おしゃれを鍛える【テルマ】のシアードレス #深夜のこっそり話 #1657

この時期になると毎年同じことをぼやいてしまいますが、1年って本当に早いですね。あと1ヵ月足らずで2022年が終わってしまうという事実に動揺しまくり。きっとこのままドタバタと新年を迎えてしまうんだろうなあと予想しています。あっという間に過ぎてゆく師走を全力で駆け抜けるためにも、パッと気分が上がるアイテムを買わねば! そう深夜に思い立ち、寝落ち寸前のほぼ白目状態でポチッたのが、編集部にもファンの多い新鋭ブランド、中島輝道さん手がけるTELMA(テルマ)のチュールドレスです。

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チュールドレス¥35,200/テルマ

こちら、セカンドシーズンとなる2022年秋冬コレクションのアイテムです。勝手に名付けて「紅葉(こうよう)ドレス」。彩度抑えめのシックな赤のプリントが視界に飛び込んできた瞬間、ボケボケのピントがバチッと合いました。これを着れば真冬でも紅葉が楽しめるかも~♪と“こうよう(高揚)”した次第。

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程よくハリ感があって体にまとわりつかず、自宅で気軽に洗濯できるのがうれしい。

ダジャレはさておき、軽やかな透け素材にあしらわれた花柄が繊細で、風に吹かれてちりゆく葉を眺めているよう。季節の移り変わりを思わせる儚い情景が、脳裏にぼんやりと重なりました。華やかだけれど、よく見るとその模様がヒョウ柄のようにも見えます。独特のエッジの効かせ方や、ほのかに毒っけを感じさせる色使いが絶妙です。

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レイヤードも自由自在。デニムのロングスカートとの組み合わせが気に入っています。

このドレスを迎え入れてから、スタイリングの幅が格段に広がりました。ニット&デニムのプレーンな組み合わせに重ねるだけで雰囲気が一変するのはもちろん、レイヤードを工夫して見せる面積を調節すれば、着こなしがグッとモードに前進するんです。インに柄アイテムを合わせると喧嘩するかなと思いきや、ものによっては不思議なケミストリーが生まれることも。冬の寒さが年々体にこたえて、服に機能性ばかり求めてしまうのですが、このドレスに出合えたおかげでおしゃれすることの楽しさを再認識できました。普段の装いを味変させるインパクトがありながらも、手持ちのワードローブにスッと溶け込む包容力もあわせ持つ。それこそがテルマの最大の魅力だと思います。眠気で朦朧としながらポチッたとは思えないくらい、スマートな買い物だったなと自負しています!

エディターHAYASHIプロフィール画像
エディターHAYASHI

生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。

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