【ブシュロン】のジュエリー、「セルパンボエム」​​｜人生を彩る名品図鑑

1968年に一枚のデザイン画からその歴史が始まった、ブシュロンの「セルパンボエム」コレクション。パヴェダイヤモンドがセットされたドロップモチーフが、蛇の頭を表現するアイコニックなコレクションは、圧倒的な気品を醸す力強い世界観が魅力。古くから“幸運”の象徴ともされるスネークは、タリスマンモチーフとして知られ、身につけるだけで大胆なマインドをセットし、自信を授けてくれるジュエリーとしても人気を博してきた。

そんな「セルパンボエム」は、時代と共にバリエーションも進化。デザインの要でもあるドロップモチーフにセットされる素材の種類は現在、ダイヤモンドのほかにマザーオブパール、ロードライトガーネット、マラカイト、アクアプレーズ、ピンククォーツの計6種類。色とりどりの素材の中から、自分らしい一品をセレクトできる。

また、コレクションのアイテムは、リングからネックレス、イヤリング、ブレスレット、ヘアジュエリー、アンクレットまで豊富に展開。個性的なアイテムの数々が、「セルパンボエム」の魅惑の世界へと誘ってくれる。

ジュエリー職人たちが一つひとつ手仕事で、スネークのボディや鱗を表現したジュエリーを展開する、「セルパンボエム」コレクション。アートピースといっても過言ではないその精巧さは、まさにブシュロンのサヴォアフェール（匠の技）の象徴。丁寧に仕上げられたゴールドの立体感やテクスチャーに、職人たちの類稀な技を感じ取ることができる。

そんな「セルパンボエム」の芸術性を高めているのが、4つのデザインコードだ。ここからは、ブシュロンの圧倒的なクリエイティビティが表現された、各デザインコードの特徴を紐解いていこう。

１）ドロップモチーフ

「セルパンボエム」のシンボルともいえるドロップモチーフは、スネークヘッドの神秘的なフォルムを表現したもの。タイムレスな魅力を放つしずく型が、スタイリングにエレガントなエッセンスを添える。初期の作品ではパヴェダイヤモンドを敷き詰めたドロップモチーフにゴールドビーズの縁取りをあしらっていたが、その後、さまざまな素材やサイズが登場。バリエーションの幅を広げている。

２）ハニカム細工

ゴールドで仕立てられたドロップモチーフの土台の裏側には、ハニカムパターンの透かし彫りが施されている。この繊細なハニカム細工に光が透過することで、セッティングされたダイヤモンドやカラーストーンの輝きが一層増していく。

３）ゴールド彫刻

スネークのボディを思わせる精巧なゴールドの彫刻は、職人たちがハンマーや彫刻刀を使い、ミリ単位で調整しながら製作。ゴールドに命を吹き込むその緻密な作業は、熟練の職人だから成せるまさに神技だ。

４）ロープチェーン

1960年代から「セルパンボエム」の定番のデザインコードとして知られる、ロープチェーン。ネックレスのチェーンやリングのアーム部分に採用されており、従来のチェーンのデザインよりも直径が細く、繊細で複雑な金糸の編み込みに思わず目を見張る。

多彩な素材やアイテムが揃い、価格も手に取りやすい20万円台から用意している「セルパンボエム」コレクション。カジュアルからモード、エレガントまで、どんなファッションにも軽やかにマッチし、さらに精巧なクリエイションが叶える滑らかなつけ心地も人気を支えている。そんな魅惑の「セルパンボエム」コレクションの中から、注目のアイテムをSPURが厳選して紹介！

ファースト「セルパンボエム」として選ぶ人も多い、定番デザインのリング。華奢なツイストデザインのアームと繊細なゴールドビーズがダイヤモンドと煌めき合い、手もとを華やかに彩る。

薔薇のような色合いのロードライトガーネットを主役にしたエレガントなリングが、コーディネートに気品を授ける。神秘的なカラーリングに、思わず目を奪われるはず。

爽やかなアクアプレーズとホワイトゴールドで仕立てた、清涼感たっぷりのデザイン。軽やかな佇まいで、Tシャツなどのエッセンシャルなアイテムとも好相性。

ピンククオーツ×ダイヤモンド×ピンクゴールドのエレガントなコンビネーションにうっとり。大小複数のドロップモチーフを組み合わせたユニークなデザインで、存在感抜群。

クールにもエレガントにもつけこなせる、ホワイトゴールドにダイヤモンドをあしらった端正なペンダント。トレンドに左右されないモダンなデザインで、長く愛用できる。

ピンククオーツが胸もとで優しく煌めく可憐なペンダントは、お守りのように毎日身につけたい。チェーン部分に一粒ダイヤをあしらった、一捻りきいたデザインも魅力。

アクアプレーズとダイヤモンドのドロップモチーフを対に配して、カラーコントラストを際立たせた遊び心あふれるバングル。華奢なデザインで、重ねづけもしやすい。

2025年に誕生した注目の新作、セルパンボエム ヴィンテージ。ビーズ彫刻を施したリンクと、スネークのボディを思わせる彫金細工のリンク、そしてダイヤモンドのドロップモチーフから成るドラマティックなデザインで、顔周りが瞬時に華やぐ。

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「セルパンボエム」の定番のリングを2つ重ね合わせたミナ。素材・サイズ違いのリングをチョイスし、ドロップモチーフの向きも上下逆さにする上級テクニックを披露！

STYLE 2

新作、セルパンボエム ヴィンテージのアイテムも早速着用（写真1枚目・2枚目）。ジャケット＋カットソーというミニマルでかっちりとしたスタイリングに、芸術性の高いジュエリーが、グラマラスなアクセントを添えている。