「8」の人は、性別に関係なく“皇帝”のような気質や気品を備えているので、仕事で蔑ろにされること、負けることを何よりも嫌います。かといってチームプレゼンで失敗しても他人のせいにするのではなく、まず自分自身を責めるような人です。自身を厳しく追い込むことができるので、アスリートに「8」の人が多くいるのも特徴的。“負けず嫌い”な本質がバネとなり、仕事においては大きく飛躍する可能性があります。ただ理想のキャリアを描くには、いつでも順風満帆とはいきません。2020年に転職や異動など大きな変化を迎えることになったら、一定期間を決めて「この間は絶対失敗する」と思っていると気持ちがラクになりますよ。怒られることも、うまくいかないことも受け入れられます。その先の理想像を決めていれば、上昇志向が強いあなたなら失敗を乗り越えて実現できるはず。そして、せっかくの努力と時間を無駄にしないために、年功序列の組織よりも能力主義でどんどん昇進できる組織を選んで。出世街道を歩むべき人なので、その会社における花形ポジションを狙いましょう。いずれ独立できるような職種や、「先生」と呼ばれる職業も向いています。また自分の弱さをさらけ出すことができる存在がいなかったら、’20年は見つけてください。あなたにとって仕事で出会う人は“ライバル”か、“部下=守るべき者”かの2択がベース。プライベートで素直になれる環境があるとガス抜きができ、仕事にもいい影響を及ぼしてくれます。
Advice for 2020
負けた経験が、あなたの糧になる
今のあなたは少し視野が狭くなっているかもしれません。’20年は築いてきたキャリアや取り組んでいる仕事のダークサイドを見るのではなく、明るい部分に目を向けてください。自分がこんなにも恵まれている、何も問題ない、ということに気づいて。あなたの経験のすべてに価値があります。完璧主義の「8」さんですが、敗北もあとできっとあなた自身の役に立ちますから。開発や研究のように失敗しなければわからないこと、そこから生まれる成功が仕事にはたくさんあります。