日本は世界の中で香水の消費量が少ない国であるとずっと言われてきましたが、最近おしゃれ感度の高い人を中心に、香水文化が盛り上がりつつあると感じます。シュプール６月号では「推し香水物語」と題して、ラッパー、俳優、学者、漫画家などさまざまな８名の方が「推す」フレグランスと、それにまつわるエピソードをエッセイ形式で紹介します。読んでいるとその１本が匂い立ってくるような、目で「かぐ」香りのテーマです。それぞれのエピソードをインティメイトな雰囲気の写真で表現しています。
たとえばこの写真。喫茶店でコーヒーを飲んでいたとき、見知らぬ人から「その香り……」と話しかけられたという、ビューティエディター・AYANAさんのエピソードをもとにフォトグラファー・木村和平さんが撮影してくださいました。
シュプールで連載を担当してくださっていた、俳優・秋元才加さんのお話も掲載しています。AKB48時代にメンバーの一人がつけていたものが、忘れられない好きな香りだそう。とても素敵なエピソードなので、どんなフレグランスかはぜひ誌面で確認してみてください。
