フルセットで揃えれば、トレンドフェイスがすぐ! 春の"推し色"ベストコンビネーション【2023年春のビューティトレンド大解剖Part.4】

ビューティ・プロ4名がこの春絶対トライしたいメイクアップと、それを実現するための新色をセットで提案。モードな顔づくりに不可欠なバランス感覚を参考にしたい。

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「ベージュのツヤ感で仕上げるフレンチシック スタイルに」
メイクアップアーティスト 松井里加さん

「インスピレーション源にしたいのはルイ・ヴィトンと彫刻家、ケネディ・ヤンコがコラボレーションしたキャンペーン! 特にときめいたのがビジュアルに起用されたレベッカ・リー・ロンゲンダイクのメイクアップです。ヘルシーながらも洗練されている、あの佇まいに憧れる……。全体をベージュトーンでまとめながら、コーラルピンクやオレンジ系のチークとリップで血色感を出すのが気分。頰骨の上にブロンズのハイライトを入れ、ラグジュアリーなツヤ感とフレッシュさを。ネイルはビビッドな赤でエッジィに仕上げたい」  

1 肌なじみのいいゴールドベージュ。目もとを美しく見せながら、骨格も引き立てるアイシャドウ。

ディメンショナルビジョンアイパレット 13 ¥7,150/THREE

2 ローズがかったバーガンディカラーで、コケティッシュな印象に。

ディオール ヴェルニ 857 ¥3,520〈限定色〉/パルファン・クリスチャン・ディオール

3 なめらかに肌にとけこむピーチベージュ。

ルージュ アリュール ヴェルヴェット 60 ¥5,500/シャネル

4 繊細なパールがさりげなく光を放ち、生き生きとした表情に。「ハイライト効果も期待できます」。

インジーニアス パウダーチークス N EX-22 ¥3,300〈限定色〉/RMK Division

「温かく、ヌーディな目もとには、まつ毛とリップでひねりをプラス」
ビューティエディター 森山和子さん

「コロナ禍を経て、カラフルなアイテムを使って遊ぶアイメイクは楽しみ尽くした今日この頃。目もとは、ウォーミーなヌードメイクが気分です。コーラルがかったベージュパレットや、その延長線上にあるような肌なじみのよいゴールド、ミモザイエローといったカラーが気になります。チークもベージュピンクで合わせ、肌トーンの数歩先くらいのニュアンスをプラスして。そこにリップを差し色できかせるのがしっくりきています。そしてまつ毛は黒一択! 自まつ毛を自然に際立たせて、クリーンに盛りたい」  

5 シックなブラウンで、スタイリッシュな印象に。

トリートメント ラッピング リップ 02 ¥4,400/SUQQU

6 透け感のあるイエローゴールド。

インフィニット シングル アイズ EX-02 ¥2,750〈限定色〉/RMK Division

7 「アイシャドウとも合わせやすく、自然な血色感を与えてくれる」。

ルナソル カラーリンググレイズ EX07 ¥6,820〈限定色〉/カネボウ化粧品

8 美しいカールをキープしながら、ほどよいニュアンスも出すマスカラ下地。

ザ マスカラ プライマー カール フィクサー 001 ¥3,300/ADDICTION BEAUTY

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「ポジティブな色を駆使してレトロポップ フェイスにトライ」
メイクアップアーティスト KIE KIYOHARAさん

「秋冬はブラウンが基調のメイクアップが主流だったので、春らしく軽やかな色に挑戦したい! ビビッと来たのは、Acne Studiosの2023SSメンズコレクションの世界観。90年代風の雰囲気が今また新鮮に感じたんです。そんなノスタルジックな装いに合わせたいのは、今季のトレンドでもあるくすんだイエローや、渋いカラシ色。少しレトロ感がありながらもフレッシュに見えるメイクアップに仕上げたいですね。黄色は単色使いするのではなく、ベージュの上に重ねたり、深いグリーンやボルドーといったカラーで引き締めて」  

9 春らしい色の揃ったマルチカラーパレット。「イエローをアイホール全体に薄く塗ったら、紫の締め色で引き締めて」。

シグニチャー カラー アイズ 122 ¥7,700〈限定色〉/SUQQU

10 クリアなツヤを与えてくれる、クリームシャドウ。「重ねづけして使いたい」。

ザ アイシャドウ クリーム 114C¥2,200〈限定色〉/ADDICTION BEAUTY

11 「ブラウンリップに重ねて、ニュアンスを楽しみたい」。

ディヴァインリップジェム 01 ¥3,850/THREE

12 深みのあるマットなイエロー。目もとにとけ込みさりげなく主張。

アイディファイニング ペンシル EX-01 ¥3,300〈限定色〉/RMK Division

「感覚のまま、自由に輝きをのせる、"アクセサリーメイクアップ"を!」
ビューティライター 浦安真利子さん

「ドラマ『ユーフォリア』に出てくる女の子がグリッタリングなメイクアップで大学に通うシーンを見て、こういう遊びを当たり前にできるセンス、すごくいいなと。偏光系のアイシャドウを指でドットのようにのせたり、ラメ入りマスカラを眉頭だけにつけてみたり……。お決まりのルールにとらわれず、"どこを光らせたらおしゃれに見える?"という感性をただひたすら研ぎ澄ませて。アクセサリー級の存在感が出るのであえてジュエリーはつけず、シンプルかつ、カジュアルな服装で全身のバランスをとるのが今の気分です」  

13 微細なラメがグリーンやピンクに偏光。

エレガンス ラズル アイカラー 36 ¥2,310/エレガンス コスメティックス

14 「唇にはビニールのようなグロスで"面"の光沢を。目もとの"粒"の輝きを引き立てつつ、計算された抜け感が出ます」。

ヴィセ エッセンス リッププランパー SP001 ¥1,430(編集部調べ)/コーセー

15 「まばゆいきらめきも黒で締めればマチュアなムードに」。

シュアネス アイライナーペンシル 16 ¥3,080/セルヴォーク

16 毛流れを構築する眉用ジェルワックスにグリッターを浮かべて。

ケイト フェザーブロウメイカー EX-2 ¥1,100(編集部調べ)〈限定品〉/カネボウ化粧品

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