「中山咲月」という、ひとりの人間

photography: Michi Nakano

SPUR5月号では、モデル・俳優の中山咲月さんにインタビューしています。以前、「私はCELINEのメンズを着る」という企画ではエディ・スリマンが手がけたメンズコレクションを纏い登場してくれました。それからますます、クールな持ち味を活かして多方面で活躍の幅を広げている存在です。ただその進化の影では、自らのアイデンティティに悩み、考える日々を送ってきた、とも語ります。真摯に自分自身と向き合ってきて新たに得た気づきや、未来への展望について、この取材では伺っています。

photography: Michi Nakano

印象的だったのは「社会の決めた枠組みに、できればこだわりたくない。『中山咲月』という、ひとりの人間として見てもらえたら、それがいちばん居心地のいい状態です」という言葉。つい対面した相手を何かの枠組みに無意識にカテゴライズしていたり、されていたり。自分もフラットに他者と対峙できているだろうか、と改めて省みるきっかけとなりました。

今回の誌面での写真はすべて中山さんの私服。撮影は、フォトグラファーの方とも会話しつつリラックスしたムードで行われました。燦々と射す光が、中山さんが見据える明るい未来をを体現しているよう。「中山咲月、あるがまま」。ぜひ誌面でご覧ください!

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