奇才でありながら社会人レベル200点の佐久間宣行さん。辛口のアドバイスを交えつつ最適解を導き出し、人生を照らす!
今月のお悩み
19歳・予備校生
試験日に思うような力が発揮できず、すべての大学受験に失敗し、浪人が決定しました。親や友人は「自分を信じて」とか「大丈夫だから」と励ましてくれたけれど……。あんなに頑張ったのに、結局は合格を勝ち取れなかった自分を信じられなくなったし、今でもモチベーションを見失いそうになります。
佐久間Pからの回答
必ずしも信じなくていい。疑い続けてこそ人生は好転します
受験って、人生で初めて〝頑張ったのに報われない経験〞をする人も多いんです。だからこそ、その人を取り巻く世界すべてから否定された気持ちになる。でも、実際は違います。今回否定されたのは、あなた自身ではなく、試験当日の結果だけです。
そもそも僕は、自分を信じる必要はないと思っています。信じたからといって合格するわけではないですし。周りを見渡すと、むしろ活躍している人ほど年齢を重ねても自分を疑い続けているな、と実感します。自らの能力や才能を疑って疑って……。その過程にあった準備や努力した量だけを信じる。結果はいいときとそうじゃないときがあって、今回のように不合格だった場合は、メンタルが回復するまでちゃんと休む。傷が癒えてきたな、と思ったらこれまで積み重ねてきた自分の努力について見直してみる。力を入れた分野は合っていたのか? やり方は間違っていなかっただろうか? 自分自身を検証し、必要ならば修正する。ちなみに周りからの励ましには、「ありがとうね」とだけ返せばいいと思いますよ。
生きていると、大なり小なり試練はつきもの。成功を収めているように見える人でも、必ずと言っていいほど挫折を味わっています。それを経験しておくと調子に乗らなくなるというメリットはあるけれど、ネガティブな思考を持ち続けたままだと、自己肯定感が低い大人になってしまう可能性も否めない。失敗しても成功しても、そこから何かを得ようと思えるか、前を向いて学ぶ姿勢を持てるかどうかで、その先の人生は決まります。だからこそ、〝無条件に自分を信用しない自分〞を認めて、好きになってください。
僕は、〝自分を信じる〞という言葉よりも、〝積み重ねを信じる〞という言葉のほうが好きです。この「バナナケーキ」こそ派手なスイーツではないけれど、上等な素材を用いることをモットーに何十年も作り続けられ、永く愛されている。努力もそうだと思います。
佐久間Pの今月のおすすめスイーツ:「田村町 木村屋」のバナナケーキ
住所:(田村町本店)東京都港区新橋1の18の19
TEL:03-3591-1701
営業時間:9時~19時30分(カフェはLO19時)
休業日:土・日曜、祝日
※売り切れ次第終了。
さくま のぶゆき●TVプロデューサー&ディレクター。「オールナイトニッポン0(ZERO)」では最年長パーソナリティ。Netflixの「トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~」シーズン4の配信間近!
