[vol.69]久々台湾! “シン”スポのタイトルイメージ

[vol.69]久々台湾! “シン”スポットを一挙にご紹介

10月13日、遂に本格的にドアを開けた台湾! そのタイミングに合わせて開催された「台北・ファッション・ウィーク」にご招待いただき、およそ3年ぶりの台湾を味わってまいりました。 とりあえず、お気に入りの料理店からチェック。

酸菜白肉火鍋の「長白小館」では拙い英語で「久しぶりね」(写真トップ)とあたたかく迎えられ、遅くまで小籠包(宜蘭名物ネギ入り)が食べられる「正常鮮肉小籠包店」では突如の出現に驚かれ、永楽市場にある大好きな杏仁露店のおばさんもアイコンタクトでご挨拶し、しっかり2個食い。みなさん元気で何よりでした。もちろんパンデミックの犠牲になったショップやレストランも少なくなく、それが特にシビアだったのは夜市かもしれません。基本的に観光客相手だった夜市は大きなダメージを受け、ローカルに根差した飲食系はあまり変わらない印象でした。 実は、そんな逆境も若者にとっては起業のチャンスであったのも確か。世界中でフードを中心に新世代が台頭していますね。その流れは台湾でも……。

“シン”小籠包

小龍包はいわゆる老舗や有名店が幅を利かせ、これまで新しいお店をあまり見かけることがなかった。到着してgooglemapも覗くと、知らない名前がちらほら。パンデミック前後に新たな小龍包処が誕生していたようで、ご紹介。

[vol.69]久々台湾! “シン”スポの画像_1

湯包洪TANG BAO HUNGは、午前6時からの営業。“朝”龍包は基本的に皮厚の肉まんのようなタイプが多いのですが、ここでは薄皮小龍包が食べられちゃう。タレや玉ねぎがそえられ、Ready to Eatでサーブされる。邪道とは思いながらも麻辣味をオーダー、目が覚める辛さに大満足!

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こちらは包GREAT。古亭駅界隈に出来た蒸し物屋さんのおすすめは、小龍包と海老餃子。バジルによるものなのか、緑がかっている餡が特徴です。

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周湯包は、台中の夜市を通り抜け、電飾だらけの怪しげな雑居ビル街で出合った屋台小龍包。路上歌手のステージ横で絶え間なくオーダーを受け、蒸し器に入れると次を包む。皮の厚さもスープの量もストリートでは上々。お値段も懐に優しい。

“シン”お茶処

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和合青田は、日本統治時代の家屋をリノベした茶室。できる限りオリジナルを残したという空間でサーブされるのは、プーアル茶飲み。玄関横の洋間から始まり、部屋を変えながらプーアル茶の世界を体験する。日本人にはお涙頂戴のドキュメタリー映像もぜひ見せてもらってください。

“シン”コンセプトバー

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お茶と言えば、すべてのカクテルにお茶が使われている隠れ家バー、[tei] by O’bondを発見! エントランスの本日のお茶を注ぐと素敵な事が起きちゃう。オーナーは日本の老舗カクテルバーで経験を積み、バーテンダーコンペでチャンピオンになったことも。オリジナルのリカーから制服、パフュームまで作っちゃうこだわり派。

必見! その他の“シン”なアドレス

ちなみに今回の「台北・ファッション・ウィーク」は、50万人いる台湾原住民のアルティザンとデザイナーのコラボレーションで始まりました。お尻にドキッ!

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マスイユウ

ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。

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