【ショパール】のジュエリー、「アイスキューブ」​​｜人生を彩る名品図鑑

“アルチザン オブ エモーション”をブランドシグニチャーに、卓越したクラフツマンシップが光るラグジュアリーウォッチ＆ジュエリーを次々と生み出してきた、1860年創業のスイスの老舗メゾン、ショパール。

そんなショパールの高い技術力と先進性、芸術的な感性を余すところなく堪能できるアイコンジュエリーとして愛されているのが、“アイスキューブ（小さな氷のような立方体）”を一列に並べ、完璧な幾何学模様とグラフィカルなラインを生み出した「アイスキューブ」コレクションだ。

1999年に、ショパールの共同社長兼アーティスティック・ディレクターのキャロライン・ショイフレが、キューブモチーフで装飾したシンプルなフォルムのウォッチを発表したことからはじまった、「アイスキューブ」コレクション。以来、端正なフォルムと圧倒的な輝き、そして堅牢な素材を追求しながら、コレクションを徐々に拡大。現在ではリング、ブレスレット、ピアス、ペンダントなど豊富なバリエーションのもと、ミニマルでピュアな美しさを備えた、コンテンポラリージュエリーを多彩にラインナップしている。

“ミニマルな美しさ”——その言葉を見事に体現する「アイスキューブ」は、シンプルな機能美を追究した、20世紀を代表する造形学校・バウハウスの理念に影響を受けている。端正な美を湛えたコレクションを特徴づけるのは、研ぎ澄まされたグラフィカルなライン。そしてその革新的なデザインを支えているのが、ショパールが代々受け継いできた、ジュエリーメイキングの豊富な専門技術だ。

ショパールでは約10年にもおよぶ研究を重ね、キューブ間の溝をトレースできるツールを開発。その先端技術と、熟練の職人の繊細な手仕事を組み合わせることで、ジュエリーの角を繊細に面取りし、クリアでありながらも鋭角な尖りがない、ピュアなラインを生み出すことに成功した。連なるキューブが生み出す垂直的なラインは、アヴァンギャルドな感性が息づく国際都市にそびえたつ、高層ビル群のようにスタイリッシュ。このアーキテクチャルな世界観こそが、「アイスキューブ」をアイコニックに輝かせる理由だろう。

またもうひとつ、「アイスキューブ」コレクションのプレシャスな特徴として、シンプルなフォルムの美しさを際立たせる、圧倒的な輝きが挙げられる。

ゴールドのパーツの表面には、ミラーポリッシュと呼ばれる完璧な仕上げが施され、職人自身の姿が映るまで、一つずつ丹念に研磨されている。研磨職人は忍耐と細心の注意を払いながら、フェルトブラシ、コットンホイール、研磨旋盤、バニッシャーなど、さまざまなツールを駆使してゴールドの表面を磨き、粗さや残留物を取り除き完璧に仕上げていく。

またいくつかのジュエリーでは、繊細なカッティングにより霧氷で覆われたように煌めく、ダイヤモンドをセットしたキューブを採用。このダイヤモンドのキューブと、ポリッシュ仕上げのゴールドのキューブの絶妙なコンビネーションにより、誰もが目を奪われる圧倒的な煌めきが生まれるのだ。一見シンプルに見えるデザインだが、細部にまで施されたこの精緻なクリエイションが、「アイスキューブ」の芸術性を高めている。

ウォッチ＆ジュエリー製作において伝統と革新を重んじるショパールは近年、責任あるラグジュアリーメゾンの先駆者として、環境に配慮したエシカルなものづくりにも取り組んでいる。

「アイスキューブ」コレクションにもその姿勢は色濃く反映されており、2017年以降、「アイスキューブ」はエシカルゴールドのみで製作された業界初のファインジュエリーコレクションとして進化。そしてそれを契機に、翌年からショパールのすべてのウォッチ＆ジュエリーが、エシカルゴールド製に生まれ変わったのだ。

メゾンにとって大きな変革となったこのサステイナブルな取り組みの先鋒に「アイスキューブ」を採用したという事実は、ショパールにとって「アイスキューブ」がいかに重要で、情熱を注いでいるコレクションかということを物語っている。

単なるラグジュアリージュエリーではなく、“社会にとって意義のある”ラグジュアリージュエリーであるということ。そうした倫理的な付加価値も「アイスキューブ」が名品たる所以だろう。

ミニマルデザインを特徴とする「アイスキューブ」コレクションは、合わせるファッションや着用シーンを選ばず、日常を彩るデイリージュエリーとしても最適だ。また快適なつけ心地で、24時間肌身離さずお守りのように身につけることもできる。

クリーンなスクエアのシェイプには、身につける人の年齢や性別を問わない普遍的な魅力があり、流行に左右されずエターナルに愛用できるのも嬉しいポイント。加えて、コレクションのほかのアイテムとの重ねづけや、手持ちのジュエリーとのスタイリングのしやすさも人気の理由だ。

そんな魅力にあふれた「アイスキューブ」コレクションは、新作も絶えず加わり、現在では約80にものぼる豊富なアイテムをラインナップする。ここからは、そんな充実のコレクションの中から、SPUR.JPが注目したアイテムを一挙に紹介！

「アイスキューブ」のミニマルなデザイン美を堪能できる、ホワイトゴールドのみで作られたピュアな印象のリング。飽きのこないデザインで長く使え、他のジュエリーとの相性も抜群。

中央にセットした一筋のダイヤモンドのラインがドラマティックな表情を演出する、グラマラスなデザイン。圧倒的な輝きで、身につける人に気品と自信を与えてくれる。

エッジの効いたアーキテクチャルなデザインに、思わず目を奪われる。ひとつ身につけるだけで、瞬時にモードな手元に仕上げる逸品。

可憐なミニサイズのペンダントトップが、胸もとでリズミカルに光り輝く。都会的なエレガンスをまとった知的なルックスで、洗練されたコーディネートに。

主役級の存在感を放つ大ぶりのフープピアスは、パーティやナイトシーンにぴったり。ダイヤモンドとローズゴールドが反射し合うことで生まれる、壮麗な輝きに酔いしれて。

大きすぎず、適度な存在感のあるピアスは、オフィスから休日スタイルまでさまざまなシーンにマッチ。磨き上げられた眩いホワイトゴールドが、顔周りをワントーン明るく見せてくれる。

ミニサイズのイヤーカフは、シングルでアシンメトリーにつけるのはもちろん、2つ購入して両耳に着用するのもおすすめ。ほかのピアスと重ねづけすることで、より華やかなムードに。

ハイジュエリーのアトリエで、熟練したジュエリー職人がひとつひとつ手仕事で製作した芸術性の高いチョーカーは、キューブに高低差をもたせたユニークなデザインが特徴。巧みな連結構造によりしなやかに肌に馴染み、官能的なオーラを放つ。

2024年9月にグローバルアンバサダーに就任した、スーパーモデルのベラ・ハディッドは、「アイスキューブ」コレクションのピュアな美しさ、抗しがたい魅力、そしてコンテンポラリーなスタイルを讃える新たなキャンペーン「Sculpted by Light」に登場。凛とした美しさを放つベラのキャラクターに、都会的な「アイスキューブ」のジュエリーがよく映える。

2022年9月よりグローバルアンバサダーを務めている、韓国の人気ガールズグループ・aespa。フレッシュな魅力とパワフルなパフォーマンス、唯一無二の存在感で世界を魅了する彼女たちと、独創的なミニマルデザインの「アイスキューブ」の世界観が見事にマッチ。「アイスキューブ」のジュエリーをスタイリッシュにつけこなす4人の姿は、眼福の美しさだ。