担当編集とスタイリストがリコメンド「このブランドの、これが買い!」VOL.02

ハイブランドの新作のなかでも、特に「買って正解」なのは!? 編集Oと編集S、スタイリスト吉田佳世さんが熱く語る。バレンシアガのサイハイブーツ、フェンディのソックスブーツ、マーク ジェイコブスの厚底シューズなど、今季のイットシューズを見つけて。

BALENCIAGA / カラータイツ気分で履くサイハイブーツ

ポインテッドトゥのパンプスをジャージ素材で覆ったようなデザインのサイハイブーツ。「これ一足で、スタイリングがぐっとモダンになる魔法のブーツ。さすがデムナ!」(吉田さん)。
「筒部分の素材は柔らかく伸縮性もあり、予想より履きやすいのにびっくり。スカートからのぞかせてカラータイツのような気持ちでトライできます!」(編集O)
(左)ブーツ〈ヒール8 ㎝〉¥170,000・ニット¥118,000・スカート¥261,000・(右)ブーツ〈ヒール8 ㎝〉¥170,000・ダウンジャケット¥295,000・スカート(参考素材)¥105,000(参考価格)/バレンシアガ ジャパン(バレンシアガ) 0570-000-601

 

FENDI / 進化したソックスブーツ。秋は「サンダル風」で

「春夏シーズンに発表されて、即イット・アイテムとなったフェンディのソックスブーツがさらに進化。秋冬はサンダルを履いているようなデザインです」(編集S)。
「ライン入りのリブソックスがスポーティなムードも演出できて今っぽく仕上がる」(吉田さん)。「スポッと履くだけでスタイリングが完成するから、ズボラ派の自分にはありがたい一足です」(編集O)
ブーツ〈ヒール10.5㎝〉¥126,000/フェンディ ジャパン(フェンディ)03-3514-6187

 

SAINT LAURENT / ついに来たサイハイブーム「これなら履ける」一足は?

ストレートなフォルムと、モダンなヒールがポイントとなった、黒のベロア素材サイハイブーツが登場。「サイハイブーツは今季本当に多いです。まさに今こそ買い!」(編集O)。「個人的にも狙っている一足。サイハイというとフェティッシュなムードに傾きがちだけど、これは素材とフォルムのおかげでモダンに履ける。ちょっとクシュッとたるませてもよさそうです」(吉田さん)

ブーツ〈ヒール10.5㎝〉¥230,000・ドレス¥420,000・イヤークリップ¥75,000(参考価格)/イヴ・サンローラン(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ)0570-016-655

 

GUCCI / 色と柄の掛け合わせが楽しいサンダルスタイル

カラフルなビジューをちりばめたサンダルに、ロゴをあしらったラメソックスをスタイリング。「グッチの装飾主義には毎シーズンさすが、と思わされます。自分だったらデニムなんかと合わせて、デイリーに履きたい!」(吉田さん)。
「この秋冬は、サンダル×ソックスのスタイリングもトレンド。あえての柄ソックス、が素敵」(編集O)。「子どもの頃の宝石箱を思わせるキラキラが可愛いです」(編集S)
サンダル〈ヒール2.5㎝〉¥197,000・ドレス¥515,000・ソックス¥19,000/グッチ ジャパン(グッチ) 0120-88-1921

 

DOLCE & GABBANA / エレガントなパンプスに落書きのようなペイントが

「花に、レースに、アニマルに。可愛いものがてんこもりで、モデルもみんな楽しそうだったのが印象的なドルチェ&ガッバーナのショー。このシューズはトゥとヒールに施されたペイントが新鮮!」(編集O)。「一見ふざけてるのかな!? というような落書き風のペイントですが、パンプスのフォルムがエレガントだから、上品にまとまっているのがさすが。シルバーもスタイリングのポイントになりそう」(吉田さん)

パンプス〈ヒール9 ㎝〉¥129,000/ドルチェ&ガッバーナ ジャパン(ドルチェ&ガッバーナ)  03-6419-2220

 

MARC JACOBS / レトロな厚底シューズが今再び新鮮!

大きなバックルに、エクストリームな厚底が目を引くヒールローファーを提案したマーク ジェイコブス。「ヒップホップテイストに、70年代ムードも感じさせるスタイル。わが道を行っていていい!」(吉田さん)。
「"え、今!?"と最初はびっくりした厚底靴ですが、いつも時代の先を見ているマークがこれを出してきたなら、次くるのかも……という説得力がありました」(編集O)
ローファー〈ヒール13㎝〉¥173,000・ニット¥260,000・パンツ¥79,000(参考価格)・帽子(参考色)¥109,000・ネックレス¥29,000・つけ襟(参考商品)/マーク ジェイコブス カスタマーセンター(MARC JACOBS) 03-4335-1711

 

TOD'S / トレンドカラー、赤をまず足もとから

ビビッドな赤のラムレザーにキルティングを施し、アイコニックな"ダブル ティー"を飾った新作。「今季、とにかく目についたのが"真っ赤"な靴。発色の美しいこちらのスリッポンは、合わせるだけで今年らしい足もとになる一足」(編集O)。
「シルバーの金具もクール。ほどよくマニッシュなこんなデザインなら赤初心者の私にも取り入れられそうです」(編集S)
靴〈ヒール1.5㎝〉¥88,000/トッズ・ジャパン(トッズ)0120-102-578

担当編集とスタイリストがリコメンド「このブランドの、これが買い!」VOL.01

SOURCE:SPUR 2017年9月号『「全力でほめたい」秋の靴100』
photography:Masanori Akao〈whiteSTOUT〉 styling:Kayo Yoshida hair & make-up:Keita Iijima〈mod’s hair〉 model:Anastasia, Sophia, Suzy cooperation:OFFICINE UNIVERSELLE BULY

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着たい服はどこにある?
トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある?」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR3月号です!

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