【風邪対策】鼻うがいって実際どうなの? 毎日私が実践している痛くないやり方 #深夜のこっそり話 #1828

長年風邪をひかない健康体だったのに、子供が保育園に通うようになってからはそんな自慢はいとも簡単に砕け散りました。治ったと思ったらもう次の風邪をもらってくる、そしてことごとくうつる。免疫力を上げることと風邪予防が、自分の中では目下の課題となりました。

風邪予防として取り入れているのが「鼻うがい」です。インド、スリランカの伝統療法「アーユルヴェーダ」がルーツと言われている鼻うがい。15年前にヨガを始めてからというもの、数年に一度のペースで個人的アーユルヴェーダブームを迎えてきました。朝一番は丁寧に沸かした白湯を飲んだり、ギーを作って料理に取り入れたり、アーユルヴェーダの食事法をゆるく実践してみたり……鼻うがいもその一つ。

ここ数年はコロナ禍を経て、ヨガをする人以外にも鼻うがいが広く認知されてきたように感じます。その方法や効果について紹介している記事もよく目にするようになりました。飽き性ゆえに三日坊主になりがちな私ですが、先月ひいた長引く風邪に懲りて最近は鼻うがいをまじめに実践しています。

痛くない鼻うがいの方法

鼻うがいに使う道具
ネティソルトの付属スプーンを無くしてしまい、無印良品の小さなスプーンを使っています。

鼻うがいをしたことのない方はまず「痛くないの?」と心配になることと思います。
大丈夫です! やり方を間違えなければ痛みは全然ありません。ここで私が辿り着いたベストな鼻うがいの方法をご紹介します。

①36〜38度の人肌程度のお湯100mlに0.9gの食塩を入れて溶かす
②頭を傾けて少し下を向き、口呼吸しながら、ネティポットの注水部分を上側の鼻に入れ、もう片方の鼻から洗浄液を出す。(洗浄液が口に流れる場合は、頭の傾きを調整)
③反対側の鼻でも繰り返す
④ティッシュでそっと優しく鼻をかむ

痛くならないコツは、お湯の温度と塩分濃度に注意すること。冷たすぎる水や逆にお湯の温度が高いと痛みを感じます。またちょうど良い塩分濃度でないと、あのプールで鼻に水が入った時のようなツーンと頭に響く痛みを感じることも。最初は塩と水の量をきちんと計り、目分量でもわかるようにベストな量を覚えてしまうのがおすすめです。

毎日の鼻うがいを快適にする、愛用アイテム

Himalayan Chandraのネティソルト 、MOTHERオリジナル シリコン製ネティポット
(左)ネティソルト¥726/Himalayan Chandra (右)MOTHERオリジナル シリコン製ネティポット¥4,950/MOTHER

毎日の鼻うがいに愛用しているアイテムがこちら。鼻うがい専用の洗浄剤として使っているHimalayan Chandra(ヒマラヤン・チャンドラ)のネティソルトは純度99.99%の塩化ナトリウムで、添加物・凝固剤不使用。お湯に簡単に溶けるので重宝していますが、もちろんスーパーで売っている食塩でもOKです。

MOTHER(マザー)のネティポットが便利!

注水部分を取り外せるマザーのネティポット

MOTHERオリジナル シリコン製ネティポットは、注水部分を取り外し、折り畳むことでコンパクトに収納できるのが高ポイント! 軽量なシリコン製なので、旅行などの持ち運びにも便利。

折りたためるマザーのネティポット
折り畳むとこのようにコンパクトに!

私が感じた鼻うがいの効果

マザーのシリコン製ネティポットとヒマラヤン・チャンドラのネティソルト

子供の頃からアレルギー性鼻炎&副鼻腔炎で、風邪をひくと毎回鼻の症状が長引いていました。鼻うがいを取り入れている時は、風邪をひいても鼻の症状が以前ほど気にならなくなりました(個人の感想です)。また鼻が詰まっている時や鼻水をかんでも出てこない場合も、鼻うがいの後は不快感を軽減することができます。私は朝一番に鼻うがいをしてから顔を洗うのですが、このルーティーンのおかげで頭までシャキッとするのも思わぬ利点でした。

帰宅後にうがいをするのと同様に鼻うがいをするとウイルスや花粉を洗い流してくれ、風邪予防や花粉症に効果的だそう。毎朝生理食塩水を準備するのが面倒!という方は市販品を使っても。

これから乾燥シーズン、風邪やインフルエンザウイルスが猛威をふるう季節がやってきますが、今年は毎日の鼻うがいで風邪をひかないのが目標です!

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エディターYOKOYAMA

カルチャー、SNS担当。今昔を問わず映画が好きで、休みの日はたいてい映画館にいます。ひとりっぷ®ビギナーです。

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