写真家の戎 康友と編集者・文筆家の鈴木るみこが数年をかけて何度も訪れた英国の庭園を巡る旅の記録が、写真集『みどりの王国 The Kingdom of Green』（⻘幻舎）として完成。2023年8月下旬の発売に先立ち、東京・東神田のminä perhonen elävä IIでは、8月12日（土）までの会期で本書の写真展が開催されている。
写真家の戎 康友と編集者・文筆家の鈴木るみこによる写真集『みどりの王国 The Kingdom of Green』（⻘幻舎）が2023年8月下旬に発売されるのに合わせ、現在、東京・東神田のminä perhonen elävä IIでは記念の写真展が開催中だ。
『みどりの王国 The Kingdom of Green』は、鈴木の「“みどりのゆび”を探しにいく」というひと言から始まった、イギリスの庭を巡る旅の記録。イギリスでは植物をよく育てる人は神様から“みどりのゆび”を授けられたと讃えられ、何にもまして羨ましがられる才能とも言われている。
2人は雑誌の庭特集の取材撮影で、チャールストンファームハウス、ベス・チャトー・ガーデン、マンクス・ハウスなど、英国の10ヵ所あまりの庭園を訪ね、記事にしてきた。「変わらずに変わり続ける」庭に胸打たれた鈴木は、数年をかけて戎とともにこのシリーズを形にしたのだという。
この写真集は主に戎がフィルム撮影した写真と、2018年に亡くなった鈴木のテキストで構成されたもの。minä perhonen elävä IIでは刊行に先立ち、本書の販売も行われているので、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
「みどりの王国 The Kingdom of Green」
会期：〜8月12日（土）
会場：minä perhonen elävä II（東京都千代田区東神田1-2-11 201号室）
会期中無休・入場無料
https://www.mina-perhonen.jp/elava/
