ランギロア島は小さな島なのにダイビングショップが7軒もあるという、ダイビングの聖地。実際、この島へ来たなら、ダイビングをしなくてはもったいなすぎる! 「ライセンスがないなら、ランギロアに来てからでもぜひ取ってください」← ひとりっPからの強力リコメンドです。この海はすごすぎる。「こんな感動に出会えるなんて、ダイビングやっててよかった〜〜!!!」とココロから思える海なんです。
なにがすごいって、こちら!!! なんと野生のイルカの群れとダイビングできるんですよーーーー!!! 「イルカはダイバーが出すエアの音が嫌いで、ダイバーには近寄ってこない」というのが定説で、私もずっとそう思っていました。シュノーケルでしかイルカとは泳げないんだよねーと。が、なあんとランギロアではかなりの確率でダイビング中にイルカに出会えるんです(イルカ狙いで潜った4回のうち3回会えました)。このときも、青すぎる海の中層に目を凝らしていると突然イルカの群れがーーー!! と思ったら、ぐんぐん近づいて来るではないですかーーー!!! か、か、感動〜〜〜!!!
しかも通り過がりのイルカご一行、ではなく、ダイバーと遊んでくれるんですーーー!!! 一旦通り過ぎたあとUターンしてきて、くるくると回転したり、ダイバーの周りを回ったり。か、か、かわいすぎるーーーー!!! 遊ぶというか、じゃれるというか、もしかして人間をからかってる!? 以前シュノーケル中にイルカに出会ったときに思ったんですが、イルカは人間と目が合うとあきらかに反応します。「目が合った」というのがはっきりわかります。まさにアイコンタクト! ランギロアのイルカたちも同じく、こちらと目が合うと反応していて、それだけでも感激! なのに、こんなに遊んでくれるなんて!!
まさにダイバーフレンドリー!! ランギロアのラグーンにいるこのイルカの群れは20数頭だそう。もう毎日でも会いたいよ〜〜イルカちゃーーーん! 日本ですっかりランギロアのイルカロス状態のひとりっPです。
もちろんランギロアの海はイルカだけじゃありません。とにかく魚影が濃い! こちらはカマスの群れ。まるで飛んでいるようで、見ているだけでキモチいい〜〜〜!
そして、じつはイルカと同じく毎回遭遇するのが、サメ! ホワイトチップ、ブラックチップ、シルバーチップ、と、サメのオンパレード。ダイビングポイント、ティプタパスにはなんと200頭(!!)ほどのサメがうようよ、というか、もはやうじゃうじゃ!! 大丈夫なの!?と思われた方。大丈夫です。イルカとは逆でまったく人間には興味がない風。 「ほかにいくらでも餌があるからね」とガイドに言われ納得。
こんなすごいダイビングスポットまで、ボートに乗ってたったの5分! というのがまたすごすぎます。
ほかにもナポレオンフィッシュや亀や、シーズンによってはハンマーヘッドシャークにも会えるというランギロア。ぜひぜひ海の中を体験してみてください。
ちなみに。というわけで旅行者のダイバー率が高いランギロア。ダイビングサービスが7軒あるとはいえ、直前だとフルブッキングで予約できないことも。おかげでダイビングサービスを転々としたのは私です。ランギロア行きを決めたなら、ダイビングをしたいなら、ライセンスを取りたいなら、なるはやの事前予約をおすすめします。
『星野リゾートKia Oraランギロア』内のダイビングサービスTOP DIVEには日本人スタッフもいます。
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。