ワインもすごい!成城石井のうち飲み人気ワインを勝手に調査!BEST6【うち飲み向上委員会vol.7】

少しずつ気を付けながら出歩けるようになったとはいえ、海外旅行に出かけられるのはまだ先の話になりそう。旅への欲求がマックスになったうち飲み向上委員会のメンバーを救うのは、世界の食文化への入り口を開いてくれるスーパーマーケット「成城石井」! いつものスーパーでは見かけない輸入ものの珍しい食材、こだわり抜かれたオリジナルフードに、沈んだ気分も爆上がり! さらにワインのラインナップも豊富だから、ひとつのスーパーで買い物が完結するという便利さも嬉しい。というわけで今回は、成城石井で販売されているワインを飲み比べ。おすすめのおつまみペアリングもご紹介します!

人気スーパー成城石井で買える! 極旨ワインと海外気分のごはん

ライターYOKOMIZO(以下Z) バンコクの屋台、パリのビストロ……一体いつ行けるんだ〜! 恋しすぎてどうにかなりそうです。

エディターAKIYAMA(以下A) 最近口を開けば“海外旅行”なあなた、そしてそんな人が日本中にたくさんいるはずなので、成城石井をフィーチャー! SPUR.JP編集部のエディターTARUIと一緒にお届けします。ライフスタイルとカルチャー、フェムテックなどの担当で、おいしいものにも詳しい。

エディターTARUI(以下T) お酒はあまり強くないですが好きです。家族がよく飲む方なので色々な種類をいただくけど、食卓に上がるのはワインが圧倒的に多いかなあ。なので今日はワクワクしています。

A 今回もそれぞれの推しワインの中から、「ベストうち飲み賞」も発表しちゃいますよ〜!

大ヒットワインの白も旨い!「2015 CH モン・ペラ ブラン」(エディターAリコメンド)

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2015 CH モン・ペラ ブラン〈750㎖〉¥2,629/成城石井( デスパーニュ)

寒い季節に合う、アロマな白ワイン

A モン・ペラは赤がワイン漫画に登場したことで大ブレークしたのですが、白も飲まなきゃ損なくらいおいしいんです!

ソーヴィニヨン・ブランらしい爽やかさですね。柑橘類というよりは、リンゴのような酸と果実味がいきいき。一口飲むとすっきり辛口だけど、丸みのある舌触りで余韻はまろやか〜。

T バランスが良いので、食事をしながら飲めるワインですね。いつも2,500円くらいでおいしいワインがないか探していて。3,000円台は絶対おいしいのがあるんですけど、これくらいの価格で見つけるのが楽しいし、普段飲むワインの許容範囲かなと思う。

Z 成城石井はその価格帯もたくさんありますよ! 種類もさることながら品質管理もこだわっていて、海外から輸送する際には定温管理がされたリーファコンテナで運ばれているんです。

A ワインにもかなり本気なんだね、ますます気になる〜!

秋を楽しむ、赤とひと皿「クロワ・サンジャック ブルゴーニュ ピノノワール」(エディターTリコメンド)

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クロワ・サンジャック ブルゴーニュ ピノノワール〈750㎖〉¥2,519/成城石井(ドメーヌ ド ラ クロワサンジャック)

秋の味覚、キノコとペアリング♡

T 夏はキンキンに冷やされた白ワインがおいしいと感じるように、秋はピノノワールがおいしいと聞いたことがありまして。ちょっと切なく優しくてニュアンスのある味が、この季節感に合うということだと思います。

Z 野菜やフルーツだって季節によって自然とカラダが求めるものが変わりますよね。このしなやかなタンニンも、寒い季節だからじんわりおいしい。疲れて帰ってきた時に受け止めてくれるこの感じ、余韻はほんのり甘くてしみる〜。

A 口当たりは軽やかだね。ラズベリーやフランボワーズ系の果実味がしっかり感じられて満足感もある。重めの赤が苦手な人にはぴったりかと。

このワインに合う椎茸のステーキは簡単に作れるのでぜひ。大きい椎茸を使うんですけど、石突を切り落として、中央(石突のあったところ)に包丁で格子をいれ、オリーブオイルを引いたフライパンで両面を焼いたら調理はほぼ終了。同じフライパンでバルサミコ酢をちょっと煮詰めてタラタラ〜とかけて、塩胡椒をふりかけるだけ。カロリーの事は忘れてバターで焼いてもOK。家ごはんはできるだけ簡単にしたいんです! でもこのメニューは家族も喜んでくれる。

Z かっこいい!そういう必殺メニューを持つのが憧れです!

リッチな泡をお手頃に「ミラベッラ フランチャコルタ ブリュット」(エディターAリコメンド)

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ミラベッラ フランチャコルタ ブリュット〈750㎖〉¥2,849/成城石井(ミラベッラ)

ホリデーの特別な食事ともぴったり!

Z フランチャコルタでこの価格はお得感がある! 同じ瓶内二次発酵のシャンパーニュよりお手頃と言われているとはいえ、リッチなワインという印象がありますもん。

T 量を飲む人や、何人かで飲むと1本空くのもあっという間。これくらいの価格でちゃんとおいしいのはありがたい限り。味わいもイタリアのスプマンテらしさがありますね。

A 今、成城石井でシンガポールフェア(10/29日〜11/30まで)をやっていて、自家製のお惣菜がおいしそうで色々買ってきちゃいました!この「シンガポール風ドライミーシャム(海老のピリ辛焼ビーフン)」と合わせてみてください。海老の風味と合うから、お酒が進みますよ〜。

Z エスニックな味わいとワインのほのかな甘みがいい具合。和食とも合いそうですし、お正月のおめでたい席にもいいですね。

T 魚介と相性が良いから、お寿司とのペアリングも試してみたい!

軽やかな前菜にはロゼを「フェウドアンティーコ ロザートDOP」(ライターZリコメンド)

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フェウドアンティーコ ロザートDOP〈750㎖〉¥2,409/成城石井(フェウドアンティーコ)

Z 次はイタリアからオーガニックワインのロゼ。色もさることながら、味わいもピンクグレープフルーツのような爽やかな酸味がおいしいですよ。

T 成城石井でオーガニックワインが買えるなんて知らなかった! 幅広いお客さんの好みに応えてくれますね。

A スルスルと飲み心地が良い〜。青カビチーズとか、燻製ピスタチオとかクセ強めのおつまみを食べた後に飲むと口の中がウォッシュされてエンドレスになるな、コレ。

Z ウェルカムドリンクとしても華やかさがあって喜んでもらえると思います。TARUIさんのワインのお好みは?

T 赤のフルボディが好きです。どちらかというと食事に合うワインを楽しんでいる感じですね。家でちょっと食べてちょっとワイン飲むとすごくリラックスできますよね、その感覚を求めているのかもしれません。今日はもうこれ以上仕事やんないぞ、みたいな(笑)。

A・Z わかる〜!!

 

スパイス料理も受け止める包容力!「テラ・アルタ アウレオラ クリアンサ」(ライターZリコメンド)

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テラ・アルタ アウレオラ クリアンサ〈750㎖〉¥1,309/成城石井(アウレオラ)

鍋料理も赤ワインをお供に

Z 渋みが結構強いけど冬のテーブルワインならこれくらいがいいと思って。しっかりとコクがあって、レーズンのような甘味とスパイシーな風味もほのかに。それでいて味わいはすっきりとドライなので、鴨鍋や純豆腐などパンチのある味を穏やかに包んでくれます。

A ひとりでも家族でも冬は鍋頼みですから! 家にストックしておきたい。

T 成城石井の自家製のお惣菜「シンガポール風ビーフルンダン(9種スパイスの牛すね肉煮込みご飯)」と食べてみたら合う!ところでさ、What’s ルンダン?

A  ルンダンとはですね、CNNが発表する「世界一おいしい料理」で、1位に輝いたこともある東南アジアを代表する料理のひとつです。このメニューはシンガポール風にアレンジされていて牛肉とスパイスとココナッツクリーム、レモングラス、ナッツなどが一緒に煮込まれているそう。

Z 成城石井の自家製のお惣菜は世界各国の家庭料理を上手にアレンジしていますよね、どれも食べやすい。

A 今回のフェアは駐日シンガポール大使およびシンガポール政府観光局の全面協力もあって、味わいはかなり本格的。これまでも職人が現地に足を運んでとことん試食&研究。さらに今回は大使館のキッチンで、プロ級の腕前を持つ大使から直々にレシピを伝授されたシェフが日本人の口に合わせて作り上げていくから新鮮だけど親しみがある!

T すごい企業努力、知らなかった〜! ルンダンにもう夢中、今日買って帰ります。

はじめてのバローロは肩肘張らずに「ロヴェルシ バローロ」(エディターTリコメンド)

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ロヴェルシ バローロ〈750㎖〉¥3,729/成城石井(ロヴェルシ)

T バローロの生産地ピエモンテ・バローロ村に行ったことがあって、風土が最高なんです。ヘーゼルナッツも有名で生ハムはもちろん、葡萄もおいしい。世界遺産の葡萄畑はのどかで美しく、空気のきれいなところで育ったワイン、5,000円以上が多い中、3,000円台で味わえるなら、お買い得かも。今回のラインナップの中では高い方だけど、いつかバローロを飲んでみたいと思っていた人も、たまのご褒美にもちょうどよく狙いめです。

A 最初は軽いけど、後から熟成感のあるまろやかさを感じる。プルーンや黒いベリー系の香りと味わいが焼売や餃子とも相性良さそうだなあ。

Z 成城石井の自家製焼売がジューシーで大好きです。いつかのイタリア旅行では、「最後の晩餐」をほろ酔い状態で見学してほぼ覚えていないから、次回ピエモンテ遠征と共にリベンジしなきゃ!

A 同じことを繰り返しそうで心配だよ(笑)。

〜今回の「ベストうち飲み賞」を発表します!〜

Z ヨーロッパのワインとシンガポール料理、このペアリングが気軽に楽しめるのもうち飲みならでは。青い鳥は家にいたんだね……。

A そうそう! 家ごはんがマンネリぎみになったら成城石井に行けばよいのです。さて今回のワイン6本から「ベストうち飲み賞」を選びたいのですが、皆さんいかがでしょう?

T 普段は酒屋さんや専門店で購入することが多かったのですが、成城石井の美味しいワインに出会い、充実ぶりに感動したので今日も会社帰りによります。スペインの赤ワイン「テラ・アルタ アウレオラ クリアンサ」は、ルンダンとともにリピートしたいですね。

Z 今回、寒くなるとやっぱり赤ワインのおいしさが倍増するのを実感。「クロワ・サンジャック ブルゴーニュ ピノノワール」は渋みがありつつもいつまでも飲んでいられる味わいでした。

A 「ベストうち飲み賞」を含め今の季節に合うワインが揃い踏み。たまには自炊をお休みして、成城石井のお惣菜やおつまみと一緒にぜひお試しください!

※ここで紹介した成城石井のワインは、販売状況により休売になることがあります。

【うち飲み向上委員会メンバー】

エディターTARUI
最近はナチュールワイン傾向で個性豊かなジャケ(エチケット)買いもマイブーム。一方、スーパーなど、ワイン売り場でじろじろ眺めつつ、色々想像しながらお手軽なオリジナルのテーブルワインを探すのも楽しい時間。会社そばの「成城石井 東京ドームラクーア店」のワインのラインナップもすごいそうなんで、早めに偵察したい。
ライターYOKOMIZO
おいしいお酒とごはんのためなら、高い海外輸送費も厭わず即ポチ。苦手な家事は休日に大好物の泡を飲みながらやっつけます。最近は海外の料理番組を観て、妄想トラベル。
エディターAKIYAMA
お酒はもっぱら外でハシゴ酒だったのが、ここ1年でうち飲みの魅力に開眼! おいしいお酒を飲みながら、ほろ酔い気分で愛猫と遊ぶのが至福の時間。

photography:Kotoko  Suzuki illustration:Abbott Okutani text:Momoko Yokomizo

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