ビューティ・プロが白熱トーク！
ベストアワードに選ばれたコスメティックの顔ぶれから、今年の美白の傾向をビューティエディター陣が読み解く！
1 シャネル ル ブラン ユイル
「思わず手が伸びる使い心地。その重要性をしみじみ痛感」――横溝さん
「継続は力なりの美白において、毎日でも使いたくなる至高のオイルテクスチャーはかけがえのない財産！」。高濃度抽出したウメフラワーオイルが脂質による肌のバリア機能を強化。
2 エピステーム ホワイトフォトショット
「濃いシミに悩める人は絶対に使うべし！」――藤井さん
「美容クリニックの施術を徹底研究して生まれた処方に、キャッチーさと絶対的な自信を感じます」。光治療と同様のアプローチで、肌の色を左右する遺伝子の発現を抑制。
3 ONE BY KOSÉ メラノショット ホワイト
「シミの奥の未知の世界に踏み込む一本」――横溝さん
「日本で初めてシミ発生源の3D解析に成功し、その暴走を止めるというのはまさに次世代の美白ケア」。浸透のよい乳液状のテクスチャーも心地よいと評判に。
4 HAKU メラノフォーカスV
「血管へのアプローチで、スピーディに透明感UP」――藤井さん
「長年の血管研究でシミとの関係性を突き止めたのはさすがリーディングブランド。一晩で顔色が明るく」。過去の日焼けへの後悔を呼ぶ＂思い出ジミ＂を一掃。
5 ランコム レネルジー M FS セラム
「ハリと弾力もかなえて、白さがひときわ輝く！」――平さん
「いくら美白しても老化のサインがある限り真の透明感は生まれない……そんなジレンマを一本で解消」。独自のマッサージをあわせて行うことで、いっそう若々しい肌印象に。
今までの常識を超えた美白ケアで、ワンステージ上の白さを手に！
藤井 今年の美白ケア、スポッツものより全顔用の美容液が圧倒的に多いのは、透明感やパッと輝くような肌印象を重視する傾向の表れだよね。
横溝 メラノサイトへのアプローチが現時点では最高レベルに達したからか、多方向から美白を目指すアイテムが増えたのも興味深い。HAKU（4）はシミの奥に潜む異常な毛細血管ネットワークに働きかけるだなんて目からウロコ。
平 ONE BY KOSÉ（3）もメラニンを貯蔵する袋が黒く成熟しないとシミ化しないことを発見。この黒化の過程を止めて無色化するのに実績あるコウジ酸が有効とわかったのよね。
横溝 アイテムそのものが面白いのはシャネル（1）。オイルで美白!? って最初は驚いたけど、肌がふくふくになって白さの映える環境まで整えてくれるよう。
藤井 ダメージを受けた細胞を修復したり排出したりして肌本来の白さを取り戻すアプローチはすごく現代っぽいよね。
平 ひと昔前の美白って「もっともっと白く！」みたいなストイック系が多かったけど、今や自然で健やかな白肌を求める時代になったんだなと。美白とエイジングケアの両立もトレンドじゃない？
横溝 光老化した線維芽細胞が色素沈着を招く事実に着目し、その悪循環を断ち切ってシミのケアとハリ感アップを同時にかなえるランコム（5）とかね。美白もエイジングケアも続けないと意味がないから、一本で両方ケアできるのがいい。
藤井 シミにきくといえば、私はエピステームの美容液（2）を気に入っていて。美容医療発想から生まれた“塗るフォトフェイシャル”とでも呼びたい効果は、ぜひ体感してほしい！
平 毎日根気よく使っていれば「あのシミ、いつのまにかなくなった!?」なんてことも夢じゃない。この進化した美白ケアの積み重ねは必ず肌に表れますから！
横溝なおこさん 海で過ごした分だけ美白に情熱を燃やす、自称「焼かないサーファー」。
藤井優美さん 雪見だいふくのようにおいしそうな白肌の持ち主。日々の美白のたまもの。
平 輝乃さん 最小限の手間で最高の効果を感じられるズボラ美白の探求に余念がない。
