落ち込んだときや疲れたときには決まって、ビヨンセのスーパーボウルの映像を見ます。
大歓声の中、火を噴くステージ上で仁王立ちするシルエットだけでアガる！ 大概のことならこの動画を見た後に寝ればどうにかなります。そして最近は、記憶に新しいリアーナのスーパボウルもよく見る動画のひとつになりました。久しぶりの晴れ舞台に全身真っ赤なツナギで登場したリアーナ。第二子を宿したふっくらお腹を見せつけながら、ブランクを一切感じさせない佇まいはDIVAそのもの！
そしてそんなリアーナの足もとで存在感を放っていたのが、このMM6 Maison Margiela x Salomon（エムエム6 メゾン マルジェラ x サロモン）のコラボスニーカーでした。
発売自体はかなり前からしていたのですが、そんなことをすっかり忘れてセール品を漁り回っていたある日のこと。このコラボシリーズの一足が、わたしのサイズだけラスイチで残っていたんです！
リアーナの型はレッドの「クロスロー」タイプでしたが、私はブラック×ホワイトの「クロスハイ」タイプをゲット！（「クロスハイ」のほうが足首まであるハイカットな形）
人生初のサロモンデビューだったのですが、なんといっても感動したのは“クイックレース”という仕組み。スポッと履いたらストッパー（Sの字の黒い四角いパーツ部分）で締め付け具合を調整するだけで、靴紐のように固定できるんです。足が蒸れるのが嫌いで、デスクの下でよく靴下になっている行儀の悪い私にとってはありがたい機能。
実はこのクイックレース、ストローのような先っちょ部分をタンのポケットにしまうのが正しい履き方なんだそうですが、サロモン初心者のわたしは出したまま堂々と歩いていました……（あとで先輩に教えてもらいました）
アッパーの素材はリップストップとスエードのパネル仕立て。一見シンプルなオールブラックでも、異なる素材がミックスされていて、アウトドアみが強くなりすぎないんです。シューズのサイドにはそれぞれのブランドロゴが記されているほか、フロントやソールには⑥のモチーフが散りばめられています。
ニードルズのカーゴパンツとあわせて履いてみるとこんな感じ。足首がきゅっと締まっているので、だぼっとしたパンツに合わせてもすっきりと履けます。
そしてなんといっても軽い！ 履いてることを忘れる、とはよく言ったものですが、フィット感もあって、ソールのグリップもしっかりと効くので、動きやすいんです。撮影の日なんかにはうってつけ。
疲れてずるずると重い足取りの日も、リアーナに元気をもらって軽やかな足取りの日にも……どんな日の足にもフィットする一足です！
メンズ誌から異動してきたのですべてが新鮮な毎日！お笑いとぬいぐるみとドラァグクイーンが好きです。「なにそれ！」とツッコまれそうな服に目がありません。野菜が苦手です。
