ヘンリー王子一家、1年ほど前から“帰還計画”は始まっていた? 英再移住を示した“伏線” 7月の国王との再会でも計画は明かされず

王室離脱から約6年。ヘンリー王子(41)とメーガン妃(45)が二人の子どもを伴って英国帰還することが明らかになった。サプライズ発表として受け止められた一方で、ヘンリー王子は以前から英国の教育やコミュニティの価値について語っており、今回の決断を予感させる場面もあった。家族との絆を見つめ直すなかで選んだ、新たな一歩とは。

ヘンリー王子(41)とメーガン妃(45)が、長男アーチー王子(7)と長女リリベット王女(5)を伴い英国へ生活拠点を移すとの報道が世界を駆け巡るなか、ヘンリー王子は1年ほど前から「帰国を視野に入れていたのでは?」という噂が浮上している。

王室離脱から約6年。ヘンリー王子(41)とメーガン妃(45)が二人の子どもを伴って英国帰還することが明らかになった。サプライズ発表として受け止められた一方で、ヘンリー王子は以前から英国の教育やコミュニティの価値について語っており、今回の決断を予感させる場面もあった。家族との絆を見つめ直すなかで選んだ、新たな一歩とは。

ヘンリー王子(41)とメーガン妃(45)が、長男アーチー王子(7)と長女リリベット王女(5)を伴い英国へ生活拠点を移すとの報道が世界を駆け巡るなか、ヘンリー王子は1年ほど前から「帰国を視野に入れていたのでは?」という噂が浮上している。

「デヴィッド・フォスター財団」の創立40周年記念ガラに出席したヘンリー王子とメーガン妃

2026年8月7日(現地時間)、カナダ・ビクトリアで開催された「デヴィッド・フォスター財団」の創立40周年記念ガラに出席したヘンリー王子とメーガン妃 Photo:Getty Images

英国に再移住するニュースについて米ゴシップメディア『People』によると、ヘンリー王子夫妻は今月中にも英国へ移り住み、アーチー王子とリリベット王女は9月から現地の学校へ通う予定だという。新たな住まいは非公表ながら、王室所有ではない私邸とされている。英国に新たな拠点を構えるも、米カリフォルニアの自宅やポルトガルの別荘は維持する見通しだ。

また同メディアによれば、この決断は王室側にとっても突然の発表だったという。チャールズ国王(77)ですら移住計画を知らされたのは発表される数日前で、今年7月に再会した際も、具体的な計画は共有されなかったという。しかし振り返ってみると、その伏線は約1年前から随所に表れていたと見るメディアも。

2016年に撮影されたジョス・ストーンとヘンリー王子

ジョスとヘンリー王子。2016年撮影 Photo:Getty Images

米メディア『Page Six』が注目したのは、2025年9月にロンドンで開催された慈善団体「WellChild」のイベントでのやり取りだ。ヘンリー王子は、長年の友人である歌手のジョス・ストーン(39)と子育てについて語り合ったときに、英国の教育環境やコミュニティの重要性に強い関心を示していたという。イベント後ジョスは、「もしかしたらヘンリーは英国へ戻るかもしれないと思った」と振り返っている。

2026年4月に撮影されたヘンリー王子

2026年4月撮影 Photo:Getty Images

さらに近年の発言からも、ヘンリー王子の祖国への思いがうかがえる。2025年11月には英国の退役軍人文化や追悼の伝統について寄稿し、「英国は今も、そしてこれからも、私が誇りに思う国」と綴ったほか、2026年春にも英国社会について言及。公の場でたびたび英国との精神的なつながりを語っていた。

2026年7月に撮影されたチャールズ国王

2026年7月撮影 Photo:Getty Images

こうした背景のなか、今回の決断を後押ししたとみられているのが、今年7月に実現したチャールズ国王との再会だ。アーチー王子とリリベット王女にとっては、4年以上ぶりに祖父と過ごす機会となった。『People』によれば、チャールズ国王はヘンリー王子一家との時間が増えることを歓迎しているという。

ただし、英国へ拠点を移した後も、ヘンリー王子夫妻は非公務の王室メンバーとして活動する予定で、公務と民間活動を両立する“ハーフイン・ハーフアウト”の立場は認められないとされている。

2026年8月に撮影されたバーナム英首相

2026年8月に撮影されたバーナム英首相 Photo:Getty Images

一方で、ヘンリー王子一家の帰還をめぐっては、警備体制にも注目が集まっている。ヘンリー王子夫妻は2020年の王室離脱後に公的警護を失っており、ヘンリー王子は家族の安全確保を求めて英政府との法廷闘争を続けてきた。

そんななか、英国帰還や警護について問われたアンディ・バーナム英首相(56)は、「これはプライベートな問題」と述べたうえで、「彼らの新たな門出を応援している」とコメント。警備体制や費用負担については明言を避けた。

なお英紙『The Telegraph』によると、バーナム首相の発言は「警備について公に議論すべきではない」という趣旨であり、政府が警護の在り方や費用負担について判断を示したものではないという。

ウィリアム皇太子とヘンリー王子

二人が最後に対面したのは、故エリザベス女王(享年96)の国葬。2022年9月10日(現地時間)に撮影 Photo:Getty Images

そんな警備問題とともに関心を集めているのが、ヘンリー王子とウィリアム皇太子(44)との関係改善の行方だ。ヘンリー王子は回顧録『スペア』などで兄との確執を公にしてきたが、英紙『ガーディアン』によれば、兄弟の溝はいまなお埋まっていないという。さらに、一部の王室ウォッチャーの中では、英王室が将来的に「ウィリアム皇太子とヘンリー王子という二つの中心軸を持つのでは?」という可能性も指摘されている。

2018年のロイヤルウェディング、2020年の王室離脱、米カリフォルニアへの移住、そして家族との確執報道。注目を集め続けてきたヘンリー王子夫妻にとって、今回の英国再移住は離脱後最大の転機といえるだろう。子どもたちの教育環境を整え、家族とのつながりを深めるための選択ともみられるなか、この決断が英王室の今後にどのような影響をもたらすのか。6年ぶりの帰還が、新たな章の幕開けとなりそうだ。