ひとりっぷにおすすめホテル『マイタイ・ポリネシア・ボラボラ』(ボラボラ島)

島国につき多くのものを輸入に頼っていて、タヒチ産以外のものはその分高くなってしまうタヒチ(*フランスパン、パイナップルなどタヒチで作っているものは安いです!)。中でもボラボラは、離島につき輸送費がかかるためと思われるのですが、タヒチの中でも物価が高めです。そんなボラボラで、宿泊料金が比較的リーズナブルで、ひとりっぷステイにおすすめのホテルがこちら。

 

ボラボラ本島マティラ地区にある『マイタイ・ポリネシア・ボラボラ』です。このホテルがひとりっぷ向きな理由は、まず、立地。ボラボラ本島では唯一のビーチらしいビーチ、かつ超絶きれいという、ひとりっP激オシのマティラビーチまで徒歩5分なこと。ボラボラでいちばんにぎやかな町(といっても相当こぢんまりしていますが)ヴァイタペまで自転車でなら20分ほどで行けること。徒歩5分以内にミニスーパーも2軒あります。移動にタクシー代がかからない(ボラボラに公共バスはありません)この立地はかなりのアドバンテージです。

 

そしてホテルそのものが、ものすごーーくひとりっぷ向きなんですよ〜〜。全74室とこぢんまりしていて、ビーチ沿いに水上バンガロー&ビーチバンガローとレストラン、道路をはさんで山側にレセプションと2階建ての宿泊棟2棟があります。

 

敷地はわりとコンパクト。ホテル内に一歩足を踏み入れた途端、「あ。ここ、すごくいい!!!」と確信しました。ひとりでも居心地がむちゃくちゃいい。高級ではないけれど、だからといって安っぽくはなく、落ち着いたカジュアル感が漂っていて、アットホーム。なんだかものすごーーく安心できるんです。

 

こちらのホテルにステイするなら、おすすめは断然、2階建て宿泊棟の2階にあるラグーンビュールーム。

戸建のバンガローよりも料金がリーズナブルなだけではなく、山の斜面に建てられているので、ほんの2階でもテラスからのラグーンの眺めがすばらしい! 高層ホテルがいっさいないボラボラではこれはかなーり稀少価値高いです。

 

部屋は広々&2階なので明るいのもポイント。 水上バンガロー以外の戸建のバンガローは室内が暗めのことが多いんですが、この部屋は2階なこともあって、テラス側の窓から外光がたっぷり入ります。
 

小さいけれど、プライベートビーチが敷地内3パートに分かれてあります。その①がこちら。

 

その②。

 

その③。うち1カ所は、ビーチ入ってすぐの浅瀬に保護育成されている珊瑚エリアがあって、シュノーケルがちょっと楽しいです。ちなみに遠浅ではありません。

 

ビーチ沿いにあるレストラン『Haere Mai』も、お値段が比較的リーズナブル、かつ、おいしいので、おすすめ。こちら、タヒチ名物のポワソンクリュも安定の美味でした。

残念なのは、WiFiがロビーエリア以外では弱いことと、朝食ビュッフェの品数、内容がややイマイチなことでしょうか?  が、居心地の良さが、そのマイナスポイントを全然補ってくれるホテルです。

マイタイ・ポリネシア・ボラボラ
www.bora.hotelmaitai.com/?langid=4

ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。

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