41歳、誕生日にピアスホールを開けた話

もはやタイトルだけで年齢もバレますし話の内容もそれ以上でもそれ以下でもない、という感じなんですけども。
一年前の誕生日には記念にバッグを買いました。今年はどうしようかしら(すぐ自分に記念品を贈りたがります)と思ってたんですが、なんだかいろいろ思いついた挙句タイトルのような結果になりました。そして現在とても満足しております!

思えば私とピアスとのお付き合いはほぼ四半世紀(文字にすると震えますね)。私服で「バイク通学禁止」ぐらいしか校則のない東京西部ののどかな高校に通ってまして、しかも時は90年代。片耳にピアスしてる男子が爆イケだったような時代だったのです……張り切って両耳にファーストピアス、開けました。確か大学の時に3個目を。大きなイヤーアクセサリーが大好物ですので、スタイリングのアクセントにウキウキとピアスのコレクションを増やしてきました。
急にこの歳になりまたピアス開けようかな!と思ったきっかけは、何か新しいことしたいなあと思った時に、ふと20代の頃にお世話になった大先輩のスタイリストさんを思い出したからです。その方はヘリックス(いわゆる耳のふちの軟骨的なやつですね)のピアスホールにハリー・ウィンストンの大きなダイヤモンドピアスをしてました。しかも片耳。「めっちゃカッコいい!!」と当時感動しまして、大人になったらいつかやってみたいなーと憧れていたのですが、まてよ私もうまあまあ大人じゃん、もしかして今じゃない?と、誕生日直前に思いつき。一応小学生の親ですし今さら軟骨ピアスってどうなの…?とも思ったのですが、やりたい気持ちがむくむくと膨らんで「よし今年の誕生日はこれ!」と実行しました。

ピアスは子供が生まれたときからずっとつけているティファニー、イヤリングはミュベールのものです。
ピアスは子供が生まれたときからほぼずっとつけているティファニー、イヤリングはプティローブノワーのものです。

数ヶ月を経て、今そのピアスホールには子供誕生記念のダイヤモンドピアスをつけてます。ネイルとかリングとか、視界に入る美しいものって自分の気持ちを上げてくれる効果があると思うんですが、鏡を見るたびにこのピアスはムフフ、という密かな嬉しさと「まだまだ行けまっせ!」というやる気を呼び起こしてくれるというか。小さいピアスなんて、きっと他の人は気づかないものなんですけどね。
90年代当時、「ピアスを開けると運命が変わる」という謎の都市伝説があったのですが、ほんとにほんとに少しだけ、自分の運命を変えてくれるのかもなあと思ってます。今、ここにつける新たなピアス(ハリー・ウィンストンはまだ無理ですので……笑)をリサーチ中です。

 

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エディターOKUDA

ミニマリストに憧れながらも、己の物欲と食欲から逃れられません。好物は生ビールと生牡蠣と生肉、そして大きなイヤリング。

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