「End of Beginning」が気づかせてくれた可能性を探究したい
趣味と見做すことで音楽を純粋に楽しむ
どこまでが趣味で、どこからが仕事なのか? ジョー・キーリーは目下、厄介な問いに直面している。彼は、社会現象と化したドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の主要キャラクターのひとり、スティーブ・ハリントン役で俳優として人気を博した。その一方、Djo(ジョー)名義で地道に音楽活動も行なっており、先頃TikTokを発信源に、シングル「End of Beginning」がロングヒットを記録。曲の中で若い頃の自分を懐かしむ姿が広く共感を呼び、再生回数は累計30億回を突破。シンガー・ソングライターとしての存在感を一気に強めた。そして昨年はアルバム『The Crux』を発表し、ワールド・ツアーを完走。これまで音楽を趣味と位置づけてきた彼も「さすがに趣味の域を超えつつあるのかも」と笑みを浮かべた。
1992年、マサチューセッツ州生まれ。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のほか映画『フリー・ガイ』などに出演。2019年にDjo名義のデビュー・アルバム『Twenty Twenty』を発表した。
『Decide』
6月初めに日本で正式に発売。20代の終わりに差し掛かっていたジョーが、身辺の変化への戸惑いや不安をエレクトロニックに寄ったサウンドで切り取った。
(Sony Music Labels./¥2,970)

