【メルヴィータ】 オーガニックスキンケアで紡ぐ、内側からも滲み出る健やかな美しさと⾃分らしさ

これだけ数多くの製品がひしめき合い、情報が溢れる現代だからこそ、スキンケア迷子に陥る人は決して少なくない。自分に最適なスキンケアルーティンは何なのだろうと、その選択肢の多さに頭を抱える人に、ぜひ着目してほしいのが「オーガニック」という価値観だ。

実はいま、オーガニックスキンケアは大きな変革の最中にある。その筆頭とも言えるのが、今年大きなリブランディングを果たした、老舗オーガニックスキンケアブランドのひとつである、メルヴィータ。

今回は、メルヴィータのグローバル ブランドアドボケートのディディエ・テブナン氏と、グローバルジェネラルマネージャーのナタエル・ダヴスト氏に、変貌を遂げつつある最新のオーガニックスキンケア事情について伺った。オーガニックスキンケア、そしてメルヴィータが掲げる大きなゴールと、その真髄とは?

これだけ数多くの製品がひしめき合い、情報が溢れる現代だからこそ、スキンケア迷子に陥る人は決して少なくない。自分に最適なスキンケアルーティンは何なのだろうと、その選択肢の多さに頭を抱える人に、ぜひ着目してほしいのが「オーガニック」という価値観だ。

実はいま、オーガニックスキンケアは大きな変革の最中にある。その筆頭とも言えるのが、今年大きなリブランディングを果たした、老舗オーガニックスキンケアブランドのひとつである、メルヴィータ。

今回は、メルヴィータのグローバル ブランドアドボケートのディディエ・テブナン氏と、グローバルジェネラルマネージャーのナタエル・ダヴスト氏に、変貌を遂げつつある最新のオーガニックスキンケア事情について伺った。オーガニックスキンケア、そしてメルヴィータが掲げる大きなゴールと、その真髄とは?

自然がもたらす効果を科学的に解明し、次世代へステップアップしたオーガニックスキンケア

【メルヴィータ】 オーガニックスキンケアの画像_1
ブランドリニューアルに伴い、新たなメルヴィータを体現するべく、ロゴから製品デザインまでアップデート

「オーガニックスキンケア」と聞いて、頭に浮かぶのはどんなイメージだろう? 「望んでいる効果があるのか不安」「少し心許なくて、効果実感までに時間がかかりそう」といったふうに捉えている人も多いはず。世界でのオーガニックスキンケアの評価について、ナタエルはこう語る。

「確かにヨーロッパでも以前は日本と同じように、オーガニックの製品に対する満足感があまり高くありませんでした。しかし、様々な情報が入手しやすくなり、自然の力や価値に対するイメージもかなり変わってきたと思います。世の中には数多くのオーガニック化粧品のブランドがありますが、それぞれが素晴らしい製品を発表し続けた結果、自然の資源や材料をそのまま使うことで、きちんと理想へ近づけることができるという理解が広まってきていると感じます」(ナタエル)

確かにオーガニックスキンケアへの印象が変わりつつあるのも事実。自然と科学は相反するもののように思えるけれど、実はオーガニックスキンケアの実力を証明するのは、科学である。

「最初の頃は“自然がもたらす効果”を身を以て知っているからこそ、ある意味でその“経験”に頼っていて、効果の測定などを行っていませんでした。けれど次第に科学の力を借りて、自然がもたらすパワーをしっかり測定するようになったのです。
おっしゃる通り、自然をベースにした製品は効果実感まで時間がかかるのは事実です。しかしその分とても安全であり、だからこそ、肌が喜んでくれるのです。材料はできるだけ自然にある状態のまま使うことを心掛けています」(ディディエ)

オーガニックスキンケアというカテゴリーが誕生し、そこから数十年という年月を経ることで、科学によって自然のパワーをより詳細に紐解くことができた。そこからさらに魅力的な製品へと進化を遂げたのが、今のオーガニックスキンケアと言えるだろう。

創立から41周年を迎えて新たなフェーズに。パワフルな自然の再生力を製品へ注ぎ込む

【メルヴィータ】 オーガニックスキンケアの画像_2
ソルスデローズ クリームは、外側の透明ガラスジャーと内側のカラーポットに分かれ、詰め替えが可能なリフィラブルデザインに

今年で創立から41周年を迎えるメルヴィータ。このタイミングで大きなリブランディングを行ったのには、大きな意味がある。

「人も40歳頃になると、自分自身や自分の強みをより理解して、新たなステップに向かう時期。ブランドにもそういう変化のタイミングが訪れたのだと思っています。先ほど話に上がった“科学の進歩”も理由のひとつです。メルヴィータの研究所も様々な研究を重ねて、進化を続けているので、ブランド自身を見直すきっかけにもなりました。
この40年の間で、ユーザーの期待も変化しました。メルヴィータに対して、『より近しい存在でいてほしい』『製品をつくるプロセスなども、よりよく理解したい』という声が増えてきたのです。製品を使うとき、そこに楽しさを求める方も多くいらっしゃいます。科学のイノベーションだけでなく、“体験”という観点でもイノベーティブでありたいと思っています」(ナタエル)

リブランディングのテーマは〈REGENERATIVE(再生)〉。〈問題の根幹と向き合い、解決し、現状をより良い状態へ導く取り組み〉という意味を持つ言葉を掲げ、40年間で積み重ねてきた経験を足掛かりにしながら、さらに高度な技術と真摯な研究を武器に“自然の再生力”を製品へと反映した。


フランスでは4月からロゴマークも刷新して、すでに新しいメルヴィータはお披露目済み。オーガニックのローズヒップオイルを主成分としたマイクロオイルを配合している「ソルスデローズ」シリーズのうち、人気のソルスデローズ クリームは製品パッケージを詰め替え可能なリフィル型へと変更している。日本でのローンチがこのタイミングになったのは、そういったスキンケアアイテムとともに、日本のカルチャーからインスパイアされた新たなボディケアアイテムが発売になるからだ。

「日本は化粧品業界において主要なマーケットを持つ国かつ、多くの災害など困難を乗り越えてきた歴史を持つ国でもあります。そして、自然と特別な関係を持っている国だとも思います。そういった背景があるからこそ、メルヴィータというブランドも日本と特別な関係を築けるのでは、と考えています」(ディディエ)

肌や自分を労る“いつものスキンケア”の中に組み込んで、心身共にヘルシーに。それがメルヴィータのゴール

【メルヴィータ】 オーガニックスキンケアの画像_3
リブランディングを祝したイベント会場では、製品の世界観を表現した展示で、ブランドの新たな姿を届けた

10月に発売になったボディケアシリーズ「ロルベジタル」は、まさに日本のカルチャーからインスパイアされた新作。香りを楽しむために、森林浴の考えを取り入れている。

「メルヴィータの製品を使っていただくときに体験できる感覚は、他のブランドにはないもの。けれどそれを使うことによって、何か新しいルーティンが必要になるということはありません。
日本でも欧米でも一般的な、通常のルーティンの中で製品を使っている間にすぐ実感できること――、それは香りです。美しさというのは、見た目だけでなく、もっと全体的なアプローチであるべきだと思うんです。化粧品を使うときの香りがもたらすメンタルへの影響というのは、とても大きいと思っています」(ディディエ)

肌のことだけを考えるのではなく、心身ともにヘルシーでいられるように、ライフスタイルから見つめる――。それが、新しいメルヴィータが目指すゴール。手に取る人たちに、内側からにじみ出るような、輝く美しさを提供していきたいと考えているのだ。

「もうひとつ、大事なことがあります。それが、ブランドとして“ジェンダーレス”であるということ。そして、オーガニックは高級な、何か特別な存在であってはならない、ということも重要です。メルヴィータは、ユーザー自身の健康だけでなく、地球にとっても良い存在であるべきだと考えています。人類、環境、ジェンダー、これらの課題はすべて繋がっているとも考えているので、本当にいろんな方に気軽にメルヴィータの世界を試していただきたい」(ナタエル)

日本からの影響が強いからこそ、身近に感じられるはず。決して“退屈”ではないオーガニックアイテムを楽しんで

【メルヴィータ】 オーガニックスキンケアの画像_4
(左から)メルヴィータのグローバル ブランドアドボケートのDidier THEVENIN Thevenin(ディディエ)氏、グローバルジェネラルマネージャーのNathaëlle Davoust(ナタエル)氏

日々数多くの新製品が発売される日本の美容市場には、美容への関心が高く、自分のライフスタイルにこだわり、審美眼で選び抜いたアイテムと歩みを共にする人も多くいる。

「そういう意味で日本は化粧品に対して知識も豊富で、高い期待感を持っている方が多い、とてもタフな市場です。でもだからこそ、メルヴィータはしっかりと期待に応えられると思っています。その理由はやはり、製品がヘルシーであり、かつ使っていて楽しいという体験をかなえられるから」とナタエル。的確に肌に働きかけるアプローチの巧みさや、見ているだけでハッピーな気持ちになるカラフルなパッケージなど、リブランディング前からメルヴィータのファンは多い。それがさらにパワフルになるのだから、期待は高まる。

「メルヴィータは製品だけに限らず、ブランド自体が日本からたくさんのインスピレーションを得ています。日本が持つ自然との関係性や、日本家屋の中にいるときに感じる安らぎなど、私たちは本当に多くの影響を受けている。個人的な感想ではありますが、ある意味、メルヴィータというブランドがとても“日本に近づいた”と言っても過言ではありません。だから、今までメルヴィータをご存じの方はもちろんですが、初めて出合うという方にもぜひこういったポイントを知ってもらい、身近に感じてもらえると嬉しいですね」(ディディエ)

「40年というのは人生を見極めるチャンスの節目です。そして、それは次の40年に備えるということも意味します。メルヴィータを新しいロゴやパッケージ、新たな感触、フィーリングでアップデートすることは、使ってくださる皆さんの期待に添うことでもあります。オーガニックスキンケアだからといって、“退屈”なことは一切ないのです」(ナタエル)

どんなライフスタイルにもフィットするラインナップ。だから新しい体験を楽しむ気持ちで、気負わずに取り入れて

【メルヴィータ】 オーガニックスキンケアの画像_5
(左から時計回りに)ハイドレーティング ボディセラム 100mL ¥6,600、ハイドレーティング ボディクリーム 200mL ¥5,500、エクスフォリエイティング ソープ 125g ¥3,080/メルヴィータジャポン

新生メルヴィータのニューフェイスは、インタビューでも触れられた「ロルベジタル」シリーズだ。ディディエは、「日本の森林浴は自然の不思議な力とひとつになる感覚を取り戻させてくれる。バスタブに身を沈めるように、五感を研ぎ澄ませながら森に浸かるのです。『ロルベジタル』シリーズはメルヴィータ本社からそう遠くない、フランス南東部アルデーシュの自然あふれる森から、日常で森林浴の心地よさを感じてほしいという願いを込めて生まれました」とコメント。

思わず深く深く呼吸をしたくなる香りは、ユーカリ、ミント、ローズマリーのトップノートから、シダー、クラリセージ、ガルバナムのハートノートへと変化。パチョリとフランキンセンスの温かみのあるベースノートへと続くハーモニーが、肌のみならず、癒しを求めるメンタルまで優しく包み込んでくれるのが嬉しい。

製品は全3品。ハイドレーティング ボディセラムは驚くほどサラリと肌になじむみずみずしいテクスチャーだが、オイル30%、美容液70%という処方で、あっという間にもっちりとした肌感に整う。ハイドレーティング ボディクリームはヴェルヴェットを思わせる質感が心地よい。こちらも素早く浸透しながら、うるおいをたっぷりと届けて乾燥から肌を守る仕組みだ。

特筆すべきはユニークな形状のエクスフォリエイティング ソープ。片面にある凹凸はそのままマッサージするように肌になじませながら、直接泡立てることが可能。キメ細かい泡と心をほどくようなリラクシーな香りが立ち昇り、爽快なシャワータイムを約束する。

「前述のとおり、メルヴィータの製品は、特別なルーティンが必要なものは何ひとつありません。普段の一般的なスキンケア、ボディケアプロセスの中で使えるものばかりです。メルヴィータ製品がカスタマーそれぞれのライフスタイルに総合的に寄り添ったものであり、その体験が楽しさに満ちあふれていることを、たくさんの方が実感してくれますように」(ディディエ)

INFORMATION

ローズの魅力を詰め込んだ「ソルスデローズ」シリーズもチェック!

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オーガニック ダマスクローズのフローラルウォーターと100%自然由来のマイクロヒアルロン酸を配合したアクティブウォーターの中には、オーガニック ローズヒップオイルを主成分としたマイクロサイズのオイルがイン。バリア機能を高めながら、乾燥から肌を守る「ソルスデローズ」シリーズ。ローズの恩恵をたっぷり受けられる化粧水とクリームは、乾燥の厳しい冬のスキンケアに必須のコンビネーションだ。

今回、リブランディングのタイミングでソルスデローズ クリームのパッケージがリフィラブルへと変更に。他のシリーズのクリームも、順にリフィラブルへとスイッチしていく予定。

(左から)ソルスデローズ エッセンスローション 150mL ¥5,280、ソルスデローズ クリーム 50mL ¥7,700/メルヴィータジャポン 

メルヴィータジャポン カスタマーサービス
jp.melvita.com
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