BTSやパク・ソジュンのギャップにやられる！ 猛暑疲れが吹き飛ぶ【韓国最新バラエティ番組】にときめいて、癒される！

BTSのマンネこと通称“グクミン”でお馴染みのJUNG KOOKとJIMIN。昨年12月に同伴入隊したふたりですが、今年は長男JINがカムバックしたこともあり、2025年のBTS完全復活が少しずつ見えてきましたね。で、グクミンと、3話以降のチェジュ島ロケで合流するテテことVが撮影当時に度々Instagramで匂わせていたので、配信日の情報に関して首を長〜くして待っていたARMYたちが、週一（木曜配信）の楽しみにしているであろう本バラエティ。グクミンは2017年の東京旅行以来約6年ぶりの旅となるわけですが、今回は特に自由すぎるJUNG KOOKとVに振り回されるJIMINの図。寝っ転がっているところに水鉄砲で集中攻撃されたり、それに渋々付き合ったりと、J-HOPEたちヒョンラインと一緒にいるときとはまた違う空気感がいい。まだ3話までの視聴ではありますが、全８話。1話ずつ噛み締めながら観たいと思います。

原題は『이게 맞아?!』で「これでいいの?!」「これで合ってる?!」のようなニュアンス。この若干ゆるいタイトルも絶妙な塩梅でいい。笑い9割、真剣１割くらいの分量で、時々音楽の話を真面目にするシーンがより際立つし、心に刺さるんですよね。かなり素に近いナチュラルな姿が堪能できることも、韓国バラエティの醍醐味です。１〜２話はグクミンペアでアメリカが舞台。３話以降はチェジュ島、そしていずれは札幌（！）と、とにかくグルメに欠かせない場所ばかりなので、お察しの通りJUNG KOOKとVの食べっぷりが最高によく、それを観ているだけで幸せな気持ちに。活動時期はどうしても食べるものを制限しなくてはならないことも多いし、いっぱい食べて……となにやらオンマの気分。『In the SOOP BTS ver.』然り、これはどのアイドルグループのバラエティ番組でも感じますが、みんな食べているときがめちゃくちゃ幸せそう！！ そしてその姿を観ているだけでエネルギーチャージになるのですよね、私たちは。

アメリカでのJUNG KOOKのカヤック“ぼしゃん”事件（笑）も必見だし、チェジュ島でのアスレチックパークでのはしゃぎっぷりも愛らしいし、ゴーカートの楽しみ方も三者三様で面白いし、４話以降はシュノーケリングもあるしと。終わってほしくないけれど、早く続きが観たいという衝動に駆られますね。そして間接的に自分も自然を楽しんでいる気分になれるというか、これぞ妄想トリップだわ〜と終始穏やかな気持ちになれます。何層にも連なるヒーリングパワーを注入しているかの如く、日々の疲れが飛んでいく！（エディターK）

何も考えずに癒されたい。こわばった心を解きほぐしたい。そんなあなたにはコレ。社長のイ・ソジンを筆頭にチョン・ユミ、パク・ソジュン、チェ・ウシクという第一線のスター俳優を当たり前のように起用しちゃうナ・ヨンソクPDの大人気リアリティ番組ですが、遠く離れた異国で韓国料理店を切り盛りする姿を映し出していくだけなのに、ドラマも事件も一切ないのに、ただ作ってサーブして片付けてという繰り返しなのに、なぜか観ていると自然と微笑んでいる自分がいるというか。

太陽の国メキシコでキンパやホットクなどいわゆる韓国B級グルメの店を開いたシーズン１はBTSのテテことVがインターンとして出演したことでも話題となりましたが、今回のシーズン２は極寒のアイスランドに舞台を移し、メニューも石焼ビビンバやコムタン、カルビチムなど韓国伝統料理に一新。兵役中のVに代わってコ・ミンシが新たにインターンとして参戦しているのですが、このミンシがスゴイ！ 敵役からヒロインまで幅広いキャラをこなす実力派20代俳優ですが、これがなりふり構わず働くのなんのって。厨房は晴れて正社員に昇格したウシクを交えたユミ、ソジュンの3人がそれぞれ日替わりでシェフを担当し腕を振るうのですが、ミンシはその助手役。ビビンバの盛り付けからカルビチムの天ぷらの二度揚げ、シェフのサポート、皿洗いなどなど実に手際よくバリバリとこなしていくさまが痛快というか。メキシコでは最初閑古鳥が鳴いていたソジンのお店も、今回は最初から行列ができる大人気ぶり。

その忙しさから、トイレの時間さえも惜しみ、常に厨房にいるというど根性ぶりまで発揮するミンシ。ウシクには「お願いだから休もう」と言われるし、厨房のエース・ソジュンも「こんな人材は何年ぶりだ！」と大感動。V危うし（!?）。オーロラの突然の出現や誕生日を迎えたウシクへのサプライズなど、ちょいちょい挟み込まれている他愛ないエピソードも笑顔を誘いますが、おいしい料理を幸せそうに頬張る客たちを観るだけでも癒される不思議。やっぱり食べ物の力って偉大！ それにしてもパク・ソジュン。『青春MT～Re：メンバーアゲイン～』では人見知りキャラダダ漏れでしたが、今回も最初はミンシとなかなか目を合わせなかったり、接し方が硬かったり、やっぱり人見知りなのねとつくづく。そのバリアが徐々に解けていく感じもいい感じ。やらせ一切なしの韓国バラエティは、そんな大スターたちの素顔を見つける楽しみも満載です。（さすらいのライター山崎）

１年のうちに心震えることって何回あります？　「あまりないなぁ……」なんて人にはぜひこの番組をおすすめしたい。サバイバルオーディション番組は数あれど、こちらは４人組のボーカルボーイズグループを作り上げるという新種コンテンツ。当然、勝負どころはボーカルの実力。つまりはどんだけ人を感動させられる“歌うま”かどうかに絞られているわけなのですが、その参加者たちが、とにかくすごいのなんのって！ アイドルグループのメインボーカルをはじめ、シンガーソングライター、ミュージカル俳優、ソロ歌手など、現役組をゴロゴロ交えた実力者たちが40人。しかも、全員が『BOYS PLANET』や『プデュ』（通称）など名だたるサバ番を経て来ているツワモノばかり。最終的に4人が決定されるまでに６つのミッションが用意されているのですが、その最初のミッションからもう鳥肌ものの連続。

仮りで振り分けた4人1組の10グループが、BIGBANGの『IF YOU』やソン・シギョンの『君のすべての瞬間』などなど永遠の名曲10曲をミッション曲にして競い合うわけで、１組１組歌うごとに何度心震わされることか。音域の広さや音量などが半端ないのはもちろん、トーンの出し方やシャウト、息遣いなど自在に操れるテクニックも多彩で、歌声という圧巻の表現力で個々の魅力を際立たせつつも、ハモリを含めた完璧なハーモニーで名曲を紡いでいくすごさ！ その後ミッションは2人組対決、3人組対決、そして4人組対決とまさにBuild Upしながら進んでいくのですが、そのバトルは回を追うごとにぐんぐんヒートアップ。審査員もすごいですよ〜。

サバイバル常連ソクフン、NU’EST出身BAEKHO、BTOBウングァン、MAMAMOOソラ、Red Velvetウェンディ、Wanna One出身キム・ジェファンなど現役の実力派ボーカリストばかり。加えてスペシャル審査員にはSEVENTEENのスングァンも。で、そんな彼らが１曲ごとに毎回毎回、マジで悶絶しまくるというか。スングァンの「歌に真心を込めると、心が震えたまま余韻が残ります」とか、ウングァンの「むしろ僕たちが学ぶことがありました」とか、その激しいリアクションや厳しく温かなコメントだけでも私はご飯３杯いける！ 最終的に選ばれた4人はB.D.Uというグループ名ですでにデビューしていますが、その結果を知っていても、間違いなく圧倒的な感動に浸れるはず。ちなみに私の推しはONE PACTジェイ・チャン、CIXスンフン、JUST Bベイン、A.C.Eイ・ドンフン、チョン・スミンでした。さて、あなたは？（さすらいのライター山崎）