PART1 浅野美奈弥さん(ケータリング業・モデル)

Profile
あさの みなみ●約100平米の一戸建てで一人暮らし。近くにアトリエを借りて、仕出し弁当とケータリング業の「美菜屋」(https://www.minayainc.com/)を運営。ランニングを楽しむ女性限定サークル「GO GIRL」も主宰。

1 自宅のキッチン。「ここでは簡単な朝食と夕食を済ませます」。4人掛けのダイニングテーブルには常にカラフルな花を飾って。絵になる花器は、「笹塚『HANANONA』で購入」
2 「看板はコロナ禍でお弁当の注文が途絶えたときにスタッフみんなで手作りしました。お店の前に出して、手売りしたことも」

PART1 浅野美奈弥さん(ケータリングの画像_1

3 「時間に余裕がある日の朝食。欠かせないのは目玉焼きです。忙しい日はお味噌汁だけの日も」
4 捨てていた野菜の皮や鶏皮を活用して作る"アース弁"。フードロス削減のためときどき作るそう
5 魚醤「五島の醤」などこだわりの調味料を常備
6 アトリエで食べる、ある日のまかない。紫大根の皮の酢漬けをのせた野菜あんかけチャーハン

PART1 浅野美奈弥さん(ケータリングの画像_2

7 お弁当作りに欠かせない三種の神器。環境にやさしいファルカタ材のお弁当箱、「BIRDY」のキッチンタオル、「釜浅商店」の名前入りの牛刀とペティナイフ
8 「調理の際はエプロンよりも作業しやすい割烹着派」
9 愛用の調味料。ばら印の三温糖や「リケン」のこんぶだし、「ゴールデンマスタード」「さらさら仕立て 五島灘の塩」、オイルは味にクセのない米油を使用

食の力で心身健やか。前向きになれました。

ケータリング業を営む浅野さんの朝は早く、午前3時起床という日も。
「自宅では、朝食と軽めの夕食を取ります。昼食は近くのアトリエで、スタッフと一緒にまかないを食べることが多いですね」
販売するお弁当同様、心がけるのは彩りのよさと見た目の可愛さ。
「自然と栄養バランスが整うし、気分も上がります。10代から20代前半の私は、“絶対やせなきゃ”と食べないダイエットを繰り返し、不健康そのものでした。3年ほど前、このままではダメだと、食について一から学ぶことにしたんです。食に関する資格を取得したり、料理家の先生のアシスタントにも就きました。安心安全な食材や調味料を用いて自炊することで、私自身の心も体も安定。次第に“何事もやってみよう”と、行動的な性格になれた気がします。今は、自宅をアトリエとして改装し、料理教室を開催するのが目標です」。