口福なニュース、届けます「フーディのための最新ジャーナル 11」

PANIFICIO VIVIANI（パニフィーチョ ヴィヴィアーニ）

「オルランド」の小串貴昌シェフがイタリアのパンと焼き菓子の魅力を伝えたいと、「シニフィアン・シニフィエ」出身のパン職人・布施優希さんとタッグ！ フードライターの佐々木ケイさんも次のヒットスイーツとして注目するボンボローニは、揚げたふわふわの生地に砂糖をまぶし、クリームをイン。レモンが香るカスタードで現地の味を再現。ボ

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東京都杉並区永福4の5の18
電話：03-6379-1366
営業時間：9時〜18時
定休日：月曜

L'atelier MOTOZO（ラトリエ モトゾー）

シチリア州生まれの揚げ菓子カンノーリは国民的ドルチェ。頰張ったときの、パリッと揚げた筒状の生地と柔らかなクリームの対比がたまらない。イタリア菓子歴史研究家の肩書を持つ藤田統三シェフは伝統にオマージュを込めながらも、オリジナリティをプラス。リコッタチーズだけで作ったオレンジとチョコのクリームを両サイドから詰め、2種の異なる味が楽しめる。

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東京都目黒区東山3の1の4
電話：03-6451-2389
営業時間：13時〜17時
定休日：月・火曜

Litus（リートゥス）

ライターの広沢幸乃さんがリコメンドする、シチリアやロンバルディアでペストリーシェフとして活躍した塩月紗織さんのイタリア菓子店。大人気のカンノーリのほか、レアな逸品や定番ドルチェも並ぶ。気取らないおやつの雰囲気を出しつつ、ひと味違うあと引くおいしさだ。

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東京都中央区新富2の9の6
電話：03-6275-2797
営業時間：11時〜18時
定休日：火・水曜

uRn. chAi&TeA（アーン チャイアンドティー）

表参道COMMUNEにキッチンカーを出店していた人気ティーショップが昨年恵比寿に移転。オープンキッチンからは大鍋で煮出すチャイの香りが漂い、一口飲めば異国に来たような非日常的な気分に浸れる。茶葉はアッサムにウバを組み合わせ、数種のスパイスをブレンドし自家製の黒糖シロップで甘みをプラス。ドイツの街中で食べられる、カリー味のソーセージをイメージしたグリルドサンドイッチも絶品だ。

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東京都渋谷区恵比寿1の22の23
電話：080-9179-8317
営業時間：9時30分〜20時　無休

モクシャチャイ中目黒

日本人の母とインド人の父を持つオーナーにとって、家族が体調や季節に合わせてスパイスから調合し、毎日作っていたチャイは幸せな時間の象徴だ。インドでは一日に何杯も飲む習慣があり、ひと息つくときはそばにチャイがある。ロイヤルマサラチャイはアッサムティーにシナモンやカルダモンなど5種のスパイスをブレンドした本格的な味わいを、フォームでマイルドに。

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東京都目黒区東山1の3の6クレール東山 2F
電話：080-8438-7579
営業時間：11時〜18時30分
定休日：月・火曜

ホルン

行列のできるケーキとパンの店「ホルン」には、午後のお楽しみを求めてやって来る人たちがいる。お目当ては14時から18時限定で販売されるクレープ。薄めの生地で外はこんがりパリパリ、食べ進めるともっちり食感に。トッピングはカルピスバターと砂糖のみ。心満たされるノスタルジックな味わいだ。

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東京都渋谷区上原1の2の1 101
電話：03-6804-8265
営業時間：10時〜19時
不定休

EQUALLY（イクアリー）

「パティスリィ アサコイワヤナギ」などで経験を積んだパティシエ、友納滉一さん。彼の真骨頂はケーキに近い構成で作る、スペシャルクレープ。7月限定フレーバーは旬の桃とバラがアクセントに。ジュレやマリネ、クリームとソースにも贅沢に使い、味の変化まで計算された完璧なバランスに、舌鼓を打つこと間違いなし

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東京都渋谷区渋谷2の2の4 青山アルコープ204
https://equally-creperie.com/
営業時間：11時〜16時LO
定休日：水曜、不定休あり

Picard（ピカール）

ポロネギ、ニンジン、ジャガイモ、インゲン、カブ、根セロリ、玉ねぎのセット。フランスで修業を積んだ菓子研究家・フードコーディネーターの菖本幸子さんも「ポタージュにするとフランス野菜のいい意味での青み、うま味、香りが堪能できる」と活用中！　大容量でコスパも抜群。

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https://www.picard-frozen.jp/

井村屋

包みたてのおはぎを急速冷凍することで、生菓子本来の鮮度を保つ。そのおいしさが評判を呼び大ヒット！　つぶあんを国産餅米で包み、国産きな粉がたっぷりまぶされている。老若男女に愛されるシンプルで素朴な味わいは冷凍庫に常備しておきたい。

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井村屋お客様相談ルーム
0120-756-168

bibigo（ビビゴ）

ライターの海渡理恵さんが教えてくれたのは、Kカルチャー好きの間で大人気の韓国発の食品メーカー。韓国春雨を海苔で巻いた天ぷらは、中はモチモチで外はカリッと、おつまみにもグッド！ 海渡さんはトッポギのインスタントを一緒に購入するのが定番で、現地のようにタレをつけて食べるそう。

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CJ フーズ ジャパン（ビビゴ）
0120-983-343

NOMURA SHOTEN（ノムラ ショウテン）

数々の人気バーを仕掛け、国内外で活躍するバーテンダーの野村空人さんが、自身初の実店舗であるリカーショップをオープン！　フランクにお酒と出合ってほしいという思いから角打ちスペースも設け、コロナ禍で増えた家飲みのアップデートを目指す。セラーには世界中から厳選したお酒が揃い、購入可能。店頭では野村さんがプロデュースしたスピリッツをはじめ、レアな酒類などをトニックやソーダ割りで提供する。下町の風情とモダンなセンスがミックスされたいい気が流れる空間だ。

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東京都台東区三筋2の5の7 カミヤミスジクラマエ1F
電話：03-5846-9755
営業時間：15時〜22時
定休日：月曜、年末年始

Maple Pizza（メープル ピザ）

「ピザスライス」で腕を磨いたピザ職人の高橋政智さんが独立後に選んだ場所は東京のブルックリンとも呼ばれ、盛り上がる蔵前。ニューヨークスタイルのピザにぴったりの場所だ。毎日4〜5種類がカウンターに並び、テイクアウトをメインに、ダイナーのようなムードの店内でアツアツのピザを食べることもできる。ピザトーストのような懐かしさを感じてもらいたいという思いから、少し柔らかめの生地とほんのり甘いトマトソースにこだわった。さっくりと軽い食感でペロリと食べられる。

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東京都台東区寿2の4の8 妙見屋101
電話：070-2434-1818
営業時間：11時30分〜20時
定休日：火曜、第2・4水曜

バトー

商店街に佇む、小さなショーケースだけの洋菓子店にはオープン前から幅広い年齢層の客が列をなす。夫婦で週末だけ営業する「バトー」は、パン生地のドーナツ、クレープやチーズケーキなどバター、生クリーム、チーズの素材を軸にした誰もが知っているおやつ作りがポリシー。メニューは毎週変わり、真っ当で温かみがあるおいしさに誘われてリピーターが絶えない。

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東京都練馬区栄町36の4
https://www.instagram.com/_bateau_/
営業時間：14時〜18時
定休日：月〜木曜

山田ワイン

京都の「ekaki」で経験を積んだ山田有香さんが、2022年3月に幡ヶ谷でオープン。約10席ほどのワインバーは、ふらりと立ち寄りたいムード。フランス産を中心に、赤やオレンジなどその時々のワインが7種類ほど常時揃う。4の「鱈とミモレットチーズのポテサラ」（￥715）やウフマヨ、春巻きなど、アテも充実している。

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東京都渋谷区西原1の21の16 パラスト西原104
https://www.instagram.com/yamada.wine/
営業時間：17時〜23時、15時30分〜23時（土・日・祝）
定休日：火曜、不定休あり

Qkurt（カート）

「カンティーナ カーリカ・リ」出身の角田直也シェフとブレッドとドルチェ担当の妻の菜美子さんが営む「カート」は大人が通いたくなるカウンターイタリアン。メニューは料理の醍醐味を流れで味わってほしいという思いから、コース1種のみ提供。内容は仕入れによって変わるが、手打ちパスタのおいしさは食べ手の心を瞬時につかむ。エディターRはナチュラルワインのセレクトもさすがと太鼓判をおす。

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東京都新宿区下宮比町3の12 明成ビル1F
https://www.instagram.com/qkurt_kagurazaka/
電話：03-6877-3942
営業時間：18時〜23時
定休日：日曜、不定休あり

TOPKAPI（トプカプ）

編集者・ライターの藤井志織さんが「旅心を満たし、刺激してくれる味！」とすすめるのは、トルコ料理の老舗「トプカプ」のお取り寄せ。2〜3人が十分満腹になる内容で、トルコの家庭の味を堪能できる。レンズ豆のスープ、フェタチーズとほうれん草のクレープ包み、メインは仔羊肉と野菜のスパイシー炒め煮。さらに4種のディップ、自家製トルコパンもつくという豪華さ！　ホームパーティにもぴったり。

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https://topkapi.official.ec/

自炊料理家　山口祐加さん

幼い頃からキッチンに立ち、独学で料理の腕を上げた山口さんにとって自炊はごく当たり前のこと。でも世の中には料理がしんどいと感じる人もたくさんいて、「料理の外側にいる人を引き込むのが私の仕事」と話す。Twitter（@yucca88）で発信し、話題を集める #今日の一汁一菜 は山口さんの普段ごはん。ハンバーグでも肉じゃがでもなく、日々の食事は一汁一菜があれば100点だと考える。「料理は自分を大切にする方法」という彼女の発信は手軽でわかりやすい。ぜひ実践してみたい！

夏の一汁一菜レシピ

ゴーヤと卵の炒め物は味付けをナンプラーにすることでエスニックな趣に。焼きなすのみそ汁は、ひと手間がポイント。箸で穴を開けたなすを魚焼きグリルで10分ほど皮が焦げるまで焼き、皮をむいてだしを沸かしたお鍋へ。みそを溶かし完成。

四川料理 花重（カエ）

四川料理の名店「趙楊」で惜しまれつつも提供を終了した火鍋。その伝統の味が、趙楊氏の娘・花重さんとご主人の田中宏茂シェフで今年2月にオープンした店に引き継がれた。火鍋コースは、2色と3色の2種を提供。6種類のスープから選べ、うち5種は趙楊氏直伝の香辛料を20種以上使う麻辣湯など、もう1種はシェフオリジナルの季節限定が楽しめる。刺激的な辛みにも品があり、まろやかな油がうま味に。ライターの佐々木ケイさん、鳥澤光さんも素晴らしいお店と絶賛！

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東京都豊島区南大塚3の45の7 ザ・シティ大塚B1
電話：03-6682-5824
営業時間：17時〜22時30分　不定休

香記豚記（ホンキートンキー）

台湾料理酒場「フジコミュニケーション」が「オルソー」に続きオープンした、香港ストリートフードがテーマの新店舗。レベルの高さにライターの桂まりさんも太鼓判をおす！　名物のチャーシューは3種を用意し、毎日店頭で焼かれている。チャーシューは広東料理の高級店で出されることが多く、本格的な味わいをカジュアルに食べられるのはお得！　香港の町食堂を意識した店内はキッチュなムードが楽しく、ひとり飲みでいろいろ食べられるようにとスモールポーションで提供。

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東京都中野区本町6の21の16 1F
電話：03-5340-7359
営業時間：11時30分〜14時LO　17時30分〜22時LO　※土・日・祝は夜営業のみ、日曜の夜は21時LO
定休日：月・火曜

SANCHAI（サンチャイ）

ネパールの山岳地で作られ、無農薬無添加。編集者・ライターの藤井志織さんはおいしさはもちろんのこと、社会経験のない現地の女性たちに就業の場を提供する事業背景も支持。

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https: //www.sanchai-inc.com/jp

BIO-RAL（ビオラル）

ナチュラルスーパーマーケット「ビオラル」の、店内の専用マシーンで挽くフレッシュなピーナッツバターが絶品！　粒感や香ばしさも感じられる。（新宿マルイ店）

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東京都新宿区新宿3の30の13 新宿マルイ本館B1
電話：03-3354-8131
営業時間：11時〜20時
定休日：施設休館日

PAVONE INDIANO（パヴォーネ インディアーノ）

黒川幸一シェフがひとりで切り盛りする、オリエンタルなムード漂う、まったく新しいタイプのイタリア料理店。「イタリアンをベースに、スパイスで香りを変えたら面白いものができるんじゃないかと思って」とパスタにターメリックが、ビリヤニにトリッパが使われていたりと味の想像がつかないメニューにワクワクと胸が高鳴る。最近は野菜料理に注力し、約9種も入った前菜盛り合わせはぜひ食べてほしい逸品。各素材のよさを引き立てる繊細なスパイスの足し算が絶妙だ。

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東京都渋谷区幡ヶ谷3の9の13 1F
電話：03-5333-1312
営業時間：17時〜23時
定休日：火・水曜

Curry Spice Gelateria KALPASI（カリー スパイス ジェラテリア カルパシ）

コースでカレーを提供する予約困難の名店「カルパシ」で評判のスパイスジェラートが、2号店ではテイクアウトも可能。花椒ショコラーデなど定番と、旬で変わる8種をラインナップ。

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東京都世田谷区北沢2の12の2 サウスウェーブ下北沢1F
Instagram：@kalpasi_shimokitazawa
営業時間：11時〜19時LO
定休日：木曜

sunya（スンニャ）

ネパール料理店「オールド ネパール」のスパイスショップが上階に昨年オープン。店内には常時30種以上のスパイスが並ぶ。出張料理人・岸本恵理子さんおすすめのスパイスミックスのほか、スパイスの精油を使ったアロマミストなど雑貨も取り扱う。

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東京都世田谷区豪徳寺1の42の11 2F
電話：03-6413-6441
営業時間：12時〜18時
定休日：月〜木曜

SOURCE：SPUR 2022年9月号「フーディのための最新ジャーナル11」

photography: Yu Inohara, Kiyono Hattori　styling: Yui Nakamoto　text: Momoko Yokomizo　illustration: Sekken Mizusawa