【ブシュロン】のジュエリー、「キャトル」｜人生を彩る名品図鑑

個性が際立つ、グラマラスで革新的なデザイン

2004年に発表されると、ジェンダーを感じさせないモダンで革新的なデザインで、たちまち幅広い層から人気を博すこととなった、ブシュロンの“キャトル”コレクション。発売から20年、流行が移り変わろうともキャトルはその新しさを失うことなく、常にメゾンのアイコンジュエリーとして輝き続けてきた。

多色のゴールドとテクスチャー違いの素材を調和させたグラフィカルなデザインは、インディペンデントなマインドを持つ人や、一歩先へ進む勇気を持ちたい人、背中を押して欲しい人にぴったり。ユニークであること、そのままの自分であることを讃える力強いデザインが、身につける人の心を鼓舞し、自信を与えてくれる。

1858年創業のブシュロンはフランスが誇るハイジュエラーとして、自由で大胆なジュエリーを数多く発表し、年を重ねても決して自分を否定せずポジティブに生きる人など、年齢や性別を問わずさまざまな人々を魅了してきた。20代、30代、40代と年を重ねるごとに、その人の魅力（個性）を引き出し、人生を輝かせてくれるキャトルは、まさにブシュロンのスピリットが宿されたメゾンを代表する名コレクション。生涯にわたり身につけられる“一生モノのジュエリー”としての価値も、人気を支えている。

メゾンを象徴する4つのデザインコードを採用

一瞬でそれがキャトルであると分かるアイコニックなデザインは、メゾンを象徴する4つのデザインコードから構成されている。1つ目は、創業者フレデリック・ブシュロンの父が織物商を営んでいたことへ敬意を表し、クチュールで用いるテキスタイルにインスパイアされた「グログラン」。2つ目は、メゾンの職人たちのサヴォワール フェール（匠の技）を讃えた「ダイヤモンドライン」。3つ目はメゾンが本店を構える、パリ・ヴァンドーム広場の石畳をイメージした「クル ド パリ」。4つ目は、愛し合うふたりの永遠の絆を描いた「ダブルゴドロン」だ。

それぞれ個性が光るこの4つのデザインコードを絶妙なバランスで1つにまとめる卓越したセンスは、ブシュロンだからこそ成せるもの。160年以上続くメゾンの長い歴史の中で、アバンギャルドなアプローチと革新性を追い求めてきたブシュロンの比類なき感性が、キャトルのユニークなデザインアプローチからも見てとれる。

またデコラティブなルックスとは裏腹に、快適な着け心地も魅力のひとつ。“毎日身につけたくなるジュエリー”。それがキャトルコレクションなのだ。

キャトルを彩る、7つの魅惑的なカラー

2004年に「キャトル クラシック」と名付けられた1本のリングの誕生とともにはじまった、キャトルの歴史。この20年の間に、基本のデザインはそのままに、多彩なカラーを追加することでその唯一無二の世界観を拡大させてきた。

ブラウンを基調とした初代の「クラシックエディション（2004年）」からはじまり、「ホワイトエディション（2011年）」、「ブラックエディション（2012年）」、「ラディアントエディション（2013年）」、「レッドエディション（2018年）」、「ブルーエディション（2020）年」、「ダブルホワイトエディション（2023年）」と、現在カラーバリエーションは全部で7種類。モードを極めたカラーから、遊び心のある鮮やかなカラー、エレガンスが薫るカラーまで、それぞれ個性を放つ多彩なラインナップの中から自分好みの色を選ぶことができる。

また、ひとつだけでもスタイリングに華を添える存在感がありながら、重ねづけも楽しめるのがキャトルの魅力。同じカラーのアイテムを重ねたり、別カラーのアイテムと組み合わせたり……と、コーディネートの幅は無限大。自分らしい感性でスタイリングを楽しめるという点でも、ジュエリーラバーたちから高く評価されている。

シャルロット・ゲンズブール（2019年）

2019年のカンヌ国際映画祭のレッドカーペットで、サンローランのゼブラ柄のミニドレスを堂々と着こなした、フランスを代表する女優・シャルロット・ゲンズブール。晴れ舞台のジュエリーは、キャトルコレクションで統一。ブレスレットの重ねづけや、「ラディアントエディション」と「ブラックエディション」のリングのW使いなど、ドレスのインパクトにも負けない華やかなジュエリーコーディネートで会場を魅了した。

アレクサ・チャン（2024年）

今年2月末、キャトルの誕生20周年を記念してパリで行われたパーティに出席した、モデルのアレクサ・チャン。ブシュロンのアンバサダーも務める彼女は、ホワイトのミニドレスにリンクさせるように、「キャトル ダブル ホワイト」のリングを合わせたモードなスタイリングを披露。シンプルなデザインのドレスに、気品に溢れた手元がよく映える。

アンニャ・ルービック（2024年）

前出のパーティには、アレクサと同じくブランドアンバサダーを務めるモデルのアンニャ・ルービックも出席。チェーンの長さを調整できる新作の「キャトル ブラック タイネックレス スモール」の重ねづけや、シンプルに左右の指に1本ずつキャトルのリングを着けた気負わないスタイリング術は、デイリーなコーディネートでも真似したい。

定番も、新作も。今こそ手に入れたい名品をピックアップ

リングのほか、ネックレス、イヤリング、ブレスレット、ヘアジュエリーまでバラエティに富んだアイテムを展開するキャトルコレクション。そのアイテム数は100をゆうに超え、デイリーシーンからドレスアップシーンまで、さまざまなシチュエーションに応じたジュエリーを揃えている。また手に取りやすい10万円台から、リュクスな100万円台、芸術品ともいえる数千万円のハイジュエリーまで、価格帯が幅広いのも特徴だ。

エターナルに愛せるモダンなデザインで、人生の節目ごとに買い足し、大切にコレクションする人も。ここからはそんなキャトルのラインナップの中から、根強い人気の定番や今年登場したばかりの新作など、SPUR.JPが厳選したアイテムを一挙に紹介！

“グログラン”の優雅な世界観を堪能できる1本

キャトルのデザインコードのひとつ、“グログラン”にフォーカスしたこちらのリング。リボンを作る際に用いられるグログラン生地の、しなやかで優雅な質感を表現したデザイン。

“ファースト キャトル”としてもピッタリ

キャトルのファーストコレクション「キャトル クラシック」より、“ダイヤモンドライン”をプレーンなホワイトゴールドで仕上げたミニマルなリングをチョイス。日常使いしやすいので、“ファースト キャトル”としても。

デニムからインスパイアされたブルーのカラーリングに注目

ワードローブに欠かせないデニムにインスパイアされた、「キャトル ブルー」。爽やかでスタイリッシュな色調がコーディネートのアクセントに。

ラグジュアリーを極めたリングが誕生

キャトルの20周年を祝して、今年加わった新作リング。“ダブルゴドロン”にスペサタイト ガーネット、“グログラン”にイエロー サファイアを敷き詰めた壮麗なデザインは、思わず息を呑む美しさだ。

優美な所作を演出する、アイコニックなバングル

20周年にあわせ、多くの新作が登場している今年。こちらのバングルは、2つのキャトルモチーフが手元に輝きを与える、モダンなデザイン。手元にさりげない華やかさを添え、所作の一つひとつを優美に演出してくれる。

コーディネートの幅が広がる、シンプルなデザイン

肌馴染みのいいイエローゴールドとピンクゴールドを用いたこの新作のバングルは、シンプルなルックスでカジュアルからモード、エレガントまでどんなスタイリングにもマッチ。重ねづけのしやすさも抜群。

グラフィカルな新作イヤリングで個性をアピール

“ダブルゴドロン”と“クル ド パリ”の2つのデザインコードを組み合わせた、新作のフープイヤリング。エッジの効いたグラフィカルなデザインで、耳元に自信と煌めきを添えてくれる。

マットホワイト×ホワイトゴールドのコンビネーションで知的なムードを演出

マット調のホワイトセラミックに、煌めくダイヤモンド、ポリッシュ仕上げのホワイトゴールドを組み合わせたクリーンで上品なペンダント。身につけるだけでノーブルな印象に仕上がる逸品。