京都の「白(はく)」で”おもたせ”の進化を実感

ゴールデンウィーク中、KYOTO GRAPHIEのために京都に行ってきました。10周年を迎えたKYOTO GRAPHIEはかつてない盛り上がりを見せていて、周囲の友人をはじめ、スタッフの皆さんの中でも足を運ぶ方が多く、注目度の高さを実感しました。写真展だけでなく、今回楽しみにしていたのが料亭・和久傳のおもたせ専門店「白(はく)」です。そのお店は昨年オープンした和菓子店「鍵善良房」がディレクションする美術館「ZENBI」(開館記念展が山口晃さんの「ちこちこ小間ごと」でした。ZENBIも本当に素敵で、京都に行った時には必ず足を運んでいます)がある祇園の閑静なエリアにあります。一見するとアートギャラリーのような佇まいの邸宅の入り口に「白」と書かれた看板が立てかけられており、中に入ると美しい和菓子や、寿司、お茶の葉が展示販売されている素敵なスポット。こぢんまりとした室内に整然と並べられたお菓子を見ていると、美術館に来たような心地に。季節に合わせて寿司やお弁当も提供されているので、それらを見るのも楽しいのです!

会計する間お茶をいただけるスペースです。
会計する間お茶をいただけるスペースです。

基本的におもたせ専門店なので、店内で飲食をゆっくりすることはできないのですが、商品を購入した場合、会計の間お茶をいただくことができます。美しい茶器や、お茶の葉についてスタッフさんから説明を受けながら過ごす時間は至福のひと時。

 

今回購入したのは木の芽もち(季節限定です)と、白仙という半発酵茶の茶葉です。京都の南に位置する童仙房でとれたこちらの茶葉。製茶が可能な限界標高点500mの高地の茶畑でとれたものなのです。香り高くも、ほんのりと青みっぽさも感じ、口当たりは爽やか。日々の水分補給にはもちろんのこと、キンキンに冷やして夏場はがぶ飲みしたい!と思える軽やかさがお気に入りです。急に初夏らしくなってきた気候にはぴったりのお茶だと思いました。日々忙しなく生活していると茶葉を急須に入れて、お茶を入れるという習慣がすっかりなくなってしまっていたので、これを機に朝はお茶を入れてから仕事を始めたいと思います。「白(はく)」で取り扱いのある茶葉や、和菓子は数量限定、季節限定のものが多いので店舗に直接確認してくださいね。

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エディターHORIE

ファッションとビューティ担当。K-POPを始めとする韓国カルチャーにお熱。茶碗蒸しと無花果の香りが好き。
実家で暮らす柴犬が親友です。

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