発売中の１月号で、表紙と巻頭のLOEWEの企画を担当しました。今回、唯一無二の陶芸作品を作り出しているスナ・フジタさんとのコラボレーションということで、どんなものになるのだろう？とわくわくしていたのですが、実際にプレスルームに下見に行ってみたところ、一瞬でぎゅっと心を掴まれてしまいました。
本誌にも掲載させていただきましたが、生き物たちが自由に遊んだり戯れたりしている、のびのびした日常を切り取ったような世界。見ていると、どこか懐かしい気持ちが胸にじんわりと広がり、子どもの頃に外で遊んだ記憶が蘇ってきます。
本誌でもスモール・レザー・グッズをいくつか紹介させていただいたのですが、気になっていた「ワオキツネザル」のモチーフのお財布をお迎えいたしました！
キャメルカラーにブルーのワオキツネザルが並ぶミニ財布
なめらかなカーフレザーのフラップの上で、挨拶しているのか、おしゃべりしているのか、コミュニケーションをとっているように見えるワオキツネザルが描かれています。くるんとした尻尾がごきげんなムードです。
形は三つ折りタイプで、コイン収納はフラップ付きのポケットになっています。
お財布の中にも、もう一匹！
カード類は６枚収納可能です。そして、なんとここにもワオキツネザルがいるんです！可愛すぎませんか？ 彼もフラップの３匹のところに向かっているのかな？と思わせるような躍動感のあるシーンです。LOEWEの型押しの下にはスナ・フジタの陶器にも入っている手書きのサインが描かれています。
サイズはミニ財布よりは一回り大きい使いやすいサイズ。自然光に当たると、薄くカットした質感の異なるレザーを組み合わせる、マルケトリ技法で描かれた繊細なディティールが一層伝わります。尻尾の部分の艶感が伝わりますでしょうか……？ つい撫でたくなるようなつるつるした質感です。
ちょっと早い自分へのホリデーギフトで、年末まで駆け抜けたいと思います！
冷たいビールと川遊びを愛する夏原理主義。首の詰まった服をよく着ています。
