Part 08 自然を味わうならここへ

旅に欠かせないフードも、ナチュラルな素材やオーガニックな料理を堪能したい。フレッシュな食に出合える2スポットで大地の恵みに舌鼓を打てば、体のなかからリフレッシュ

Qyun(キュン)큔/東アジアの発酵食品をヘルシーに調理

Qyun(キュン)큔

看板メニューのヴィーガン発酵バターカレー。完成まで3日はかかるヴィーガン発酵バターのうまみが凝縮。素材を生かした焼き野菜もたっぷり。₩16,000

農夫市場 マルシェ@の創立メンバーであるキム・スヒャンさんが、2019年に景福宮の裏手に開いたグロサリーカフェ。メニューはすべて、韓国をはじめとした東アジアの発酵食品がベースになっている。ヴィーガンとゼロウェイストを実践しており、旬の野菜と手作りの調味料なども使用するこだわりよう。今ではオープン前から行列ができるほどの人気店になった。5月から11月、水曜日の15時30分から1時間だけ店舗前にオープンする小さな八百屋も話題。農家直送の新鮮野菜が並ぶ。

Qyun(キュン)큔

ウッドが基調の落ち着いた店内

Qyun(キュン)큔

ホットサンドは納豆&キノコ、バーニャカウダ、発酵大豆を辛く味つけたテンペサンバルから選べる。サラダとスープがセットに。₩18,000

 

DATA
ソウル特別市鍾路区紫霞門路26ギル17−2
010-­7674-­1607
営業時間:11時~16時(LO15時30分)
定休日:月・火曜
Instagram:@grocery_cafe_qyun

農夫市場 マルシェ@ 농부시장 마르쉐@/食にまつわる韓国の〝旬〟がここに集合!

農夫市場 マルシェ@ 농부시장 마르쉐@

青々とした旬の野菜や果物、穀物、種、花などが並ぶ

消費者が望む市場を作ることを目標に、2012年にスタートしたマルシェ。ソウル各地での開催を経て、現在は月に1回恵化市場で開かれている。会場には、新鮮な野菜や果物、調味料、食器などが並ぶほか、時にはワークショップも楽しめる。農家、シェフ、手工芸家などがともに集うマルシェには、地元客はもちろん新しい市場文化に触れたい若者たちまで多くの人が訪れるように。2019年からは野菜市場も毎月数回ゲリラ的に開催。生産者と消費者のコミュニケーションの場を増やし続けている。

農夫市場 マルシェ@ 농부시장 마르쉐@

いちご農園のブースの前に設置された、可愛いディスプレイ

農夫市場 マルシェ@ 농부시장 마르쉐@

フレッシュジュースやヴィーガンフードを提供するコーナー。その場で食べることも、テイクアウトすることも可能。買い回り中に小腹が空いたら立ち寄ってみて

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搾り立てのごま油をはじめ調味料も充実している

DATA
ソウル特別市鍾路区大学路104 マロニエ公園
営業時間:毎月第2日曜 11時〜16時
Instagram:@marchefriends
※野菜市場の開催日時と場所はInstagramをご確認ください

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