【2】仲間を助けることで輝く、慈愛に満ちたサポーター

 あなたが職場にいるだけで雰囲気が変わる、「2」の人はそんな存在です。共感力が豊かなので、同僚や部下がどんな気持ちでいるか、直感的に気づいてしまうことがありませんか。仲間が失敗して困っていたり、ピンチになっていると自分もシンクロしてしまいます。サポートしたいという思いが強く、いつも周りのことを気にかけていますが、その見返りを求めることはなく、“慈愛”にあふれる人です。仲間の成功を自分のことのようにうれしく感じることもできますが、一方で自分というものがないように思われるかもしれません。でもその裏表のない愛情こそ、あなたが職場で愛される理由なのです。人間関係や業務で不満があっても、我慢強く時が解決してくれるのを待ってしまうタイプなので、損をすることもしばしば。結果的に仕事におけるストレスをため込んでしまいます。「2」の人にぴったりの対処法は、ストレスを“取り除く”ということ。もし今、嫌な上司がいたり過酷な労働環境を我慢したりしているなら、2020年は転職や異動希望を出して、自分にぴったりの場所を見つけるのも一案。自分が必要とされる、居心地のいい職場や環境に身を置くことが「2」さんにとって一番大切です。「人のために何かをしたい」という魂の欲求がありますから、秘書や看護師、介護福祉士、心理カウンセラーなど“人に寄り添う仕事”が向いています。組織の中なら、人事や総務など縁の下の力持ち的な部署でこそ持ち前のサポート力を活かせるはずです。

Advice for 2020
自分にとって幸せな楽園を探して

 やさしさ、繊細さゆえに、心配性な一面を持つあなたへのアドバイスは、人に言われたことを必要以上に気にせず、クヨクヨしないで。そしてストレスからうまく自分をプロテクトできず、心身ともにすり減らしていく傾向があるので、つらいことがあるなら’20年、転職や働き方を変えることを考えましょう。耐えることを美徳とする考えもありますが、それは「2」の人には当てはまりません。’20年は自分の好きな人に囲まれ、気分よく働くことができる環境を探してください。

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