漢方の成分がたっぷり入ったエキス
年を重ねるにつれ「今日は絶好調！」と、胸を張って言える機会が少なくなってきました。割と常に体はだる重く、ポワ〜ッとした眠気に襲われがちなのが悩みの種。そんな万年疲れ体質を改善するため、最近は漢方薬局「瓊玉綵（キョンオクチェ）」のアイテムに一縷の望みをかけています。
前回に引き続き韓国エピソードになってしまい恐縮ですが、こちらは韓国・ソウルに路面店を構える漢方薬局。重厚感あるダークトーンの内装は、モダンなブティックさながら。基本は問診を経てぴったりの漢方を処方してくれるのですが、棚一面にはすでに症状ごとに用意されたプロダクトの用意も。トラディショナルな漢方の配合を、現代人にフィットするようにアップデートしたこれらの商品は、水を含まず無添加なのも特長のひとつです。今、主に愛飲しているのは「ザ・キョンオクプラス」。精製水を用いず、6年根紅参（高麗人参）、茯苓、済州島の蜂蜜、生地黄など体によい韓国産の材料だけをミックス。口にしてみると、黒糖のようなコクのある味わいのエキスで、やさしい甘味がほどよく沁みる。弱った胃腸をリカバーしたり、虚弱体質をサポートしたり、冷え性を緩和したり……など滋養強壮をメインに、小さいけれど強力な味方として体調を下支え。少しずつ継続して取り入れることが大事なポイントとのことで、毎日一包ずつをコツコツと摂取しているところです。ミニバッグに手軽に忍ばせられるハンディなサイズも嬉しく、気づいたときに開封しています。
レモンジンジャーは大変飲みやすく、お土産やギフトにもおすすめ
ビギナーにもぜひ！と思ったのはあわせて購入した、檸檬生姜のパウチ。その名の通りふたつの成分を主にぎゅっと凝縮したものですが、こちらはシンプルに、とっても飲みやすい。独特な苦味などもなく、1日2包以上飲んでよし、とのことでおやつ代わりについ手が伸びてしまいます。
1包は100mlほど
また、現地在住の方が「多忙な辛い時期はこれを飲んで乗り切った」と太鼓判を押していたのは、「双和湯（サンファタン）」。韓国では風邪の時に飲むことでもポピュラーなんだそう。配合されているのは国産の牡丹、黄紀、地黄、生姜、シナモン、ナツメ……などなど、“強そう”な11種の成分。味はわずかに薬っぽい独特な癖があるものの、そのまま飲めるリキッドタイプなので気軽です。限界の訪れを感じた日にいつでも手を伸ばせるようスタンバイさせています。疲れを癒やし、リラックスするにも良いそうで、寝る前に温めて服用するのもおすすめとのこと。実際夜にトライしてみると、日中に溜め込んだ緊張感がほどよくほぐれる気が。圧力をかけず適切な温度でじっくり煎じているからこその、柔らかな舌触りも特徴的です。
ぐっと気温が下がり、本格的な冬到来！？と慄いているここ数日……。寒暖差にも負けない体作りのためにも常時そばに置いておきつつ、お世話になろうと思います。
好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。
