KOMBUCHA体験記

 編集部でインフルエンザが流行していた3月中旬、ハワイ出張に出ておりました。「編集○はインフルエンザのために本日から自宅療養です」という業務 連絡メールが入るのを「あらん、日本は大変ね」と余裕をかまして取材していた3日目、徐々に喉が痛くなり風邪をひきました(インフルエンザではなかったはず)。どんどんと喉がはれ、鼻声&ハスキーヴォイスになっていくなか、連日みっしりと取材アポイントが。「絶対に今、寝込むわけにはいかない」と自分に言 い聞かせながら、健康によさそう=風邪にもいいのかも?という安直な発想でホールフーズマーケットで握りしめたのがKOMBUCHAでした。

  南国の太陽の下でゾクゾクと悪寒を感じながら、藁をもすがる思いでゴクゴクと飲んで数時間後。急激にトイレに行きたくなりました。その後約1時間毎に取材の先々でレストルームを借りまくるという事態に。その頻度に動揺しながらも「今、私の中の病原菌が流しだされているのかも!!」という妙な達成感が。その夜は風邪薬も飲み、睡眠時間をたっぷりと取って寝たところ悪化は免れ、翌朝にはウェットを着て海の中でのサーフィン取材も完遂。

  それ以来、すっかり信者となってハワイでは毎日飲んでました。メロンやら、ラズベリーやらチアシード入りやらそのフレーバーや種類は実にさまざま。どのメーカーのものも、飲んでみるとりんご酢をペリエで割ったような味で、私は嫌いじゃないです。要はポリフェノールやらアミノ酸やらプロバイオティクスやらが入っている発酵飲料で、かつて日本でも流行った「紅茶きのこ」(これをコンブチャと聞き間違えて定着した、という説もあり。ネーミングに関しては、韓国語が由来、など諸説あります)とのこと。日本でももっと取り扱いが増えて気軽に買えたらいいのになあと、ハワイの風を思い出しながら、あのすっぱい味が少し恋しくなったりしています。 

 

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エディターASADA

主に美容担当。山登りなど自然に触れることが好き。最近は健康とかインナービューティとかいう言葉にめっぽう弱くなりました。

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