パコ・ラバンヌ、「ほっこりしない」可愛さがいいんです!

パコ・ラバンヌと聞いたら、60年代のキラキラフューチャリスティックな服を思い浮かべるのではないでしょうか?

今、再びキテるんです。アイコニックなミニバッグは編集部員も「色ち買い」ならぬ「型ち買い」していますが、服も可愛いんですよ。最近、Farfetchで映画「バーバレラ」のジェーン・フォンダみたいなスパンコール・ドレスを発見。可愛いな〜、でもパーティもないのにどこに着ていくんだとか、洗濯はどうする? などと些細だけど切実なことで悩みながらスクロールしていったら、出会いました!   こちらのシャツ(しかも洗濯可)。

ジュリアン・ドッセーナ率いる現代のパコ・ラバンヌ、実は華やかなフラワー柄も得意なんですよ! しかもエッジィに仕上げる匙加減が上手。ピンクの花柄なんて大甘口になりそうですが、ブルーやパープルを合わせる配色の妙。カットアウトのレースは、引きで見た時にグラフィカルな配置がきいています。

秀逸なのはパターンです。身頃は胸下で切り替え、バストにさりげなくダーツを配して。スリーブは指先が出るか出ないかくらい長く。要所でシャープな直線が身体をなぞるので、ぐんと「おしゃれなボディ」に見える視覚効果が。胸下からAラインを描く、シックスティーズ調の造形もブランドのDNAを感じさせます。この丈、60年代ならお尻が見えてもへいちゃらでミニドレスとして纏うでしょうが、私はパンツやスカートを重ねようかと。胸元をクリスタルやシルバーのジュエリーで盛り上げ、パコ・ラバンヌらしいフューチャーみを存分に出して着たいと思います。

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エディターNAMIKI

ジュエリー&ウォッチ担当。きらめくモノとフィギュアスケート観戦に元気をもらっています。永遠にミーハーです。

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