熱を抱えた水分子が湿度となって、体にまとわりつく日本の夏。ほてった肌に水浴びをして体温を下げるように、パシャパシャと使えて、香りと共に気分までクールダウンしてくれるアクアティックな香りをご紹介。水に体を浮かべてたゆたう心地よさにも似た、冷たく透き通る香りでリフレッシュしたい。
アクアティックな香りの特徴とは?
アクアティックな香りのカテゴリーが生まれたのは1990年代。水を香りのモチーフにするという、誰もが思いつかなかったコンセプトを具現化したISSEY MIYAKEの「ロー ドゥ イッセイ」(1992年)が世界中で大ヒット。以降、KENZOの「ローパ ケンゾー」やアルマーニの「アクア ディ ジオ」などアクア系、マリン系、オゾン系と呼ばれるカテゴリーが生まれ、定着した。スイカやメロン、キューカンバーなど、水分たっぷりのウリ科の食物の香りを使い、ほんのり甘いフルーティな要素と潮風のような清涼感で水の香りを表現している。
大波のしぶきを受けながら進むセーリングのひと時を表現した香り
日本発ニッチフレグランスメゾンによる、飲み干したくなるようなみずみずしいカクテルアコード
ピースフルなマインドへ導く、キューカンバーとローズの波紋
地中海の青い海にダイブしたような爽快感あふれるソルティーな調べ
気になる汗の匂いをマスキングしてくれる、森と水の香りのボディコロン
湿度によって空気がこもったように感じられる夏。不純物の混じらない透明度の高い水のように、濁りを感じさせないアクアティックな香りは涼を呼び込んでくれる。自分自身にまとうだけでなく、周囲の空間にスプレーして、淀んだ空気を爽やかに一掃する使い方もおすすめしたい。




