2017年4月号
2017.02.21

SPUR 2017年4月号

Fashion Blooms-春、モードの花が咲きました。-

今季花咲く「可愛い」トレンドにフォーカス! 「桜」「レトロフラワー」「人魚姫」をテーマに、世にも可愛いファッション・ストーリーで春のおしゃれを描きます。また、モードラバーを「可愛い!」とうっとりさせたディオールの新作を、ディレクターのマリア・グラツィア・キウリのメッセージとともにお届け。東京と世界の「可愛いおしゃれさん」のリアルなスタイルルポに、会話が生まれるキャッチーなアイテムを集めた「ハッピー・カンバセーション・ピーセス」など今すぐ役立つ企画も見逃せない!

PHOTOGRAPHY:MASANORI AKAO〈whiteSTOUT〉、STYLING:TOMOKO IIJIMA、HAIR:KOICHI NISHIMURA〈angle〉、MAKE-UP:FUSAKO〈OTA OFFICE〉、MODEL:SIMONA、COSTUME & CAP:MIU MIU

最新号の注目テーマを試し読み

2017年4月号

今年の桜は人生最高の桜です

豪華絢爛に咲いて、潔く散っていく。桜は、いつの時代も日本人の心に感動を与えてきました。4月号では、そんな永遠の春のモチーフ、桜をモードとカルチャーの両方からアプローチ。見て美しい、読んでためになる、桜特集です。例えば、“ハナミ”という職人の技術が息づくボッテガ・ヴェネタのバッグと早咲きの品種“河津桜”をともに撮影。この上なく美しい桜の競演が実現しました。

日本で一番早咲きの桜は何でしょう?(編集M)

本誌では河津桜の紹介をしていますが、河津桜よりも早咲きの桜があることをご存知ですか? 沖縄の寒緋桜と並んで日本列島で最も早咲きなのが、あたみ桜です。明治期にイタリアから熱海にもたらされ、その後、熱海市内のあちこちで見られるようなった桜で、なんと1月から咲きはじめるそう。河津桜に比べると あまり知られていなかったあたみ桜のように、誌面では、桜のお菓子や鈴木理策さんの写真、茨木のり子さんの詩など、桜にまつわるあれこれを紹介していますのでお楽しみに!

最新号の注目テーマを試し読み

2017年4月号

春と乙女と、レトロフラワー

今シーズンは60年代から70年代風のポジティブなムードのフラワープリントが花盛り。ひと目見るだけで「欲しい!」と素直に思えるアイテムがたくさんあるこのトレンドを、春らしいファッション・ストーリーでご紹介します。撮影の裏テーマは、デヴィッド・ホックニー。ロンドンからやってきたホックニーが魅せられた、LAの明るい色彩をインスピレーションに、春の気分を盛り上げます。

「レトロフラワーを着て、ホックニーワールドへ。」(編集T)

写真は、ホックニー気分を盛り上げるため、丸眼鏡をかけたモデルのノラ。オリジナルのヘアが金髪のマッシュボブ、というまさにホックニースタイルな彼女。眼鏡をかけてもらって、「今回のテーマはデヴィッド・ホックニーなの」と告げると、すぐに飲み込んで、アートの世界の女性像を演じてくれ ました。本誌では、アートなムードを出すために、写真の仕上げにもひと工夫しています。絵のような写真なのか、写真のような絵なのか。見る人をちょっと不思 議な気分にさせるレトロフラワーワールドにぜひ足を踏み入れてみてください。

最新号の注目テーマを試し読み

2017年4月号

トレンドスポッティング

グラフィカルなパターンやロマンティックなチュール、ステートメントTシャツにポップなイエロー……etc。陽気で楽しいモードが気分の今季。20年ぶりに続編が公開される『T2 トレインスポッティング』にちなみ、“トレンドスポッティング”と題してイチオシトレンドをご紹介します。“チューズ・ザ・トレンド、チューズ・ユア・フューチャー!”

2017年の『ヴァージン・スーサイズ』(編集K)

あの頃(90年代)、部屋の壁に貼っていた映画ポスターを裏テーマに撮影した「トレンドスポッティング」。スタッフとの打合せでは、思い出話が炸裂しまくりました。『トレインスポッティング』はもちろん、『オースティン・パワーズ』や『マトリックス』『レオン』など思い入れも人それぞれ。スタイリスト影山さんとキュンキュンしながら準備したのはロマンティック・チュールの1カット。そうです『ヴァージン・スーサイズ』です。みなさんは何を壁に貼っていましたか?

最新号の注目テーマを試し読み

2017年4月号

4月の人魚姫

90年代後半のニューヨークで、小さな輝きを放っていたショップ「メイル(MAYLE)」。昨年、8年間の沈黙を破り「メゾン・メイル(MAISON MAYLE)」としてモード界に戻ってきました! デザイナー、ジェーン・メイルのロマンティックかつスタイリッシュなセンスも健在。新作をフェミニンに着こなすジェーンは、まさに憧れの女性! 彼女の素敵な自宅でクリエイションの秘密を教えてもらいました。

開館前の水族館を貸し切りで!(編集O)

今回のロケ地としてお借りしたのは「横浜八景島・シーパラダイス」。無理を言って開館前の1時間を貸し切り状態で使わせていただきました。お客さんが誰もいない水族館は、とても静かでまた違う魅力が。イルカとも一緒に撮影をしました。このイルカちゃん、人に興味があるそうで、水槽の前に立っていると自分から寄ってくるのです(可愛い!)。仕上がりは是非誌面をチェックしてみてください。

最新号の注目テーマを試し読み

2017年4月号

私たちのディオール

ディオールの新アーティスティック・ディレクターに就任した、マリア・グラツィア・キウリ。初のコレクションには、私たちを夢中にさせる新しい「かわいい」がたくさん詰まっています。それはまさに、「お母さんの」ではなく、「私の」ディオール!と叫びたくなるほど。彼女の言葉とともに、ピュアで愛らしく、そして力強い新生ディオールの世界を堪能してください。

私のディオールはこれです!(編集K)

フレッシュで可愛らしく、ストリートなテイストも盛り込んだ新生ディオールは、これまでの美しい服では終わらないキュートさがありました。ショーを生で見て、血が騒いだことを覚えています。これは私のディオール、いや、私たちのディオールだ!と。中でもこのバッグに一目惚れ。エディ・スリマンがディオール オムで用いたBEEモチーフを復刻し、ハンティング風のミニショルダーに飾ったもの。iPhoneとリップを入れて出かけたいです。

最新号の注目テーマを試し読み

2017年4月号

可愛いおしゃれさんとつながりたい

「おしゃれな人の友達は、やはりおしゃれである」。そんな仮説を立て、モードな女性におしゃれな友達を紹介してもらうリレースナップを決行。さまざまな職種の40人の女性が登場し、東京の服好きな大人はほぼ全員出ている!? というくらいの迫力です。彼女たちが、冬から春にしたいスタイルとは? 明日の着こなしの参考になる、リアルで等身大のルックが満載です!

おなじみのあの人にも繋がりました!(編集I)

紹介形式のスナップだったので、リレーを走らせてからは誰に繋がるか編集部の私達も予測不可能。ちょっとドキドキしましたが、見事に「おしゃれさんのお友達はおしゃれである」仮説を証明する結果となりました。SPUR.JPの連載「デジタル・スタイリッシュライフ」でおなじみの市川渚さんも登場。アルバージェ ランジェリーの美しいレースドレスにダウンという意表をつくスタイリングは流石でした。

最新号の注目テーマを試し読み

2017年4月号

ハッピー・カンバセーション・ピーセス

カンバセーション・ピースとは、パッと目をひくキャッチーなルックスで、思わず「何それ!」「どこの?」「どうなっているの?」と前のめりに会話が始まるようなユニークなアイテムのこと。着ている自分はもちろん、出会った人までも楽しい気分になれるアイテムが、今のモードと私たちにはきっと必要なはず! 合言葉は「何それ、カワイイ!」です。

「究極のカンバセーション・ピース/君の名は」(編集W)

バチンと腕に叩きつけると、くるっと丸まって巻きつくオモチャのブレスレット。子供の頃、ありましたよね。まさか大人になってこんな形で再会するとは思いませんでした。SPUR4月号「ハッピー・カンバセーション・ピーセス」特集で紹介している、バレンシアガのネオンカラーのブレスレットです。付けていたら「何それ、カワイイ!」「懐かしい!」「触らせて!」と盛り上がること間違いなし。まさにカンバセーション・ピース。そして、そのやりとりに続いて、「これ、何て名前だっけ?」という難しい議論が始まるのです。ちなみに私のまわりではパッチンバンドという呼び方が優勢でした。英語ではスラップブレスレットと呼ぶようです。 皆さんは、何と呼んでいましたか?

2017年4月号

美肌スパイ大作戦

かつてSPURの誌面で活躍していた「坊手道子」なるキャラクターを知っていますか? 国内外の美容ネタをいち早く収集する、伝説の美容エージェントである彼女が10年ぶりにカムバック! 数年に一度のサイクルで大きく動く、2017年のスキンケアとファンデーションのトレンドをリサーチしてくれました。

伝説の美容スパイ、10年ぶりの復活(編集A)

「坊手道子」が帰ってきた! といってピンと来る方がいらっしゃったら「長い間読んでくださってありがとうございます」と言いたいです。10年前、3年間にわたり連載をしていた伝説の美容エージェント、それが坊手道子です。打ち合わせ時にバックナンバーをみて、思わず懐かしんでしまいました。2017年、「ソチ」というロボット犬を引き連れて、パワーアップして美容情報をお届けします!

最新号の注目テーマを試し読み

2017年4月号

美筋肉があればすべてうまく行く

アンチエイジングでも、ダイエットでも、筋肉がなければ代謝もあがらないし、冷えも取れない! そして大切なのは体重よりも体型。生命力に溢れたメリハリのある美筋肉ボディを目ざして体がなまる冬こそ筋トレしてみませんか?企画内では見ほれる筋肉の持ち主、フィギュアスケーターの鈴木さん、女子格闘家のRENAさんにインタビュー。これを読めば筋トレのモチベーションが上がるはずです。

二人の美筋肉にほれぼれ(編集A)

フィギュアスケーターの鈴木明子さん、女子格闘家のRENAさんに、筋肉についてインタビューしました。撮影時には鈴木さんにはフィギュアのポーズ、RENAさんにはハイキックなど、実践での動きを取ってもらったのですが、目の前で見るプロの動きは圧巻。まさに眼福の撮影でした。

最新号の注目テーマを試し読み

2017年4月号

東京の部屋のための、ソファと椅子

東京という住環境に制約のある都市で、ソファや椅子を選ぶなら。限られた空間にフィットするほどよいサイズで、かつ見た目や機能性も譲れない。引っ越しや生活の変化も多い春に役立つ、ソファと椅子のガイドをお届けします。おしゃれな人が愛用品からお値段以上の価値がある名品、またヴィンテージで探すならここ!というショップまで。運命の一脚が、きっと見つかります。

「子犬みたいな椅子がほしい」(編集S)

この特集を担当することになり、ファッション界の方々が実際に愛用している椅子やソファを徹底調査。その過程で、「私も新しい椅子が欲しい!」という気持ちがむくむくとわいてきて、引越しまでしました。リアルなおすすめコメントの説得力は違います。個人的に欲しいのは、なんだか犬みたいなイルマリ・タピオヴァーラのピルッカチェア。北欧家具のヴィンテージショップ「talo」で出合いました。ページをめくりながら、自分の部屋に置く妄想をするだけでも楽しいです、ぜひご覧ください。

最新号の注目テーマを試し読み

2017年4月号
FEATURE
HELLO...!