ヘンリー王子とメーガン妃に逆風、新作映画が“大コケ”。専門家は「しばらく姿を消すべき」とコメント

サセックス公爵夫妻ことヘンリー王子(41)とメーガン妃(45)が初めて製作総指揮を務めたドキュメンタリー『Cookie Queens(原題)』が興行的に「惨敗」し、猫の人気動画を集めたコンピレーション作品の順位を下回ったことが、話題を呼んだ。

ヘンリー王子(41)とメーガン妃(45)の制作会社アーチウェル・プロダクションズが手がけたドキュメンタリー『Cookie Queens(原題)』が興行的に振るわなかったことを受け、王室コメンテイターが「夫妻はしばらくビジネス活動を休止するべき」だと助言していると米メディアが報じた。

ロサンゼルスで行われた『Cokkie Queens』の特別上映会に出席したメーガン妃とアリサ・ナミアス監督

2026年7月28日(現地時間)、ロサンゼルスで行われた『Cookie Queens』の特別上映会に出席したメーガン妃とアリサ・ナミアス監督 Photo:Getty Images

ガールスカウトでクッキーの販売を行う4人の少女を追ったドキュメンタリー『Cookie Queens』は、2026年8月7日(現地時間)、全米で劇場公開され、映画興行成績サイト『Boxoffice Pro』によると、公開初週末の1スクリーンあたりの興行収入はわずか735ドル(約11万6900円)で、初登場15位という結果に。複数のメディアが、興行的に惨敗とし、「世界最高の猫動画」を集めた劇場作品『CatVideoFest 2026(原題)』よりも順位が下だったとこぞって報じた。

米ユタ州で行われたサンダンス映画祭のプレミア上映に出席したヘンリー王子、ナミアス監督、メーガン妃

2026年1月25日(現地時間)、米ユタ州で行われたサンダンス映画祭のプレミア上映に出席したヘンリー王子、ナミアス監督、メーガン妃 Photo:Getty Images

一部では「メーガン妃とヘンリー王子にとって、名誉挽回の最後のチャンス」とも言われていた最新プロジェクトの成績不振を受け、YouTube番組『Kinsey Schofield Unfiltered』のホストを務める王室コメンテーターのキンジー・スコフィールド氏は、米メディア『Page Six』に、夫妻に一旦表舞台から身を引くことを勧めると語ったという。

米ユタ州で行われたサンダンス映画祭に出席したヘンリー王子、エイミー・レッドフォード、メーガン妃

2026年1月24日(現地時間)、サンダンス映画祭で、故ロバート・レッドフォード(享年89)の娘エイミー・レッドフォード(55)とポーズをとるヘンリー王子とメーガン妃 Photo:Getty Images

同氏は「私なら、しばらくビジネスの表舞台から姿を消し、発表の数を大幅に減らして、実行力のある経験豊富な人たちとともに、本当に魅力的なプロジェクトをひとつ見極めるよう、助言します」とコメント。まだ「評判を回復することは可能」としながら、「ブランドを刷新したり、華やかなPRキャンペーンを打ったりする」ことでは実現しないと説明。「成功は、ハリウッドで評判を回復するための最も効果的な戦略のひとつです」と、なによりも実績を作ることが重要だと語ったそう。

夫妻が2020年に設立したアーチウェル・プロダクションズは、2022年末に配信開始されたNetflixのドキュメンタリー『ハリー&メーガン』がヒットして以降、大きな成功には恵まれていない。『Page Six』によれば、Spotifyとのポッドキャスト契約は、番組『Archetypes』が1シーズンで終了した後、2023年に打ち切られ、夫妻が2020年に結んだNetflixとの大型契約も、その後、より関係が緩やかなファーストルック契約へと移行している。

カナダで行われたデヴィッド・フォスター財団40周年記念イベントに出席したヘンリー王子とメーガン妃

2026年8月7日(現地時間)、カナダで行われたデヴィッド・フォスター財団40周年記念イベントに出席したヘンリー王子とメーガン妃 Photo:Getty Images

スコフィールド氏は「なぜ王室を離れたのかという話を、いつまでも観客に繰り返し聞かせることはできません」と指摘。「業界で長く活動したいのであれば、王室を売りにしなくても、人々が彼らのセンスやアイデア、ストーリーテリングに関心を持つことを証明しなければならない」と語ったという。

2026年7月、サセックス公爵一家は英国で4年ぶりにチャールズ国王夫妻と再会したと報じられた

さらに、夫妻が「信頼を立て直す必要に迫られているこのタイミングで、チャールズ国王(77)との和解に向けた動きが再び見られているのは、偶然ではない」とも。「王室との壊れた関係が、仕事上の足かせになっていることを、夫妻も理解しているのではないかと思います」と推測したそう。

公開前、米映画レビューサイト『Rotten Tomatoes』で、批評家から94%という高評価を獲得していた

アリサ・ナミアスが監督を務めた『Cookie Queens』は、『Page Six』によれば、心温まるテーマと批評家からの高評価を受け、制作側は期待感をもって公開日を迎えたという。しかし初週末の興行成績は446スクリーンで約35万4,000ドル(約5,640万円)にとどまり、英紙『The Telegraph』は、メーガン妃が「普段身につけているジュエリーの総額を大幅に下回る」と酷評。英紙『The Times』が取材した業界関係者も、「世界一の猫動画祭りを軽んじるつもりはないが、どう見てもかなり厳しい結果だ」と皮肉交じりに評した。

この興行不振の原因について、『Page Six』が取材した専門家は、小規模なドキュメンタリーは公開のタイミングが重要で、実際にクッキー販売が盛り上がる時期を逃したことが敗因とみているという。「Girl Scouts of the USA」によると、「ガールズスカウト・クッキーシーズン」は全米で1〜4月、起業家精神を養う機会として行われ、『The Telegraph』によれば、毎年100万人のガールスカウトが2億箱以上、8億ドル以上を売り上げる一大イベントなのだとか。

ガールスカウトのキャンプをサプライズ訪問したメーガン妃

2026年7月29日(現地時間)、ガールスカウトのキャンプをサプライズ訪問したメーガン妃 Photo:Getty Images

また米誌『Variety』は、「愛すべきアメリカの伝統の興味深い歴史がこの作品で描かれるのかと思いきや、まるでリアリティ番組のように延々と」4人の少女たちの販売競争を追うだけで、「ほかに掘り下げるべきテーマの一切を放棄している」と内容自体を厳しく批判している。

ガールスカウトのキャンプをサプライズ訪問したメーガン妃

米誌『InStyle』によると、ブロシュ・ウォーカーのシックなニットに、オーバーサイズのショートパンツを合わせた新鮮な着こなしも話題に Photo:Getty Images

そんななか、この映画の制作現場からは好意的な声も聞こえているそうだ。『Cookie Queens』に関わったある関係者は『Page Six』に、メーガン妃について「彼女のことは本当に好きです。ヘンリー王子には会っていないけれど、メーガン妃とは気持ちよく仕事ができました」とコメントしているとのこと。

さらに、同作が公開された8月7日(現地時間)、カナダで開かれたデヴィッド・フォスター財団の設立40周年記念ガラで、メーガン妃が米オーディション番組『アメリカン・アイドル』出身の歌手ピア・トスカーノ(37)に見せた温かい心遣いも話題に。

『Page Six』がピア本人に取材したところによると、現在妊娠中の彼女がパフォーマンスを終え、メインテーブルにいたサセックス公爵夫妻のもとへ挨拶に行くと、メーガン妃はお腹に触れ、ハグをして妊娠を祝福。「今はあなたの人生でもっとも美しい時期よ」と声をかけたという。またピアは、ヘンリー王子が紳士的な気遣いを見せ、彼女のために椅子を動かしてくれたとも明かしたそう。さまざまな評価を集めながらも、話題には事欠かないサセックス公爵夫妻。今後の活動で巻き返しを図れるのか、引き続き注目を集めそうだ。