ザ・ノース・フェイス&HYKEでGO! リアル重ね着スタイル@奈良旅を完全解剖!

先日、奈良へひとりっぷしてきたひとりっPです。
 
出発前に、奈良の天気予報をネットでチェック。ひとりっPが重視するのは、晴れか雨かよりも、最高気温と最低気温です。奈良はさすが盆地! 日中は東京並みか、それ以上に暖かいのに、日が暮れた途端にグッと冷え込むらしかったので、それを踏まえたワードローブで旅立ちました。

1日の中での気温差が大きい〜〜! 想定外に一日中低温〜〜! などなど、気候・気温が不安定なこの時期、旅コーディネートだけじゃなく、普段のコーディネートも、どうするべきか悩みがちですよね。
 
「1着でなんとかしようとしない」→「重ね着を駆使」というのが、どんな気候・気温にも慌てないワードローブを組み立てるための、ひとりっP的ルールです。
 
奈良旅で、ひとりっPがどうレイヤードしていたのか。基本の着こなしに、どう重ねていったのか。それはまさに「たけのこ」、もしくは「マトリョーシカ」コーディネート! じっくり解説させていただきます!

① ベースの上下コーディネート

ザ・ノース・フェイス&HYKEでGO! の画像_1

トップスは、数年前の、HYKE×アディダスオリジナルスのコラボアイテム。ポリエステル100%につき、かさばらない&軽い! 1枚で着てヨシ、重ねてヨシ! 洗ってもすぐ乾く! どう考えても旅に最強! ただし、1枚で着るために、ザ・ノース・フェイスのウォーム仕様アンダーウエア(こちらも速乾&寒暖差に対応可能な実力派!)をワードローブにプラスしています。もし一日中寒いようなら、このトップスとアンダーウエアの間に薄手のウールカットソーを仕込む作戦でした。が、結果的には、毎日の最高気温が16〜18℃程度あったので、このレイヤード作戦は実行に至らず。
 
ボトムは、5〜6年前のザ・ノース・フェイス。ポリエステル100%ですが、一見コットンジャージー風。肌触りはソフトで、かさばらないし、軽いし、速乾! かつ、春〜秋まで着られる超優秀な1本です。さすがに真冬には厳しいんですが、下にウォーム系レギンスを重ねれば秋はまあまあイケる。奈良の最高気温予報が16℃で、東京と同じくらい → 東京は日中は暑いくらいの日々だったので、ウールのパンツと迷った末に、こちらのパンツをチョイスしました。ただ、奈良の最低気温予報は9〜10℃で東京より低かったので、夜間に備えてユニクロのヒートテックウエストウォームショートパンツを持参、パンツの下に着用していたんですが、これが大正解。なんとか乗り切れました。
 
というように、日頃から各アイテムがフィットする気温ゾーンを把握しておくのは大事ですね。
 
*トップス/HYKE×アディダスオリジナルス
*下に着たアンダーウエア・パンツ・スニーカー/ザ・ノース・フェイス

② 薄軽ナイロントップスを1枚プラス

ザ・ノース・フェイス&HYKEでGO! の画像_2

ベースの着こなしに1枚プラスしたのは、ザ・ノース・フェイスのフード付きナイロントップス。たとえば、換気が基本の昨今のレストランで「うすら寒いかも」と思ったり、新幹線や飛行機内などでやはり「なんか寒い、、、」なんて時には、この1枚が登場。
 
めちゃ薄くてめちゃ軽い! のですが、あなどれない実力派! 1枚はおるだけで、かなり暖かい! 風も防いでくれるし、少々の雨なら乗り切れます。そして雨天時には、フードが本領発揮! フードのヘリ部分にシャーリングが入っているので、脱げにくいんですよ! 歩いたり、多少の風が吹いたりしても脱げない! すばらしい! フードがすぐ脱げるのって、じつはストレスだったんだ! とそのとき気づきました。ナイロンだけど、肌離れもよいので、夏場の冷房対策にもめちゃ活躍! ヘタなカーディガンやコットンパーカよりもはるかにコンパクトなのに、機能性は断然上!! ちなみに、フードの内側にあるポケットにくしゅくしゅと収納できるパッカブル仕様ですが、もともと薄軽なので、そのまんまテキトーにバッグにつっこんでも全然OK。1年365日、ひとりっPと一緒にいる “相棒” です。
 
*オレンジのナイロントップス・ウォーアンダーウエアトップス・パンツ・スニーカー/ザ・ノース・フェイス
*トップス/HYKE×アディダスオリジナルス

③ インナーダウンをオン

ザ・ノース・フェイス&HYKEでGO! の画像_3

日没後、気温が下がってきたら、バッグインしていたザ・ノース・フェイスの薄手インナーダウンをプラスして対応。予想最低気温が10℃前後以下のときには、このダウンを持参します。たたんで付属のきんちゃく袋にインすると、てのひら大になるので、持ち歩きが超ストレスフリー。ジップフロントでVネックカーディガン的に使えるデザインも秀逸。昨年の秋冬シーズンに発売され、「これは使える!」と色違いでブラックも購入してしまったくらいです。今季、後継モデルは発売されていないので、ほんと、イロチ買いしておいてよかったーーー! 
 
「旅の最適アイテムは見つけたら買え! 迷うな!」
「旅に便利は日常に便利!」
ひとりっP的旅ワードローブ選びの格言です。

*インナーダウン・オレンジのナイロントップス・ウォームアンダーウエアトップス・パンツ・スニーカー/ザ・ノース・フェイス
*トップス/HYKE×アディダスオリジナルス

④ ゴアテックスのロングコートで仕上げ

ザ・ノース・フェイス&HYKEでGO! の画像_4

こちらが、このときの奈良旅のフルレイヤードルックです。チョイスしたアウターは、HYKE×ザ・ノース・フェイスのゴアテックスコート。数年前のモデルです。ボトムのポリエステルパンツが、寒さ対策という意味ではやや心許なかったのもあり、アウターはロング丈にしました。やはり、急に冷え込む奈良の夜には、ショート丈よりも俄然ココロ強かった! そして、ひとりっPの旅にも日常にも大活躍アイテム=ユニクロのカシミヤストールをラストにオン。これで完璧〜〜〜!
 
ちなみに、今回の旅はアクティブな活動予定がなかったのでロングコートを選びましたが、もしも、「シェア自転車に乗る」とか「軽く山に登る」とかの予定があったとしたら、動きやすさ優先で、ショート丈のゴアジャケットをチョイスしましたね。
 
*コート/HYKE×ザ・ノース・フェイス 
*インナーダウン・オレンジのナイロントップス・ウォームアンダーウエアトップス・パンツ・スニーカー/ザ・ノース・フェイス
*トップス/HYKE×アディダスオリジナルス
*カシミヤストール/ユニクロ
*バックパック/レスポートサック×ひとりっぷ(アーバン エディターズ バックパック)

⑤ まだ気温低めの午前中は、②+ロングコート

ザ・ノース・フェイス&HYKEでGO! の画像_5

最低気温て、大抵は夜明け前なんですよね。なので、活動を開始する午前中は夜間ほどのフルレイヤーにする必要はなく、かといって、日中よりはプラス1枚ほしい。というわけで、②にコートをはおって、GO!です。
 
*コート/HYKE×ザ・ノース・フェイス 
*オレンジのナイロントップス・ウォームアンダーウエアトップス・パンツ・スニーカー/ザ・ノース・フェイス
*トップス/HYKE×アディダスオリジナルス
*バックパック/レスポートサック×ひとりっぷ(アーバン エディターズ バックパック)

⑥ 暖かい昼間は、①+ロングコート

ザ・ノース・フェイス&HYKEでGO! の画像_6

気温の上がる日中は、②のナイロントップスは脱いで、①のベースの着こなしにロングコートをはおっていました。ここで想定外に「すばらしい!」と感動したのが、コートのフード! この旅では初日からずっと快晴で、「しまった、帽子を持ってくるべきだったか」と思ったくらいに、観光中の日差しがなかなか強烈で。最初のうちは手で日差しをさえぎっていたんですが、「ん?? そうだよ!これがあった!」と、コートのフードをかぶってみたら、「おお! いい! コレ、めちゃ快適〜〜〜〜!!!」。ゴアテックスアウターのフードは雨天時に便利、とずっと思っていましたが、日差し対策にもなるんですねえ。いやー、目からウロコでした!
 
*コート/HYKE×ザ・ノース・フェイス
*トップス/HYKE×アディダスオリジナルス

*下に着たアンダーウエア・パンツ・スニーカー/ザ・ノース・フェイス
*バックパック/レスポートサック×ひとりっぷ(アーバン エディターズ バックパック)

⑦ 風が強い、いよいよ冷える、なんてときには、フロントを閉める!

ザ・ノース・フェイス&HYKEでGO! の画像_7

最高に冷え込んだ夜や、風が強かった夕暮れには、フロントを閉める! この効果は思っているよりも絶大なんですよ〜〜。
 
ちなみに、ザ・ノース・フェイスのフリースキャップも念のため持参していました。が、16〜10℃の気温幅くらいでは登場させるほどでもなく終了→ 最高気温が10℃くらいになると、必需品ですね。
 
*コート/HYKE×ザ・ノース・フェイス
*パンツ・スニーカー/ザ・ノース・フェイス
*バックパック/レスポートサック×ひとりっぷ(アーバン エディターズ バックパック)
 

【番外】ただいまめちゃヘビロテの推しスニーカー

ザ・ノース・フェイス&HYKEでGO! の画像_8

今回の旅の足元は、こちらのザ・ノース・フェイスのスニーカー、「スクランブラー GORE-TEX インビジブルフィット」した。

 
今シーズン購入したんですが、とにかく、めちゃくちゃ優秀! まず、アッパーがゴアテックスで、雨天でも慌てない。さらに、固め&グリップ力のあるソールは、タウンはもちろん、多少のアップダウンやラフな道にも対応可能で、慌てない。興味の赴くまま、なりゆきで想定外の内容になりがちなひとりっPの旅には、このマルチっぷりは、ほんとココロ強い限り! マイクロスエードを使用したワントーンのデザインも秀逸で、アウトドア感とタウン感が絶妙なバランス! どんな着こなしにも合う〜〜〜! イロチ買いしようか、それとも履きつぶしたときのために同色モデルを予備買いすべきか、と検討中なくらい、気に入っています。
 
 


ザ・ノース・フェイス&HYKEでGO! の画像_9

というように、旅の快適さ=ストレスフリーを目指すなら、ウエア選びは真剣に。めちゃくちゃ大事です。気候が不安定な季節の変わり目には、とくに。ひとりっPは、高機能のアウトドアアイテムを大量投入で乗り切っています。
 
みなさんも、ぜひ、みなさんにとってのノーストレスなアイテムを見つけて、Have a nice ひとりっぷ〜〜!!

ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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