FRED アーティスティックディレクター兼副社長 Valérie Samuel(ヴァレリー・サミュエル)にインタビュー 新作ジュエリーコレクション「ソレイユ ドール サンライズ」。さんさんと照りつける太陽を想起させるグラフィカルなモチーフに、まばゆいばかりのラディアントカットのダイヤモンドを合わせたフレッドらしいクリエーションが魅力。ネックレス〈YG、WG、ダイヤモンド〉¥4,070,000〜/フレッド カスタマーサービス(フレッド) フレンチジュエラー、フレッドが今年で創業90周年を迎える。「モダン ジュエラー クリエイター」と自らを名乗り、1936年にパリのロワイヤル通り6番地に最初のブティックを構えた創業者のフレッド・サミュエルは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、宝石商を営む家系に生まれた。 「私の祖父にあたるフレッド・サミュエルを一言で表すとしたらビジョナリーという言葉がふさわしいでしょう。20代でアルゼンチンから単身パリに渡り、自分の直感を信じて生き続けた。それでいて彼自身の人柄は極めて親しみやすく、我々家族や従業員、そして顧客から親しみを込めて"ムッシュ フレッド"と呼ばれていました」 1977年に発見されたメゾンの至宝、100カラットを超えるイエローダイヤモンド「ソレイユドール」。2022年にパリのパレ・ド・トーキョーで開催された回顧展で初公開された 創業当初は養殖真珠を主に取り扱うジュエラーとして名を馳せるが、その後、カラーストーンの名手としてパリのジュエラーの中で独自のポジションを確立する。 「南米の風光を想わせるカラーストーンは、我々のクリエーションにとって最も重要なエレメント。中でも象徴的なのは、1977年に発見された伝説のイエローダイヤモンド『ソレイユ ドール』。100カラットを超える見事なルースストーンであるこちらは、メゾンのスピリットであるサンシャイン ジュエラーのスピリットを体現しています」 最も好きなストーンを尋ねると、「一つに決めるのは難しいのですが」と遠慮がちに切り出しつつ、カラーダイヤモンドの抗いがたい魅力について目を輝かせながら語った。 「特に印象に残っているのは、ある顧客からのプライベートオーダーで巡り合ったレッドダイヤモンド。カラーダイヤモンドの中でも最も稀少性が高いもので、その輝きに圧倒されたことを覚えています。昨年発表したハイジュエリーコレクションで用いた、コロンビアのMUZO鉱山で採取されたエメラルドも見事でした」 リング〈YG、ダイヤモンド〉¥3,580,000〜/フレッド カスタマーサービス(フレッド) 昨今では資産としても注目を集めるジュエリーだが、ヴァレリーにとってはあくまで「日常の装いを彩り、まとう人のパーソナリティを輝かせてくれるもの」だという。 「フレッドが生み出すのは、重厚なガラスケースの中でひっそりと佇むものでも、レッドカーペットのためだけに保管されるものでもなく、自然な太陽光の中で輝くジュエリーです。中でもメゾンのシグネチャーといえるのが、トランスフォーマブルな構造。『パン ドゥ スークル』のセンターストーンや『フォース10』のケーブルは、その日の気分やスタイリング、オケージョンによって洋服のように気軽につけ替えることができます。90周年と聞くと非常に長いように感じますが、ジュエリーの世界では比較的若いポジションです。過去のアーカイブスや創業者の精神を大切にしながら、常に時代の空気を取り入れ、現代的なクリエーションを続けることが、私たちの使命だと感じています」 FRED アーティスティックディレクター兼副社長Valérie Samuel(ヴァレリー・サミュエル) フレッド アーティスティックディレクター兼副社長。パリ第二大学で人材資源の修士号を取得し、米国宝石学会の認定を受ける。2017年12月より現職。 FREDの関連記事はこちら BTS JINがまとう「フォース10」の輝き。【フレッド】90周年を祝福する新キャンペーンビジュアルが公開 【フレッド「フォース10 ライズ」】 逆境にも揺るがない確かな愛の絆 創業90周年の【フレッド】のディレクターにインタビュー。メゾンのDNAは太陽光に映えるジュエリー BTSのJINが【フレッド】の新キャンペーンに登場! 「フォース10」の新作ジュエリーを着用 バレンシアガのバッグ、ルイ・ヴィトンのスニーカーetc. エディターが選ぶ【2026年4月のおすすめ新作】 【フレッド】「フォース10」から誕生60周年を祝した新作リングが登場!