生地の食感、まろやかでくせになるカスタードの美味しさを楽しめる、シンプルだからこそのミルフィーユの実力を見せつける逸品。定番で展開しているから、ぜひ一度は試してみて。
エーグルドゥース
https://www.instagram.com/patisserie_aigredouce/
フレッシュマンゴーが載ったアントルメ
ザ ストリングス 表参道内のカフェ&ダイニング ゼルコヴァで見つけたのは、フレッシュなマンゴーが爽やかな「マンゴーミルフィーユ」。
20cmほどと絶妙なサイズ感のアントルメは、2・3名で楽しめるから、手土産やプチギフトに
ぴったり。
しかもこちらの重厚な黒ボックスに入れて、テイクアウトできるから見た目も豪華で、プレゼント映えしそう。
修業中に訪れたモンサンミッシェルをイメージ
フランスで4年間修業を積んだシェフが2019年より西荻窪に開業、地元で愛される「パティスリー ホソコシ」。
今回エントリーしたのは、シェフがブルターニュ地方での修業時に、何度も訪れた世界遺産「モンサンミッシェル」からインスピレーションを受けて創作したオリジナルのミルフィーユ。そびえたつその姿がパイ生地とクリームで表現されています。