アークテリクスのディレクターは何を着てる? 私物&私服コーディネートを公開

アークテリクスのデザインディレクター、ジョージア・スミスさん。実用性の高いテクニカルウェアを軸にした私服の着こなしから愛用のギア、アクティビティまで気になるライフスタイルにフォーカス!

アークテリクスのデザインディレクター、ジョージア・スミスさん。実用性の高いテクニカルウェアを軸にした私服の着こなしから愛用のギア、アクティビティまで気になるライフスタイルにフォーカス!

INDEX
ジョージア・スミスプロフィール画像
ジョージア・スミス

イギリス生まれ。2024年5月にオープンした、代官山のアークテリクストーキョークリエイションセンターのデザインディレクター。週2回ほどクライミングを行い、週末は友人とのアクティビティを楽しむ。登山歴は約15年で、過去には旭岳、奥多摩、スイスのリギ山などに登頂。登ってみたい山は、日本第2位の高さを誇る北岳。

モード&テックな日常服

テクニカルウェアを中和し街着としてまとう

アークテリクスのジャケット&パンツを着用したジョージア・スミス

Jacket - ARC’TERYX
Inner - ARC’TERYX
Pants - Vintage
Bag - ARC’TERYX
Shoes - ARC’TERYX

アークテリクスのジャケットを着用したジョージア・スミス

「ジャケット『BETA AR』の"AR"はオールラウンドの意味。基本はハイキング用ですがほかのスポーツにも使えるので、街で着ることも。普段使いにはコットンのボトムスを合わせることで、テクニカルなムードがいいあんばいに中和されて自然になじみます。普段はダークトーンが多いから、オフホワイトが新鮮」。薄い水色のインナーを合わせて、コントラストをきかせているのも上級者。

初めて手にした、思い出のアークテリクス

アークテリクスのジャケット&キャップを着用したジョージア・スミス

Jacket - ARC’TERYX
Skirt - Vintage
Cap - ARC’TERYX
Rings - All Blues

オール ブルースのリングを着用したジョージア・スミス

「イギリスのリセールサイトで約10年前に買った、人生初のアークテリクスのアイテム『KAPPA SP』。当時の自分には350ポンドが高価で半年ほど迷って購入した、2000年代初頭に発売したモデル。クロップド丈で、ボリュームのあるハイネックのシルエットが珍しくて好みです。控えめながら存在感のあるオール ブルースのリングは、自分の肌のトーンに合うシルバーを選んでいます」

立体的なフォルムで際立つ、オールブラックコーディネート

VEILANCEのシャツジャケットを着用したジョージア・スミス

Shirt Jacket - VEILANCE
Inner - VEILANCE
Pants - Vintage
Bag - SEALSON × 114. Index
Shoes - ARC’TERYX

VEILANCEのシャツジャケットを着用したジョージア・スミス

「ツイル地のシャツジャケットは、構造がとても美しく、ハンガーに掛けてあるだけでもフォルムの強さが際立つんです。着ると体に沿って立体的なシルエットが生まれるしなやかさに惹かれました。シルエットは常に実験したくて、普段とは違うレイヤリングで新しいバランスを探っています」。オールブラックでミニマルにまとめながらも、フォルムで差をつけて洗練した印象にアップデート。

武骨なナイロンジャケットを都会的に昇華

サウスツーウエストエイトのナイロンジャケットを着用したジョージア・スミス

Jacket - SOUTH2 WEST8
Inner - ARC’TERYX
Skirt - VEILANCE
Cap - ARC’TERYX
Shoes - ARC’TERYX

サウスツーウエストエイトのナイロンジャケットを着用したジョージア・スミス

「メンズアイテムに巻きスカートを合わせてモダンにまとめました。サウスツーウエストエイトは移住前から憧れていたブランド。このジャケットは札幌へ行った際、1号店である旗艦店でゲットしました。あの場所で買ったことも含め、自分にとって特別な思い出。テンカラジャケットはコーティングしたコットンツイル素材で、型崩れしにくく、重ね着しても素敵なんです」

サウスツーウエストエイトのナイロンジャケットを着用したジョージア・スミス

大胆なグラデーションが気分を上げる

アークテリクスxビームスのジャケットを着用したジョージア・スミス

Jacket - ARC’TERYX × BEAMS
Pants - SAGE NATION
Cap - ARC’TERYX

アークテリクスxビームスのジャケットを着用したジョージア・スミス

「鮮やかなグラデーションは、着るたびに気分が上がるんです。ロンドンの友人が、私がアークテリクスで働くことになったタイミングで特別に染色して、プレゼントしてくれました。立体感のあるプリーツが入ったセージネーションのパンツは丸みのあるシルエットで、ほどよく抜け感が出てちょうどいい。テクニカルなジャケットとも相性がよく、全体をやわらかいムードに落とし込めます」

オールシーズン、全力アクティビティ

クライミング

アークテリクスのジャケットを着用したジョージア・スミス

ジャケットは5月発売予定の試作品。ウエストのドローコードを絞るとモダンなシルエットに。クライマーのために特別設計されたオールインワンとセットで着用中

Gorp Girlsのクライミングイベント

ロンドン発祥のグローバルコミュニティ、Gorp Girlsが日本で初となる女性限定のクライミングイベントを開催。「私も企画段階から参加しました。経験の有無に関係なく、それぞれが自由に満喫して、とても有意義な時間に」

ウルトラマラソン

ゴビ砂漠のレース

4日間でゴビ砂漠を122㎞踏破するレースに挑戦し、無事に完走。「テントが小さくて寝不足、食事はジェル中心で大変でしたが、どこまで自分を追い込めるかを知れたのは大きな収穫。きつかった分、達成感も格別でした!」

 アークテリクスのディレクターは何を着ての画像_15

人生で最も過酷な経験

スノーボード

スノーボードを楽しむジョージア・スミス

日本やカナダ、イタリアに住む友人たちと一緒に北海道・ニセコへ。「みんなでアクティビティをすると、それぞれの経験値が交ざるときが面白いんです。このときはスノーボード初心者の私に、友人のベンが教えてくれました」

ジョージア・スミスと仲間

世界各国からニセコに集合!

ハイキング

アークテリクスのバンダナ&キャップを着用したジョージア・スミス

風の強い日本の山では、耳を守るバンダナとキャップが必携。ショーツ×ハイソックスで枝や泥から肌を守りつつ、通気性も確保。旧型のベータ ジャケットはデザインがお気に入り

ジョージア・スミスの登山スナップ

日本三大岩場の谷川岳での一枚。「険しい岩場が続き、雨で足もとは滑りやすく、ハードな道のりでした。天候に振り回されながらも笑いは絶えず、楽しかったです。実は、私のウェアをみんなに貸して挑戦したのもいい思い出(笑)」

東京で見つけた機能と装いのバランス

2024年の夏、拠点をロンドンから東京へ移したジョージアさん。

「ロンドンではロードバイクで通勤していたので、日常的にクライミングやサイクリング寄りの格好が多かったんです。でも、東京ではみんなきちんとしていて、散歩しているおじいちゃんですら格好いい。だから東京に来て、毎日のコーディネートをもっと考えるようになりました。少しプレッシャーも感じますね」

場所は変われど、彼女のスタイルの核にあるのは、テクニカルなアイテムを日常へ引き寄せる感覚。

「アクティビティのときは、防護が最優先で見た目は二の次。逆に街着とするなら、まずはどう見えるかから入って、テクニカルウェア以外のアイテムで中和したり、雨の日はシェルを羽織ったり。機能と見え方の均衡を考えています」

幼少期から両親の影響で、自然に触れる機会は多かったという。

「自分の意思かはわかりませんが(笑)、4歳頃から背中に担がれて一緒にハイキングに行っていました。本格的に登山を始めたのは15年以上前。一人で山に入るようになり、より高い山に挑戦したいと思うように。今では、山に行かないと息ができない気がするくらいです。東京で2週間ほど仕事をしていると、もう絶対どこかへ行かなきゃ!って。自然は、私に心の平穏とインスピレーションを与えてくれる存在です」

Georgiaを構成するアイテム

What's in my bag?

ヴィンテージのレザーバッグ、Sub Sunのサングラス、Burt's Beesのリップクリーム、AirPodsPro、WeeFancyの携帯型充電器、COMME des GARÇONSの財布

 - Sub Sunのサングラス
 - Burt's Beesのリップクリーム
 - AirPodsPro
 - WeeFancyの携帯型充電器
 - COMME des GARÇONSの財布

自転車での移動が多いため、リップクリームや充電器など最低限の荷物で身軽に。サングラスはロンドン発のサブサン。シャープなフォルムが印象を引き締める。「ヴィンテージのマルチポケットつきのレザーバッグを愛用しています。バッグを選ぶ基準は、邪魔にならず、扱いやすいこと、十分な収納力、軽さ。そして見た目のかっこよさはマスト!」

My essentials

District Visionのサングラス

District Visionのサングラス

「サングラスは何本か持っていますが、今はこれがいちばん気に入っています。機能と見た目のバランスがよく、アクティビティから日常まで頼れる一本です」

ARC’TERYXのインデックス ギアバッグ

ARC’TERYXのインデックス ギアバッグ

「クライミングの小物を入れたり、洗面用品をまとめたり。メッシュの仕切りがあるので中身が散らからず、用途を選ばない万能さが魅力。整理整頓が好きな私にとって、欠かせません」

mont-bellのトラベルポーチ

mont-bellのトラベルポーチ

「日本に来て、買い足しました。心配性ゆえ荷物が増えがちなアクティビティの日も、これならサイズ違いでこまごましたものの仕分けができるんです。旅先でかなり重宝しています」

LITEWAYのレインスカート

LITEWAYのレインスカート

「天気が読みにくい日本でのアクティビティでは必須。雨天対策はもちろん、グラウンドシート代わりに敷いたり、バッグを覆って保護したりと、用途は意外と幅広いです」

ARC’TERYXのダッフルバッグ(40L)

ARC’TERYXのダッフルバッグ(40L)

「遠征から日常まで活躍するバッグ。1泊2日分がしっかり入る容量に加え、耐久性も高くて心強い。大きくU字に開く開口部から中身が見渡せて、荷物の出し入れもスムース」

SCARPAのINSTINCT VSR LV

SCARPAのINSTINCT VSR LV

「ボルダリングで愛用しているクライミングシューズ。フィット感と安定感が抜群で、自分の命を預ける大切なギアとして、全幅の信頼を置いています」

Snow PeakのチタンマグカップKINTOのトラベルタンブラー

Snow PeakのチタンマグカップKINTOのトラベルタンブラー

「山頂でコーヒーを淹れる時間が、私にとって大事なルーティン。ハイキングの日は、いつも必ずバッグに入れています。約10年前に手に入れて以来、愛用しているマグカップは、気づけば世界中の旅に連れて行った相棒です」

My Storage

アウトドアグッズ

昔からきれい好きで、片づいた空間が落ち着くと語るジョージアさん。自宅の納戸はバスケットやS字フックなどのアイテムを駆使し、アウトドアグッズ類を整然と並べる。

アウトドアグッズ

「東京に移住して、ルームメイトとシェアしない自分だけのスペースを持つようになり、収納に目覚めました。ギアの仕分けにどっぷりハマって、楽しんでいます」。登山の際はおにぎりと卵、それに調味料が欠かせない。

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