ファッションとアートの境界を越えて活躍する写真家、ヴィヴィアン・サッセンの個展「Myriads」、The Massにて開催中

東京・原宿のギャラリー、The Massでは、2026年11月8日(日)までの会期で、オランダの写真家、ヴィヴィアン・サッセンの国内では2年ぶりとなる個展「Myriads」を開催中だ。未発表作品から長期にわたり継続的に制作されているシリーズまで、彼女の多層的なイメージ世界に触れることができる。

東京・原宿のギャラリー、The Massでは現在、オランダの写真家、ヴィヴィアン・サッセンの個展「Myriads」を開催中だ。

東京・原宿のギャラリー、The Massでは、2026年11月8日(日)までの会期で、オランダの写真家、ヴィヴィアン・サッセンの国内では2年ぶりとなる個展「Myriads」を開催中だ。未発表作品から長期にわたり継続的に制作されているシリーズまで、彼女の多層的なイメージ世界に触れることができる。

東京・原宿のギャラリー、The Massでは現在、オランダの写真家、ヴィヴィアン・サッセンの個展「Myriads」を開催中だ。

ファッションとアートの境界を越えて活躍すの画像_1

Viviane Sassen《2 Friends》

サッセンは1972年、オランダ・アムステルダム生まれ。幼少期をアフリカで過ごした経験から得た色彩感覚を作品の源泉とし、静物、ポートレート、風景など幅広い被写体を通じて、幾何学的な形態や身体表現の抽象化を特徴とする独自の視覚言語を確立してきた。2011年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)の「New Photography」展に参加、2013年には第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ「The Encyclopedic Palace」に出展。2023年はヨーロッパ写真美術館(MEP、パリ)で大規模な回顧展を開催し、2024年には日本で「KYOTOGRAPHIE」にて大規模個展を開催するなど、30 年以上にわたり国際的に活動を続けている。

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Viviane Sassen《Roma》

作家活動の一方で、ミュウミュウ、ルイ ヴィトン、ディオールをはじめとする世界的ラグジュアリーブランドのキャンペーンや、雑誌の撮影も多く手掛けてきたサッセンだが、彼女にとってファッションとアートは対立するものではなく、地続きの表現だという。商業写真の現場で培った色彩感覚や構図の緊張感を作品に持ち込み、逆にアートとしての視点をクライアントワークに反映させることが、彼女の作品世界を唯一無二のものとしてきた。

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Viviane Sassen《White Socks #2》

サッセンにとって国内2年ぶりとなる本展は、未発表作品に加え、長期にわたって継続的に制作されているシリーズ「Frau Holle」も紹介するもの。単なる回顧的な展示ではなく、現在も進行中の探求の一端を提示する構成となっている。タイトルの「Myriads(無数)」について、サッセンは「単純にこの言葉の響きが好きなんです……どこか古代的で、優雅な感じがして。それに、万華鏡のような、無数の可能性を示す言葉としても気に入っています。場所、顔、生きているもの、そして塵――写真がもたらす、尽きることのない可能性を表しているんです」とコメントしている。

大判プリントならではの色彩や質感の迫力、複数の作品が並置されることで生まれる連想や対話など、写真集や画面越しでは味わえない体験が楽しめる、貴重な機会。30年に及ぶキャリアを誇る写真家の多層的なイメージ世界に触れてみては。

ヴィヴィアン・サッセン「Myriads」
会期:〜2026年11月8日(日)
会場:The Mass(東京都渋谷区神宮前5-11-1)
開廊時間:12:00〜19:00
定休日:月・火曜
http://themass.jp/