ついに日本出国! タイに行ってきました〜② コロナ禍以降初の海外渡航へGO! 【日本出国→タイ入国編】

その①【タイ渡航準備編】はこちら

2年以上ぶりのタイ旅(コロナ禍前の最後のタイ旅は2020年1月でした)についての全4回のご報告。その②
は、【日本出国→タイ入国編】です。
 
すったもんだ&ハラハラの末、なんとか無事にタイへ旅立てることになったわけですが、いや〜〜、あきらめないって大事! あそこであきらめてたら、このタイ旅はなかった! ほんと、これは改めての教訓です!

行くぜ、羽田空港!

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出発当日、羽田空港へはいつものようにモノレールで。
 
コロナ禍でもしょっちゅう「パトロール」と称して羽田空港第3ターミナル(国際線専用)に出かけていたひとりっP。なので全然久しぶりではなかったんですが、とはいえ、出国するのは2年2か月ぶり。とうとう迎えたこの日だけど、なんだか実感ないなーと思いながら、モノレール浜松町駅入口まで来たところで突然、「うっ!」とムネアツに。なんだこれ?? 感極まり?? 海外に出られないのに2年以上もパトロールのためだけに羽田に通い続け、そのたびに、決して入ることができない保安検査場入口をまるでマッチ売りの少女状態で眺めていた自分の不憫さを思ってか??(←たぶんソレ)まじで一瞬泣きそうに。が、グッとこらえてモノレールに乗車。
 
いや〜〜、コロナ禍初期に、「次に海外へ旅立つときはきっと、飛行機離陸時に号泣」とブログにも書いたひとりっPでしたが、まさかの浜松町駅前で号泣しそうになるとは。自分でもびっくりでしたヨ〜〜。
 
2年間、散々通った第3ターミナルですが(平均月2〜3回は通ったかと)、「とうとう。やっと。パトロールじゃなくて。出国のために来た! 来れた!」と万感の思いで、到着!!

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緊急事態宣言のない、そして帰国後の自主隔離条件が緩和された、3年ぶりのゴールデンウィーク。さすが、3タミ出発階は、「羽田の国際線に、こ、こ、こんなに人がいるなんて!」。めちゃくちゃ久しぶりのにぎわいに、ひとり「じーーーん、、、」。ゆーても、コロナ禍以前に比べたら全然少ないんですけど。
 
ちなみに、この旅の羽田〜バンコクの往復チケットは、出発10日前購入で約10万円(フツーのエコノミーです)。ドンズバGW&直前購入とは思えないリーズナブル値段で、国際線旅客はまだまだ以前のレベルには戻ってないんだなーと。

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チェックインカウンターにも人が並んでる! 並んでるよ!? そして今日は自分も並べるよ!? マッチ売りの少女っPじゃないよ! えっと、2年ぶりだよ!? あっ! ついにこのしゃれた荷物預けマシンに荷物をのせられるんだ(コロナ禍初期に導入されたので、未体験でした)!!と、いちいちカンドーですよ。
  
じつは、なぜか事前のオンラインチェックインがどうしてもできず、「これ、やばいやつじゃないよね??」と数々の苦い経験(ひとりっぷブログ過去記事&『ひとりっぷ3〜弾丸無茶旅編〜』をご参照ください)の記憶が蘇り、何度も何度も必要書類を確認。不測の事態に備えて早めに羽田空港に来たひとりっPでしたが、カウンターにてタイランド・パスとパスを申請する際に必要だった書類各種を確認され、紙の搭乗券を受け取り、チェックイン無事完了。コロナ禍につきオンラインチェックイン不可だったのかしら?と思って聞いたら、できますと。なんでできなかった??? 原因不明です。そして、ひとりっPの便は乗客8割と言われ、「8割!? 8割〜〜〜〜!!! そんなんめちゃめちゃ久しぶりでは!??」と、ここでもまたカンドー。

3タミパトロールへGO!

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さて、3タミに来たからにはパトロールしないとね、と出国前にひととおりターミナル内をウロウロ。

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出発階の上、4階のショップ&レストラン街=「江戸小路」は、ゴールデンウィークだからもしかしていくらかオープンしてたり、、、!? と期待してみたのですが、やはり大半の店はクローズしたまま、、、(涙)。

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が、乗客はやはり多い〜〜! こんな行列できてるの、ほんっとコロナ禍以来初めて見たーー(涙)!! おそらくJALのホノルル行きの乗客かと思われます。

行くぜ、出国!!

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最後に展望デッキにも立ち寄り、パトロール・ルーティン終了。
 
いよいよ出国タイム! Departureです! なんかもったいなくって(←バカ)、サクサクと行く気になれません。が、意を決して、行きます!
 
あ〜〜、この、ひとりっぷ×レスポートサックのトラベルウォレットとも2年ぶり〜〜! お久しぶりです〜〜〜!! 元気だった!? うんうん!! (ちなみにパスポートは、この2年間毎日持ち歩いていました。いつ突然世界のドアが開いても大丈夫なように。キモチはずっとアイドリング状態)

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コロナ禍になって2年あまり。ずーーーっと、行きたくても行けなかった、この先の保安検査場へ、トラベルウォレットとともに、行くぜ〜〜〜!!!

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無事、出国done!!
(※保安検査場&出国審査場は当然ながら撮影厳禁につき、写真はありません)
  
が、ひとりっP、ちょいちょい保安検査場でもたついてしまいました。
 
いつの間にか、保安検査場のX線マシン一式がチェンジしていたんですよ。そーいや2020東京オリンピック前にマシンを入れ替える、というニュースをコロナ禍前に読んだ気が、、、。「このカゴ、100円ショップ製です!?」ってなしょぼすぎるプラスチックカゴから、大容量&めちゃ頑丈なボックスタイプ(強化プラスチック製でしょうか?)に。同型のマシンを海外の空港で何回か経験したことがあるんですが、機内持ち込み荷物多い派のひとりっPでも1個のボックスにすべて入る。しかもボックスのデリバリーが自動化されていて、旅客が運ぶ必要ナシ! マシンが検査台下段の所定位置に1個ずつサクサクとセットしてくれ、効率よいし慌てない。「日本もこれにしてくれないかな」といつも思っていた、ひとりっP待望のマシン!
 
が、出国という作業が久しぶりすぎて、新マシンを前にどうするべきなのかが咄嗟には思い出せず、検査台前で「???」。下の段のカゴを上段に置いてください、と係官に言われ、「あ、はい」。さらには、ん??ちょっと待て、たしかこのタイプは、、、と、キョロキョロ。が、はっきり思い出せず、
「あのー、PCは出すんでしょうか?」。「出さなくて大丈夫です」と係官。あ、やっぱり。このマシンでは、PC類をバッグに入れたままでいいんですよ。 ひとりっP、もちろんレスポートサックとのコラボアイテム=アーバンエディターズバックパックにPCを入れていて、中から取り出しかけていたんですが、出すのをストップ! バックパックのままボックスにインです。
 
さらには。自宅を出る際、「あれ??水って、国際線に持ち込めるんだっけ??、、、いや、日本だから大丈夫だよね」と、ペットボトルの水をバッグインしてしまっていたんですが、X線検査で「水をお持ちですね」と指摘され、「あ、やっぱダメか」←ボケすぎ!  ハイ、いかなる国でも国際線の保安検査場の先には外からの水は持ち込めません。もちろん没収。いやもー、水が持ち込みNGかどうかを思い出せなかったという事実にあきれるしかない(※ちなみに、国内線の規定は国によって違い、日本の場合、国内線なら液体を持ち込めますが、タイでは不可です)。
 
といった保安検査場でのもたつきアレコレ! ひとりっP、すっかりシロウトじゃん!とがっくりですヨ(しょぼん)。
 
やっぱり旅のスキル=反射神経ですね。日頃のトレーニング(旅)で鍛えられるというか、トレーニング(旅)していないと衰えてしまって、すばやく反応できない(涙)。2年ぶりの出国でそれを痛感しました。

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出国審査場は、コロナ禍前と同じく自動化ゲートにて通過。GWとはいえ空いていました。
 
そして、ひっさびさの免税店エリアへ!

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思ったよりも旅客はいません。ていうか、「50% OFF SALE」!? 以前はそんなのほとんど見かけなかったのに、、、。やっぱりコロナ禍で売れないままに消費期限がきてしまったのか、、、?
 
そしてひとりっPが免税店でチェックしたアイテムは、、、

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除菌ウェットティッシュです。もちろん、事前に購入して持参していましたが、今後、もしも買い忘れて出国してしまったときのために、免税店にて販売されているかどうかを確認。愛用の24枚入りパックが販売されていて、「ヨシ!」。

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そして。
 
出国後エリアにある出発ゲート案内にも「ううう〜〜〜」とカンドーするひとりっP。3タミにパトロールに来るたびに、出発便チェックをしていましたが、出発ゲートMAP付きは、この出国後エリアに来ないと見られませんーーー! 自分、ホントに出国したんだなあ、、と内心ホロリですよ。

ラウンジへGO!

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さて、2年ぶりのラウンジへGO!です。

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が、ここでも2年のブランクを思い知らされたひとりっP。
 
なんとANAのラウンジ、この2年の間に改装していました。で、以前とは少々勝手が違っていて、「勝手知ったる」ラウンジではありませんでした。「は〜〜〜〜、もーほんっと自分、初心者になっちまったねえ」とトホホです。2年ぶりだから仕方ないですけど。

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今回のラウンジで、ををっ!と思ったのが、以前はなかった、こちらの「“ヘルシー”カツバーガー」! なんと肉不使用バーガー! おからこんにゃくを使用しているそうで、カロリーも通常のバーガーよりは控えめ! 「植物性バーガーがラウンジにまで登場か〜〜!」 と2年の時の流れを感じました。お味もたいへん美味しゅうございました。

出発ゲートへGO!

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時間になったので、出発ゲートへ。うわーー、ここもほんっと久しぶりだーーー、と、やはり両隣のゲート付近までウロウロ&パトロール。こちらは見た感じ、以前と変わっていませんでした。

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ひとりっPの搭乗便です。この2年ずっと、国際線の機体は、展望デッキや3タミ対岸=1タミ5階のスタバから(笑←このスタバについてはこちらのブログを参照ください)眺めるだけでした。が、ついに! 自分が乗る機体!! マイ・フライト! 愛しかありませんよ! 撮影するでしょーー!!「てか! 787だ! わーい! さすが国際線!!」と気分一段アゲ!
 
ちなみに、コロナ禍以前は、移動時間のムダを減らし、現地滞在時間を有効活用できるよう、できるかぎり深夜便利用だったひとりっPですが、減便中のため、この日の便は午前発。自分的に滅多にないパターンで、ちょっと新鮮。

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ここでもなんだかもったいなくて(←バカ)、かなりぐずぐずしたあげく、ラスト近くに搭乗(←早く乗れ)。

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こちら、わかりますか? この波状の柄は、羽田空港の国際線エリアならでは。国内線ターミナルでは使われていない柄なんです。ひとりっP、「うう、、、!!めっちゃ久々〜〜!この柄の床〜〜〜!!」と感激しつつ、機内へ。

2年ぶりの国際線機内は、新鮮なことだらけでした!

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国内線では窓際席死守!のひとりっPですが、国際線なのでトイレへの行きやすさ優先で、通路側席死守派です。自分の座席にたどり着いてハッとしたのが、シートに置かれた枕とブランケット! そうか、これ、国内線ではサービスされてないわ! 「今更だけど、国際線限定サービスだったのか! なんか、、、めっちゃ新鮮〜〜!!」と、またもや感激。

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機内は満席ではありませんでしたが、カウンターで聞いた通り、たしかに8割くらいの席が埋まっている印象です。
 
いよいよ離陸。日本を2年ぶりに離れる〜〜〜! 今度こそ、以前書いたように号泣か!??
 
、、、、いえ。ひとりっP、席についた途端、モーレツな睡魔に襲われ、まだ滑走路を移動している最中に気絶&爆睡。気づいたらすっかり上空で、「あ、あれ!?? 感動の離陸の瞬間は!??? 号泣ナミダの海は!??」状態でした。いや、出発前日にいろいろ忙しくって、ほぼ徹夜での旅立ちだったもので、、、ははは。ただ、うっすらとですが、飛び立つ瞬間に夢うつつ状態で「え、、、ちょっと、、、日本を飛び立って、そのあと6時間も飛び続けるなんて!? なんかあったらどうするのーーー!??」とうなされたような記憶が、、、← バカ。なんかあったら緊急着陸するし。宇宙か! 夢うつつとはいえ、ボケてるなーー自分! ほんっといろいろなまっとるーーー! 
 
その後、またも爆睡、次に目が覚めたとき、シートの画面を見たら、マニラ上空を飛行中の表示。フィリピン!!! 日本じゃない! うおおおーーー! ほんとに2年ぶりに出国したんだ! と思った瞬間でした。ある意味、成層圏離脱的な感覚と言えそうな。いや、離脱したことはありませんけれど。

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機内食は、ひとりっPの定番スペシャルミール=フルーツプラッター!! もちろん事前にオーダーしていましたが、いざ目の前に出されて、「うわっ! これも2年ぶりだ!!」とジワり。

ついに、ひとりっPは、異国の地に降り立ったーーー!

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約6時間のフライトで、バンコク・スワンナプーム国際空港へ到着。ひっさびさの2時間を超えるフライトでしたが(昨夏に搭乗した羽田→札幌便が悪天候で引き返し。このときの飛行時間がイッキの往復で3時間。2年間で唯一の2時間超えでした)、ほぼ爆睡していたのでアッという間でした。
 
ついに、2年ぶりの異国へのはじめの一歩!!
 
って、降りたけどブリッジの白い壁でなんも見えーーーん!

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おお、ようやく外が、、、

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ひゃっほーーい!! 懐かしのスワンナプーム空港外観〜〜!!

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おおおーーー! ゲートの待合イスも変わってないーーーー! 懐かしのパープルー! 楕円型のフォルムもお久しぶりです!

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ぬおーーー! 案内表示に異国を感じますーーー! カムバックアゲイン〜〜〜! と激写が止まりません〜〜! いやもー、なんだかおのぼりっPですーーー! 現地時間は15時30分すぎですが、旅客はあまりおらず、空いてますーー!
 
途中、タイランド・パスをチェックするブースに立ち寄って、入国審査場に向かいます。

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な、なんと!! こちら、タイの入国審査場エリアなんですが!
 
えーと、行かれたことのあるかたはお気づきかと思いますが、す、す、す、空いてるーーーー!!! タイ渡航回数40回超えのひとりっPですが、こんなに空いてるスワンナプームの審査場、初めて見ましたヨ!!!
 
コロナ禍以前は、あまりの入国者の多さで、この広い通路部分にも人が溢れかえっていて! 並ぶべき最後尾がどこか見つけるのが大変な、まさにカオスになっていたんですよーー! 入国審査に1時間くらいかかるのはあたりまえ! それがこんなにガラッガラなんてーーーー!!!
 
さすが、入国審査は奇跡の10分(!!!)で終了〜〜〜!!! ひゃっほーーい!! いつもこうだったら天国なのになあ、、、、
 
現場からは以上です!!

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ターンテーブルで自分の荷物を受け取って「はっ!!!」。
 
BKKのタグーーーーー!!!!
 
長らく日本国内空港のタグしか見ていなかったことに気づいて、「ううう〜〜〜!!」とまた感動。思わず撮影ですよ。

スワンナプーム国際空港→ホテルへ移動

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さて、その①【タイ渡航準備編】で書いたように、ひとりっPがタイへ入国した4月末時点では、到着日1泊のホテル予約(送迎&PCR検査込み)が入国時の条件でした(現在は撤廃)。なので、到着ホールで、自分が予約したホテルの名前が出ているブースを見つけ、そこで宿泊客である旨を申告すると、係員が送迎車まで案内してくれる流れで。
 
ちなみに、バンコクに着陸してからここまでたったの30分でした。以前ならありえないちょっぱやぶり!! ワープか!

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この1泊のホテル代は、いろいろセットになっているので素泊まりよりは高額でした。が、スワンナプーム空港→ホテルの片道送迎(リッチな専用車貸切利用)とエクスプレスPCR検査代込みで考えると、値段としては結構お得だよねーと。通常このクラスの送迎をお願いすると、ホテルのランクにもよりますが、片道6000〜1万円くらいかかります。ひとりっPが予約したグランドハイアットのプランは1泊約30000円でした。同じ日程の素泊まりは約18000円。特急のPCR検査代(バンコクの相場は約16000円〜/ひとりっP調べ)込みなので、かなりコスパよいよねえと。
 
しかも、乗り込んだ専用車は、グランドハイアットだけにラグジュアリーカー! 水(紙パックボトル! さすがイマドキ!!)と各種消毒キットのアメニティ、冷たいおしぼりサービスあり、車内Wi-Fiあり。もちろんひとりっPひとりの貸切です。空港からホテルまでは夕方の時間帯だったので結構渋滞。思いっきり1時間半かかったんですが(バンコクのアベレージです)、超快適送迎車のおかげで、まっっったく苦にならず。いや〜〜普段はメータータクシー利用なのですが、ぜんっぜん快適さが違いますね!1時間半でも全然没問題! むしろ、あら? もう着いたの??状態。ビバ高級車送迎! 

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空港からの高速道路を降りて、ホテルまで向かう途中、バンコク市内中心部にある大きな病院でドライブスルーPCR検査です。かなりシステマチックに運用されていて、車が列をなしていましたが、結構な速さで進んで行き、アッという間に自分の番に。

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バンコクのPCR検査は鼻の奥に綿棒を突っ込む方式。ひとりっP、PCR検査は唾液検査しか受けたことがなく、「どんなんですかねえ?」と思っていました。
 
窓を開けて、パスポートを渡し、顔を少し突き出すと、係の人に鼻の奥になが〜〜い綿棒をスイッと入れられ、「ん?」と思った瞬間には終了。ウワサに聞いていた「痛くて涙出る」「くしゃみが〜〜」などということはまったくなく、ほんま手際が鮮やか! で、パスポートを返されて、ドライブスルー検査場を離脱。パスポートを渡し→検査→パスポート返却までは、まじで30秒以下でした。はやっ! そりゃ時間のかかる唾液でやってる場合じゃないっすよね。
 

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ドライブスルーPCR検査後、17時半すぎにホテル到着。
 
ああああ〜〜〜!!! 2年以上ぶりのマイ定宿=グランド ハイアット エラワン バンコク〜〜!! お久しぶりです〜〜〜! お変わりないようですね〜〜〜!!
 
チェックインは普通にフロントデスクにて。スタッフの案内で部屋に向かいます。

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部屋の内装も、以前のまま〜〜〜!! さて、2022年4月当時のこの入国システムのポイントはここからに特徴がありました。
 
チェックイン時点では部屋の鍵をもらえないのです。先ほど受けたPCR検査の結果はホテルに届くんですが、ホテル側が陰性結果を確認して初めて鍵が部屋にデリバリーされるんですよ! それまでは必然的に部屋に隔離状態になるという。
 
つまり、タイ政府は、空港でのPCR検査ではなく、外部病院での検査方式にしたわけですね。病院までどうやって送客するか問題は、ホテル宿泊&送迎とセットにすることで解決。旅客にとっては、さっさとホテルの部屋に入れるので空港で結果が出るまで待たされる必要がなく、非常に快適。空港側も、空港内に検査場を作らなくてよいし旅客が滞留しない。ホテルにとっても収入になる。という、誰にとってもいいことしかない! 考えた人、天才か! と、この時点で、タイ政府の頭の良さを理解できて、感心しかないひとりっPですよ。

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で、当時、宿泊とセットになっていたPCR検査はノーマルとエクスプレスが選べ、エクスプレスは高いのですが、2〜3時間で結果が出るので、ほぼ当日中に外出OKになるんですよ。ノーマルはもっと時間がかかるので、当日の外出は無理。一晩は自主隔離です。というわけで、もちろんエクスプレスをチョイス。なので、何時にバンコクに到着するかが結構ポイントでした。ひとりっPの乗った15時30分に到着する便は、当日中に外出できるギリギリの時間帯。夕方以降に到着の便だと、おそらくエクスプレスを選んでも結果が来るのは翌朝になったかと。ひと晩は部屋から出られなかったと思います。
 
ちなみに、部屋に隔離されている間の食事はルームサービスで頼むしかありません。高級ホテルの場合はもちろんタイ料理各種をオーダーできるので、それはそれで楽しかったかと思いますねえ。ひとりっPは、「絶対外で食べる!」と決意していたのでオーダーしませんでしたが。
 
で、20時ごろには結果が来るのでは?と見込んでいたんですが、なかなか来ない、、、。来ない、、、。来ないぞーーー!!?? と思いながらPC作業して過ごすこと4時間。結局、「陰性結果が来たので、これから部屋に鍵をデリバリーします」とフロントから連絡が来たのは21時半! 外食できるギリギリの時間帯でした。いや、間に合ってよかった!
  
ちなみに、もしも陽性だった場合はどうなるのか? と気になっていたのですが、ホテルの室内に置かれていた案内によると、「検査した病院からの指示に従ってください」とのことでした。「なるほど、それ以降は、タイランド・パス申請時に加入した保険の出番になるんだな」と理解。
 
【以下、バンコク到着以降の流れ】
15:30 バンコク到着
16:00 送迎車で空港出発
17:00    病院にてPCR検査
17:30 ホテル到着
21:30 PCR検査結果到着&部屋の鍵を受け取り、外出可能に
 

しつこく言いますが、このシステム、現時点では撤廃されています。タイ入国に関しては頻繁に条件が変更されます。詳しくは各自でご確認くださいませ。

【補足①】タイでは全員マスクを着用していました!

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これ、旅するにあたって結構重要ポイントだと思ったので、ここで補足させていただきます。
 
ひとりっPが旅したGW時期、タイでは公共スペースでのマスクの着用が義務付けられていて、ほんとうに、マジで、みんなマスクをしていました。違反者には罰金が課されというのもあるとは思いますが、それよりも、「コロナにかかりたくない」という気持ちが強くてマスクをしている感じでしたね。きちっと隙間なく。不織布で。道行く人も、炎天下の屋台のおっちゃんも、屋台に行列しているお客も。びっくりしたのは、テレビのニュースキャスターもマスク着用で放送していたこと! 感心しかありません。ホテル内でももちろん義務づけられていたので(さすがにプールサイドでは、ホテルスタッフ以外は外していましたが)、朝食ビュッフェの際も、お客は、テーブルについているときは外していますが、立ち上がって食事を取りに行くときやトイレに行く際はきちんとマスクを着用。そう、日本のマスク事情とよく似ているんですよ。外国人観光客も、ひとりっPが見た限りでは着用していました。
 
この安心感! これ、大きかったと思います。なので、タイ旅行中は、ほんとうに安心して過ごせて、旅行先にタイを選んで正解だった!と思いながらのタイひとりっぷでした。
 
ただ、このマスク着用義務は6月24日に解除されました。いまのところ、大半のタイ人がマスクを着用し続けているそうですが、今後の着用率がどうなるのかは現時点ではわからないですね、、、。

【補足②】スワンナプーム空港→バンコク市内へのメータータクシーでの移動方法解説

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もうひとつ補足説明を。
 
タイ入国時は送迎車で移動しましたが、現在は各自自由に移動可能になっています。
 
ひとりっPがいつも利用するのは、メータータクシー(シェアライドカーのGrabもありますが、空港からだと値段がタクシーより高いことがほとんどなので、タクシー派です)。
 
滞在中にチェンマイに行き、再びスワンナプーム空港に戻ってきてバンコク市内へ移動した際にはメータータクシーを利用。現在もコロナ禍以前と同じように稼働していたので、ご報告&説明しますね。
 
まず、到着ホールから、“TAXI” の表記に従って外に出ます。ご覧のように、タッチパネル式のマシンと、付近にヘルプしてくれる係の人もいます。

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やり方はめっちゃ簡単。“Get Ticket” をタッチするだけ。3つありますが、中国語・英語・タイ語表記の違いだけです。
 
乗車整理券が発券されるので(※マシンから発券されるのはあくまで整理券です。乗車料金は下車時にドライバーに直接支払います)、それを持って、指定された番号のブースにいるタクシーに向かいます。駐車ブースの番号とタクシーのナンバーがプリントされているので、合っていることを確認の上、目的のホテル名を告げて乗車です。
 
有名なホテルならまず問題ないですが、念の為、タイ語で書かれたホテル名&住所を持っておくと確実です。
 
目的地まではメーター制です。メーター料金に、市内中心部まで高速を利用した場合は高速代(通常は料金所を2か所通過。25バーツ+50バーツ=計75バーツかかります)と、タクシーの空港乗入れ代50バーツをプラスして支払います。高速代はドライバーが立て替えて支払い、客は下車時にメーターにプラスして渡す場合と、客が都度ドライバーに渡して払ってもらう場合がありますね。
 
以前は、メーターを使いたがらず、「ホテルまで600バーツでどうだ?(※ちなみにメーター利用だと高速代・空港乗入れ代込みでもそこまではいきません。だいたい400バーツ前後)」と言われたり、メーターが初乗り時点で100バーツほど高くなっていたり(怒!)、といろいろ気が抜けないことがちょいちょいありました(どちらもひとりっPの実体験です)。が、最近はそういう悪質ドライバーはだいぶ減ってきた印象です。とはいえ、用心するに越したことはありません。ホテルに着くまでは決して気を抜かず、ご安全に!
  
その③【日本入国用PCR検査どうする!?編】へ続く
 

ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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