タヒチはさすがフランスの海外県。じつはかなりのグルメアイランズなんですね。というわけで、タヒチで食い意地をサクレツさせたひとりっPが、全力でおすすめしたい、タヒチで食べるべきものをご紹介します!
間違いなくタヒチの筆頭マストメニューが、こちら、”ポワソンクリュ”。フレッシュマグロをマリネしてココナッツミルクで和えたもので、日本人の口には合うに決まってる、タヒチを代表するメニューです。高級レストランから軽食店まで、そこらじゅうに必ずあります。ひとりっPもタヒチに到着してまずオーダーしました。そして「う、うまい〜〜!! うますぎます〜〜!!」と速攻トリコに。かなーりあちこちで食べて、当たり前ですがポワソン・クリュにはいろんなバリエーションがあるとわかりました。
店によっていちばん違うのは、ココナッツミルクの濃さ! 濃厚な店や、あっさり控えめな店などいろいろ。こちらのポワソンクリュはココナツミルクがなんと別添えでした。好みの加減で食べられる仕様ってことですね。ちなみに、日本人にはポワソンクリュは生なだけになんとなく前菜的なイメージですが、タヒチではメインディッシュのようで、オーダーするとライスとセットで出てくることも多いです。
もうひとつのポイントは、一緒に和えられている野菜。キャベツ、にんじん、ピーマン、ねぎなどなど、お店によっていろいろです。それによって全体の風味も変わります。ぜひ食べ比べて、”ベスト・ポワソンクリュ”を見つけてみてください〜〜!
モーレア島の名産がシュリンプ。島内の清流を使って養殖しているんです。というわけで、タヒチのレストランではよく”モーレア・シュリンプ”と表記されたメニューを見かけます。地産地消メニューなので、ぜひトライを〜〜! こちらは、ご当地・モーレア島のレストランでオーダーしたシュリンプソテー。
もうひとつ、タヒチの名産が、”バニラ”。タヒチ産バニラは高品質なことで有名です。バニラと聞くとお菓子の香料のイメージですが、さすが産地。ここタヒチではお料理にもバニラを使うんです。こちらはボラボラ島で食べた”マヒマヒのソテー、バニラソース添え”。四角い小皿に入っているのがバニラソースです。甘くはなく、タルタルソースのようなマイルドな酸味のあるソースでした。そして、たしかにバニラの風味が。これが白身魚に合う!!んです。タヒチで”バニラメニュー”を見かけたら、ぜひに〜〜〜!!
ホテルの朝食ビュッフェにも、フレンチリゾートならではのメニューが。こちら、ヒルトン モーレアで食べたクレープとフレンチトースト!!
さすがタヒチ! フレッシュな自家製ココナッツジャムが。こちらはランギロアの星野リゾートの朝食ビュッフェにて。
このココナッツジャム、パンケーキにトッピングしてみたら、やはり美味〜〜〜〜!!でした。
タヒチで意外にもおすすめなのはビーフ。直行便のあるニュージーランド産のヘルシー&美味なビーフが食べられるんです。レストランのメニューで見かけたら、どこ産か聞いてみてください。ニュージーランド産ならマストトライ!! タヒチでは、ステーキもフレンチ流のことが多いんですが、こちらは『星野リゾート Kia Ora ランギロア』のディナーメニュー、”フィレステーキ シャンピニオンソース、ポテトグラタン添え”。柔らかくて、かつ、しつこくないフィレ肉にソースがナイスマッチング。ポテトグラタン(←ひとりっPの好物)もおいしい〜〜!! シェフはフランス人だそうで、なるほど〜〜〜!ナットク!
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。