買いだめ決定！ 残りの人生ずっと一緒に走りたい【アンプリチュード】の名作6選

リキッドファンデーション。さすがのRUMIKOさん、と拍手喝采のベースメイク第一号がこちらでした。リキッドだけれどちゃんとカバーできて、軽やかなのにぴたりと肌に留まる。仕上がりは羽のように薄く、粉っぽさもない。良質で超微粒子の酸化チタンを採用し、なんと粉体の大きさを均一に。処方では、剤を混ぜ合わせるときの速度や温度設定に研究を重ね、ゆっくりと容器の中で熟成するのです。まるで美味しいお酒のように大切に大切に寝かされたリキッドファンデーションは、一度その魔力を知ると離れられなくなる存在。ミニサイズを持ち歩いて、お化粧直しに使うこともしばしば。デビュー直後から愛しすぎて、おそらくいちばん早くボトル1本使い切ったのは私だと自負しています。

こんなに幸せで、香り豊かなリムーバーが存在しただろうか？ ラベンダーの香りが、「オツカレ！」って爽やかに語り掛けるんですよ、脳内で。ボトルの中も、みずみずしいラベンダー色。マスカラを落とすとき、あまりに油分が強いと洗い上がりがサッパリしない。かといって油分が少ないと、色材とのなじみが悪くなる。油性と水性成分をギリギリまでせめぎ合わせ、たどり着いた黄金バランスが、油性６：水性４でした。ヒアルロン酸やアロエベラエキスなど、スキンケア成分もふんだんに。加えてシルクエキスとアルガンオイルがまつ毛をやさしくケアし、素のまつ毛もツヤツヤに導くんです。このリムーバーと出合ってから、帰宅して洗面台に向かうのが楽しみに。今では玄関から小走りしてボトルを掴むくらいです。

アイラッシュカーラー。日本人の骨格を徹底的に分析し、カーブを形成しました。すべてのまつ毛をとらえます。そう、１本だって逃がさない！ こんなに使いやすいカーラー、出合ったことがありませんでした。手もとがまったくぶれません。なんでだろう……としげしげと眺めたら、秘密は持ち手のデザインにあったんですね。大抵は心もとない１本の骨組みでデザインされているところ、骨組みがダブルになっているので指先にしっかりはまるんです。

むっちりまつ毛をグリップする黒のゴムは、何回も何回も買い足しました。ゴムも早く買いだめしなくては！

口紅を塗るならこれがなきゃ。ネイルのエナメルトップコートのような、デキ過ぎる名脇役です。唇・乾燥子の私、ふと鏡を見るとワクだけ色が残っていることがしばしば。この３年で唇の乾燥は加速し、脱マスクを果たしたこの春も悩みの種に。救世主のように舞い降りたのが、小さなボトル。スポイトでほんの数滴、唇を塗り、ティッシュをそっと。もう一回、色を重ねてさらにティッシュでおさえたのちに、リップコートをポンポン。このひと手間で、色とツヤが一気にロングラスティングになるんです。手持ちのあらゆる口紅に使える点もいい。おかげでワク人間から卒業できました。

こんな日焼け止め初めて！ 透き通る羽衣をミルフィーユのように重ねて出来たような、透明感あふれる仕上がりが段違いの名作。白浮き知らずなのにSPF50+・PA++++。大人の肌に光を運びながら紫外線から守ってくれる、オールイヤー肌にのせて心地よいサンスクリーンは、編集部でもファン続出。ファッションエディターたちにも大人気です。

時短の鬼、と呼んでます。今年生まれたペンシル型のアイカラー。初の単色アイカラーでした。女性の小指の硬さや大きさをイメージして、「指の代わり」になるように設計されたチップが素晴らしい。今年の頭から、ずーっと使い続けています。限定品として発売されたのがもったいない！ どんな女性でも片手で自然な陰影をワンストロークで作れる、忙しい女性のための応援歌がかたちになったのが、この１本でした。

RUMIKOさんは言いました。有能な人は美しい、愛ある人は美しい、と。才能あふれるクリエイターが、惜しみない愛情を注ぎこんでこしらえた美への切符が、すべてのアンプリチュードには付いているんです。今こそ、アンプリチュードと一緒に大人の生き方について考え直してみたい。手に取れば、肌にまとえばおとなでいることが嬉しくなる、こんなブランドを生み出してくれた尊い仕事に、改めて心からの感謝を！