2026-27年秋冬シーズンは何が流行る? ランウェイから見えてきたのは、「Back To Human, Back To Nature」という大きな潮流。ボディコンシャスやハイクコア、フローラルなど、この秋冬を象徴する13のトレンドキーワードを解説する。

2026.08.23

2026-27年秋冬は何が流行る? 最新トレンドキーワード13選

2026-27年秋冬シーズンは何が流行る? ランウェイから見えてきたのは、「Back To Human, Back To Nature」という大きな潮流。ボディコンシャスやハイクコア、フローラルなど、この秋冬を象徴する13のトレンドキーワードを解説する。

INDEX

ボディコンシャス

2026-27年秋冬トレンドのボディコンシャス

身体感覚を取り戻せ。そんなムードがファッション界を覆った2026-’27FWは、ボディコンシャスなシルエットが席巻。

1 メゾンを象徴する乗馬のエッセンスを、エレガントな細身ルックに落とし込んだ
2 ピーター・ミュリエのラストコレクション。造形美を引き出すアライアの真骨頂を、シームレスなドレスで表現
3 「広大な世界での人間の身体の小ささ」をテーマに、ボディラインをミニマルに強調
4 1920年代のイブニングドレスの解放感を、モダンにアレンジ
5 三角形や台形の布をはぎ合わせ、ヒップラインに沿うゴアード仕様を採用

スリットスカート

2026-27年秋冬トレンドのスリットスカート

太もものつけ根まで見える大胆不敵なスリットが、装いに新たな風を吹き込む。
6 時代を超えるクラシックを追求した今季。硬質なレザーの隙間から、やわらかな素肌をのぞかせて
7 移ろう"影"や"輪郭"を、歩くたびに表情を変えるスリットスカートで描いた
8 テキスタイルの持つ質感や光に着目したドレス。なめらかな肌の艶感すらも装いの一部に
9 ブルーとグレーのアンニュイな色合い。あえて脚を見せることで、エネルギーを解き放つ

スキニーボトム

2026-27年秋冬トレンドのスキニーボトム

ボディラインに寄り添う、エキストラスキニーボトムが復権。
10 オーバーサイズのジレがメインの今シーズンは、細身のボトムでバランスを取る
11 アンバランスなまでにタイトなタックパンツが、エッジィな違和感を生む
12 クチュールに着想したAラインのコートを際立たせるため、ボトムは極めてタイトにまとめて
13 「Body & Being」を掲げた秋コレクションでデビューしたTechWear素材を採用した一本。脚線美を引き立て、シャープなラインを描く
14  柔らかなデニムをスキニー&フレアに仕立て、スリムなレッグラインを強調した

やわらかなテーラリング

2026-27年秋冬トレンドのやわらかなテーラリング

今季のテーラリングは、体を包み込むようにやわらかに進化。
1 70〜80年代のアーカイブスから、パワーショルダーをモダンに再解釈
2 建築から着想を得たシャープなラインが際立つ、構築的なフォルム。オーバーシルエットが余白を生む
3 静かに体をなぞるようなテーラリングは、端正ながら軽やかに揺らぐ
4 伝統的なタキシードの要素を取り入れながら、オーバーサイズに。流れるドレープが女性らしいしなやかさを加える

センシュアルなレース

2026-27年秋冬トレンドのセンシュアルなレース

肌が透ける、ロマンティックな抜け感を楽しみたい。
5 マリア・グラツィア・キウリによるファーストコレクション。テーラードにレースを合わせ男性性と女性性を融合
6 独自開発のカシミヤレースや、職人による手編みの技術を採用したコレクション
7 雪に閉ざされた山の情景を、シアーなモノクロームで描き出す
8 力強い黒と、肌にインティメートなレースで、シチリアのアイデンティティを表現
9 「知らない場所で目覚めた朝」をテーマに、センシュアルなレースを取り入れて

変形シルエット

2026-27年秋冬トレンドの変形シルエット

あえて誇張したフォルムは、人間らしいシルエットとは何かを、逆説的に問う。
10 クッションのようなハリのある素材で、オーバーなシルエットを表現した
11 腕にボールを抱えたようなシェイプや、あえて腰回りに持たせた厚みで、"不自然"さを表現
12 テーマは「assemblage」。動物のぬいぐるみを連ね、装いの定義を問いただす
13 コクーンのようにプロテクトするヘッドピースは、さながら巨大な鎧のよう

ハイクコア

2026-27年秋冬トレンドのハイクコア

とびきりモードな装いで、山へ自然を感じにいきたい。
14 シアーなブラックドレスに、あえてスポーティなナイロン素材のジャケットを合わせて
15 森林を思わせるモスグリーンに、ネオンカラーの登山靴がアクセント
16 スパンコールのボディスーツにボンバージャケットを羽織り、 自由なフェミニニティを表現
17 スポーツウェアをテーラリングで再解釈。レザーと防水素材を掛け合わせた

フローラル

2026-27年秋冬トレンドのフローラル

個性あふれるフローラルディテールが百花繚乱。
18 パンキッシュなモチーフに、立体的な花を組み合わせ、ダークロマンティックな世界に仕上げた
19 ミラノの美術館で出合った作品にオマージュを捧げ、モダンアートを思わせるカラーブロッキングに
20 レトロな小花柄を、スパンコールがきらめくジャケットで近未来的にアップデート
21 タペストリーのような重厚感のある花柄を、メンズライクなシルエットでモダンに昇華した

フォークロア

2026-27年秋冬トレンドのフォークロア

ノスタルジックな装いに、自由な精神が宿る。
22 ノマドな生き方を表現した今季らしい、旅情を誘うムード
23 シンプルな装いにトライバルなアクセサリーを大胆に重ねた
24 時を経て受け継がれてきたような柄のスカートは、"成長"や"旅立ち"をテーマにしたシーズンならでは
25 マルチカラーのストライプに放浪するスピリットを感じて
26 エネルギッシュなNYと、乙女心を大切にする東京、二つのエネルギーをペイズリー柄のドレスで表現
27 世代を超え受け継ぐ「フォーク」の概念をテーマにオランダの民族衣装に着想

フラッフィー

2026-27年秋冬トレンドのフラッフィー

心まで軽く浮き立つような、フラッフィー質感に包まれて。
1 乗馬クラブで行われたショーでは、馬の豊かな毛並みを思わせるフェイクファーを主役に
2 グレイッシュなファーケープが、流麗なジャンプスーツにやわらかな陰影を添える
3 コクーンのような毛足に、都会的なミニマリズムをふわりと宿して 
4 シルクやニット、テクニカルファイバーを手仕事で仕立てた贅沢なファー
5 マルチカラーの鮮やかさは、シャネルが描く自由でジョイフルな女性像を映す
6 鮮やかなブルーのファーとジャカードが織りなす、グラマラスな佇まい
7 ピンクのミニドレスにファーブーツを合わせ、チャーミングな抜け感を演出

レッド

2026-27年秋冬トレンドのレッド

心に湧き立つ情熱を、装いに映し出すように。
8 シンプルなシルエットに、レッドをアクセントにした今季。70年代のムードを宿す、知的でグラマラスなムード
9 レイヤードとオーバーサイズのバランスが、アクティブな装いに静かな熱量を添える
10 無造作なドレープを表現し、ニットの可能性を拡張。鮮やかな赤が、さらに躍動感を添える
11 ニットワンピースとスニーカーが描くのは、肩肘張らないアメリカンガール
12 揺れるドレスの軽やかさと、シックなアウターのコントラスト。熱い想いを内に秘めたような洗練が漂う

グレー

2026-27年秋冬トレンドのグレー

白でも黒でもない。その曖昧さが今の気分。
13 厚手のジャケットにシアーなドレスを合わせ、質感で濃淡をつけた
14 黒と白を織り込んだ繊細な表情のグレー。端正なIラインシルエットとあいまって静謐な印象を醸す
15 繊細な織りと流れるようなシルエットが、肩の力の抜けた洗練を演出
16 英国の田園風景を描いたコレクションからは、分厚い雲のように深みのあるグレーが登場。肩にはニットのぬくもりを添えて
17 女性らしいやわらかな曲線を描くスーツを、チャコールグレーが静かに引き締める

ヘッドピース

2026-27年秋冬トレンドのヘッドピース

ヘッドピースで、頭上に個性をまとう時代へ。
18 夜の内省の時間をテーマにしたコレクション。羽根飾りを頭にまとい、まだ見ぬ夢へ想いを馳せる
19 スティーブン・ジョーンズによるシルクのTシャツを、ヘッドピースとしてまとって
20 素肌に寄り添うシアーな編み地が、ミニマルなスタイルにささやかな遊び心を添える
21 ノマディックなハットが、クラシックな装いをドラマティックに演出する
22 顔を隠すほど大胆なフォルムが、静謐なエレガンスと反骨精神を際立たせる
23 誇張されたハットは、帽子職人としてキャリアをスタートしたジャンヌ・ランバンへのオマージュ。大胆なフォルムは装いをアートへ昇華する