あー、モヤモヤする！ はっきりしない天気、返事が来ない案件、ドラマですれ違う恋人同士、散らかった部屋、タスクまみれの自分自身に。そんなときは、ボディよりもヘアケアをしたくなります。これまでは、ukaの「ケンザン（一番ハードなタイプ）」で頭皮をゴリゴリとマッサージしたり、中国鍼の鍼灸院に駆け込み頭皮を鍼山状態にしたりするなど、物理的に刺激する攻めのケアに頼りっきりでした。
そんなある日、目にとまったのが4月に発売された花王の新ヘアケアブランド【melt（メルト）】の、生炭酸シャンプー。炭酸を使ったヘアケアを自宅で行えるとあって、「これは試してみる価値あり！」と、とびつきました。
ありそうでなかった！ 自宅で炭酸シャンプー
もともと、炭酸美容は好物。週に３回は炭酸風呂に浸かってますし、炭酸を使ったスキンケアは一通り試してきました。通っているヘアサロンが炭酸シャワーで仕上げてくれるのでその心地よさは想像できるものの、炭酸シャンプーにも期待が高まります。
シュワっとした音、じゅわっと包む泡がクセになる
使い方はとっても簡単。手のひらで500円玉サイズ程度の水と炭酸パウダー（クリーミー メルト フォーム）を混ぜると、シュワシュワモコモコした炭酸が発生。それに、同シリーズのシャンプーを２プッシュほどして“炭酸シャンプー”を作り、いつも通りに髪を洗います。
空気をふくんだ泡で包むように髪を洗うのですが、その感触がクセになります。シュワシュワとした音も心地よく、炭酸がじゅわ〜っと頭皮に広がり髪を包み込む感触もたまらない。天然精油がブレンドされているという、ゼラニウム＆ミュゲの香りも夢心地な気分へと誘ってくれます。
気持ちいいだけじゃない！ 炭酸ヘアケアのいいところ
気持ちいいだけじゃなくちゃんと“お仕事”してくれるのも炭酸美容のいいところ。炭酸の泡で洗うから頭皮の汚れや皮脂が浮き上がりやすくしっかり汚れを落としてくれるます。おかげで次に使うトリートメントもいつも以上に髪になじんでいるのか、洗ったあとの仕上がりが、軽やかでトゥルンとしているのが気に入りました。
何よりも変わったのは、ケア後の心持ち。 melt（メルト）がコンセプトに掲げている、「ヘアケア時間を自分を大切にする時間に」が、ささくれだっていた心に刺さりました。今までのハードモードなケアは、どこか自分自身への労りがかけていたもよう。疲れやストレスと闘うことに一生懸命で、手段と目的が逆になっていました。そんな当たり前のことに気がつけるのも、このやわらかな気分になれたおかげ。
おすすめの使用頻度は、週に2～3回だそうで、週末と週の半ばに、モヤモヤがあってもなくても、シュワじゅわ〜とした泡に包まれ、髪も心もとろんとさせる時間を持ちたいです！
食べること、カラダを動かすこと、旅することが大好物のアクティブ派。その反動か、ワードローブは甘め嗜好。花柄アイテム＆ワンピースがクローゼットを占拠しています。
