丁寧なコーヒーで、毎日を“整える”新習慣

丁寧なものに触れることで、自然と生活や心が整ってくる。そんな経験はありますでしょうか? 最近お散歩がマイブームの私は、お供に必ずコーヒーをテイクアウトします。じっくりと抽出した美味しいコーヒーの風味を味わっていると、心の内側から整ってくる感覚があります。平日はコーヒースタンドにゆっくりと立ち寄る時間がないので、これは休日の束の間の整いタイムと思っていたのですが、先日、それを“毎日”楽しめる素敵なアイテムと出合いました!それが、UCCのドリップポッドです。

コンパクトな佇まいは、一人暮らしにもぴったり。
コンパクトな佇まいは、一人暮らしにもぴったり。

言わずと知れたコーヒーブランド、UCC上島珈琲が販売するこのドリップポッド。何が凄いかと言いますと、一杯に込める思いが凄い! 時間をかけて丹念に淹れるハンドドリップの風味を再現するために、計量から蒸らし過程、抽出速度まで、理想のバランスを求めて開発を重ねられたそう。一見ただのコーヒーと言えど、その世界は大層奥深く。絶妙なプロセスの積み重ねによって、奇跡の一杯が出来上がるのだそうです。それを自宅で楽しめるなんて、贅沢以外の何者でもありません。自分でコーヒーを淹れるとなると、特に慌ただしい朝なんかは煩雑になりがち(それと同時にバタバタの一日が開始!笑)。ですが、静かな滴り音と共に目の覚めるあの香ばしい香りが漂ってくると、いつもと同じ朝が、急に穏やかに感じられるので不思議です。忙しない日常の連続の中で、特別な一杯と共にふうっと息を吐いて生活の一瞬を俯瞰する。すると、じわ〜っと優しい気持ちになってきます。

そして、この至福の一杯、実はSDGsにも繋がっているというから嬉しい。SPUR5月号では「コーヒーから地球を考える」というテーマがありましたが、コーヒーの消費は先進国で盛んな一方、生産地はそのほとんどが発展途上国です。UCCが行う「ルワンダ フイエマウンテンコーヒープロジェクト」では、ルワンダ・フイエ群ソブ村の農園開拓から品質の向上までをバックアップし、今では有数のコーヒー生産地に成長し新たに雇用も生んでいるそうです。直接目には見えない生産国の人々。ですが、自分の幸せが知らない誰かの搾取の上に成り立っていたとしたら、それはとても悲しいことです。一方で、自分の幸せが誰かの幸せに繋がっていたら、これほど素敵なことはありません。幸せが国境を超えて循環することを願って、丁寧に抽出された芳醇な一杯をじっくり味わう。この新習慣を通して、毎日心と身体を整えていこうと思います!

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エディターSASAYAMA

周囲の人の着こなしが気になって仕方ない私服ウォッチャー。
街でも目を光らせています。ミニマルで、少しひねりのある服が好きです。

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