畠山千明さん、「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展の カクテルパーティへ

 7月19日に公開された記事では、「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展を見た感動を語ってくれた、畠山さん。彼女はこの後、パリ装飾芸術美術館の庭で開かれていた、カクテルパーティへ。ここでも、演出からゲストの面々まで、ディオールならではの華麗さに、興奮は続く。

カルテットの生演奏に聞き入る畠山さん。新作ドレスに加え、ベレー帽、サングラスもすべてディオール。

カルテットの生演奏に聴き入る畠山さん。ディオール2017-2018秋冬コレクションに身を包んで。

  「こんなに遅くまで明るいなんて、不思議です!」展覧会の会場を出て庭に目をやると、まずは日の長さに驚いた畠山さん。何しろパリは初めてなのだ。「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展の幕開けを祝うこのガーデン・パーティの会場は、パリ装飾芸術美術館併設レストラン、「ルル」のテラス。チュイルリー公園に隣接し、すぐ先にはルーヴル美術館が見渡せ、もはやフランスの文化遺産ともいえるディオールにふさわしい環境だ。また本展でも「ディオール ガーデン」というセクションがあったように、庭はムッシュ ディオールにとって大切なクリエイティブ・ソースだった。地面には芝生が敷き詰められ、フォトコールの壁も緑が覆い、ウエストをキュッと絞ったメゾンを象徴する「ニュー ルック」を模った柘植の木やバラのアーチが、ムッシュ ディオールへのオマージュを表している。夜の8時なのに陽光が降り注ぎ、30度近くに気温が上がった庭で、畠山さんは長椅子に身を預け、カルテットの生演奏に聴き入った。
 そうこうするうちにセレブリティのゲストたちが到着。ベラ・ハディッド、ナタリー・ポートマン、ジェニファー・ローレンス、ロバート・パティンソン…。メゾンのアンバサダーを務める錚々たる顔ぶれの、フォトコールが相次ぐ。同じバズカットのカーラ・デルヴィーニュを見かけたときは感激もひとしおの様子だった。

畠山さんが興奮「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展の
オープニング・パーティを写真ギャラリーで

photography: Virginie de Clausade   interview & text:Minako Norimatsu