ラウールさんという“ダイヤモンドボーイ”

2020年9月号にて「奇跡の存在」として初登場いただいた（その際のインタビューがこちら）、Snow Manのラウールさん。それ以来、ほぼ1年ぶりにSPURへ出演いただきます！6月23日に発売するSPUR8月号にて、題して「ラウールと超青春」。 久々に姿を拝見すると、1年前も高かった身長がさらにすらりとしたような雰囲気も？ 相変わらず長い手足がとても目を引きます。今回は7月9日に公開する映画『ハニーレモンソーダ』に際しての企画。それにまつわる着用いただいた2ルックはともに、演じた主人公・三浦 界をイメージソースのひとつに。週末のオフな日のカーディガンと、制服とどこかリンクするようなシャツスタイルを纏ってもらいました。また限られた時間ながら、どこか青春映画のような質感にできたら素敵！とフィルム撮影にもトライ。いざルックを着て颯爽とカメラの前に立ったラウールさん。シャッターを切るごとにますます自由に、豊かなポーズを繰り出します。1カットごとに表情の機微も異なり、ますますパワーアップしている……！ と呼吸を忘れて見入ってしまいました。何より「こういうこと（ファッション撮影）を今後もやっていきたいですね」とコメントでも語ってくれた通り、ラウールさんご自身が生き生きと、楽しそうに表現している姿を見て、モデルという仕事の才能も改めて感じたのです。

さらに感動したのは、前述の衣装2パターンについて、それぞれ洋服の特性を瞬時に察知し、ポージングや動きの質を変えていること。『MEN’S NON-NO』のレギュラーモデルなどで活躍している経験もあって、よりアップグレードされているのかもしれません。グルーブ感に溢れたセッションのあとには、フォトグラファーとぐっと拳を合わせるシーンもありました。そうして上がってきたフィルムの写真は、一瞬を切り取った躍動感たっぷり。セレクトにはかなり苦心しました……。扉に選んだカットは、吸い込まれような澄んだ瞳に繊細さが見えるようで「これは大きく載せたい！」と採用。どのカットもラウールさんらしい無邪気な少年心や遊び心が随所に感じられて、美しく輝いていました。

インタビューでは、熱演した映画『ハニーレモンソーダ』の見どころやご自身の“青春時代”について、そして欠かせないSnow Manでの活動、そしてそこから飛び出して1人で仕事する上での気づきについても聞いています。昨年の取材の際に口にしていた「熱さが燃え尽きることなく、火をもっと大きくしていけたらいいな」という言葉も振り返りつつ、新たな現在地を描きます。映画にちなんだ「君はダイヤモンドボーイ」という本ページのサブタイトルには、ラウールさん自身がすでに輝いていて、そしてさらにますます輝きを増していく存在、という意味も込めました。またこうして取材や撮影ができる機会があることをすでに願っています。8月号、ぜひご覧ください！ そしてドキドキしたり、切なかったり、キュンとしたり。ジェットコースターのような感情の波を味わえる映画の公開もお楽しみに。

※売り切れの際は全国の書店もしくはコンビニエンスストアでお買い求めください