イルカの棲む楽園、ランギロア環礁では、なんと陸地からもイルカを見ることができるスポットがあるんです。それがこちらの『ティプタパス』。
ランギロアは環礁の島で、いくつもの細長い島がネックレス状に連なっているんですが、空港のある島とすぐ隣の島との間の環礁内の内海と外海をつなぐ水路がティプタパスです。
この水路に、時間帯によってイルカの群れが現れてぴょんぴょんジャンプするんです。幅200mほどの狭い水路なので、陸地からも肉眼で見られます。ちなみにどういうときにイルカがやってくるのかというと、満潮から干潮へ移るときにティプタパスにはかなりの波が立つんですが、その波と遊ぶためと聞き、「さすがイルカちゃん!! 人間と遊ぶくらいだから、波とも遊んじゃうのかー!! 」と感動。で、水路に波が立つのはだいたい超早朝と夕方頃なので、イルカのジャンプが見られる確率が高いのは夕方なんですね。その時々のイルカジャンプタイムは滞在している宿に聞くと教えてくれます。ちなみにこちらの画像は自転車で日中に通りがかったときに撮影したものなんですが、日中も海が真っ青すぎて絶景です!
というわけで夕方5時ごろに改めて出かけたところ(滞在していた星野リゾートからは自転車で5分!)、すでにイルカウォッチングのみなさんが集まっています。どらどら〜〜、と海を見てみると、、、
い、いたーーーっ!! 跳ねてる〜〜〜〜!!! イルカちゃんが絵に描いたようにジャンプしてますーーーー!!!
ダブルでジャーーンプ!!
今度は逆方向に〜〜〜!!
見ていると、2〜3分に1回くらい跳ねてくれます。「こんな、陸地からイルカが見られるって、どんな楽園だーーー−!!!」。だんだん薄暗くなってくるのが、仕方ないとはいえ残念無念。
そしてじつは、このティプタパスに面した穴場絶景レストランがあるんです。それがこちら、ペンション『Les relais de Josefine』のレストラン。対岸のティプタ村とティプタパスを眺めながらのランチやコーヒーブレイクは最高〜〜!! もちろん、イルカタイムにはぴょんぴょん跳ねるイルカを眺められます!
ランギロアにお出かけの際は、このティプタパスはMUST GO!ですよ〜〜!!
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。