双子座 5.21 - 6.21

双子座:強い情熱を、長く燃え続ける火に変えていく

真木あかりさんの12星座占い(双子座)、illustration: mariwa

真木あかりさんから双子座へのアドバイス
エンジンがかかるのは1月中旬。2022年秋からやる気が迷子になっていた人も、「高いハードルほど燃える」「難しいテーマこそ面白いと思える」といった、アツい季節に入ります。自らを駆り立ててやまないこの衝動は、初めての感覚ではないはず。2022年夏から秋にかけて、双子座の人々はすでにそうしたモードになっていたからです。

野心や情熱が刺激される、特別にアツい時期が2023年3月末まで続きます。そうしたあなたのアツさと呼び合うように、ともに同じビジョンを抱ける仲間ができるでしょう。何かと先が読めないこの時代であっても、明るい未来を描き出すことも難しくはないと思います。過去2年ほど、興味関心の幅や行動範囲をあえて広げずにきた人も多かったことでしょう。でもそろそろ「もっと広い世界を望んでいいのだ」という気持ちも生まれます。

そんななか、3月あたりからはキャリアに本腰が入ります。おそらくですが、ここまでは比較的短期スパンでの野心を抱いていたものが、年単位の長大な野心へとシフトしていくことになるでしょう。パッと燃え盛る瞬発力を強みとしてきた人も、ここからは長く火を絶やさない継続力が求められるようになります。

双子座はひとつのところにとどまるよりも、パッパッと身軽に居場所やスタンスを変更していくほうが得意です。ただ「そろそろじっくりと、ひとつのキャリアを追求しなければ」と思い始めてもいたのではないでしょうか。そのきっかけとなったのが安定を求める気持ちであっても、ずっと追い求めていた「夢中になれるテーマ」を見つけたからであっても、いずれにせよ2026年2月までは実力をストイックに磨き上げていく時期になるはずです。

もし、現状で特に追い求めたいキャリアがない場合は、3月までに「ここから先、頑張っていきたい仕事」のイメージをある程度、明確にしておくことをおすすめします。というのも、丸腰でこの時期に飛び込んでしまうと、望まない苦労をわざわざ背負い込むような試練に遭いやすく、未来が若干アンコントローラブルな状態になりやすいからです。もちろんそれは災厄ということではなく、今の双子座にとって必要な課題が起こっているということ。ゆっくりで大丈夫なので、まっすぐ向き合ってみるといいだろうと思います。人生の決して明るくない時期の価値を知っている人ほど、その努力の価値もわかるはずです。
恋は双子座らしい爽やかさと、心の深いところでの救済の両方を求める時期。ただ、お互いに重たいものを抱えるくらいなら、プラトニックな関係が一番しっくりくる、という人もいるでしょう。仕事や趣味において、同じものを「面白いね」と笑い合えるような時間に、いいご縁があるようです。

双子座のキーターム

短期的な情熱の火は3月25日でいったん解消。それを長く燃え続ける意志の炎に変えていくのが5月17日以降です。恋のチャンスは4月11日〜5月7日にかけて巡ってくる様子。身近な人の視線が特別なものだと気づくこともありそうです。6月3日〜17日は自分らしく実力を出していけるとき。恋でも仕事でも、主導権を握っているのはあなたです。

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